【募集予定数に達しました。ご協力に心から感謝いたします】陸前高田市・栃ヶ沢ベース「屋根より高い鯉のぼりプロジェクト」使わない鯉のぼり・支援のお願い

陸前高田市の仮設商店街「栃ヶ沢ベース」の詳細情報はこちらです。

NetRICOH「みて！行って！東北を応援しよう！復興商店街ぐるっとガイド」より

震災前から陸前高田で営業していたおかしの「木村屋」、雑貨と地酒の「いわ井」、そばの老舗「やぶ屋」の三店が中心となって開業した「栃ヶ沢ベース」は2012年5月にフルオープン。お蕎麦を食べた後、雑貨の品定めをし、デザートを購入、そしてウッドデッキでひと休み、というのがここの定番コース。ほかにも音楽教室、歯科医、写真館、職業訓練施設も出店。全7店舗で陸前高田の復興の中心となることが期待されています。

それでは、栃ヶ沢ベース開業一周年記念事業実行委員長からの支援の要請を転載いたしましたのでぜひお読みのうえ、ご協力頂ければ幸いです。

「屋根より高い鯉のぼりプロジェクト」概要とお願い

私たちの住む岩手県陸前高田市は、先の東日本大震災でもっとも被害の大きかった地域です。
三陸海岸では珍しく広い平坦な地形で海・山・川が連なれる美しい風景が自慢の故郷でした。
市民の誰もが愛し７万本もの松林があった「名勝高田松原」。のどかな風景が気持ちを和ませる「気仙川のアユ釣り」そして、地域の人々が隣近所肩を寄り添いながら暮らしてきた街の風景。そのすべてが、あの津波によって一瞬のうちに消え去ってしまいました。
　失ったモノも、失ったヒトもあまりにも多く、人々はただ呆然と時を過ごしてきました。しかし、震災後２年が経ち、街にはやっと復興の音が聞こえるようになってきました。そして、近くの仮設グランドから聞こえる子供達の歓声も…。
今こそ私たちの街に「復興ののろしとなるもの」が必要ではないかと痛切に感じます。
　私たち「栃ヶ沢ベース商店街」は被災地でありながら、それを忘れさせるようなほっとする空間づくりを目指して、地域に貢献するということを最大のテーマとしてまいりました。
　そして、この５月に開業一周年を迎えるにあたり、もっと地域の人たちに希望と勇気を持って頂くイベントを。と考えたところ、「空高く泳ぐ鯉のぼり」が最もふさわしいという結論に達しました。
　幸い私たちの商店街は被災した平地と仮庁舎のある市役所の中間に位置し、そのどちらからも展望がよく、利用しやすいという立地条件にあります。

ここに沢山の鯉のぼりが泳ぐ姿を見て頂くこと「屋根より高い鯉のぼりプロジェクト」が、仮設住宅で暮らす人々、工事に関わる人々、そしてすぐ近くの仮設グランドで元気に走りまわる子供達に希望と勇気を与えると確信しております。
　その実現に向けて、ご協力賜ります様心から御願い申し上げます。

1 長さ50〜60mのロープ２本使用する予定ですのでそれに適した鯉のぼりの数を教えて頂きたい。
2 添付の写真をご覧頂いて最も効果的な鯉のぼりの設置をアドバイスして頂きたい。
3 当商店街は仮設の建物であり強度等にも不安があるのでそれらをふまえてのアドバイスをお願いしたい。
4 新品に限らず押し入れ等に眠っている鯉のぼりを利用させて頂きたい。
また、その際には鯉のぼりにメッセージ等書いて頂くとありがたいです。

今回の事業はあくまで一商店街としての要望でありそれを踏まえた上でのご支援をお願いしたいと思います。

発起人　岩手県陸前高田市　商業組合栃ヶ沢ベース　開業一周年記念事業実行委員長　　木村 昌之

協力者　子供たちに夢と希望とぬくもりを　大根コンプロプロジェクト代表　　　吉野　崇　　

「こいのぼりさ～ん」　～海風うけて一緒におよぎましょう～