- aikokogallery
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たぶん、これはぼくたちの墓なのだ。この物語は再生しない。廃墟は再生されない。物語は読者とともに地獄へ。救いはない。しかし、のろいではない。「おばけ」だ。このマンガには「おばけ」がいる。
2013-06-26 11:12:11ここに墓を建てるのはここの住人であり、すなわちこの村に残った者。一つは村長。そして、ねずみと音楽家。じゃあ、あとひとつは?・・・いっしょに物語の外へ飛ばされたはずの村長の墓がここにあるということは・・・・・・
2013-06-26 11:11:52よって、このマンガが最後に辿りつくのは「墓」であり「死」。「寂しさと厳しさをうけいれて 村長ははじめてくらやみ村の住人になった気がした」。ここにあらわれる四つの墓はいったい誰のものなんだろう。
2013-06-26 11:11:25これは次作の『youg,alive,in love』が「ひとつの出来事も見方によって様々に変わる」というテーマとはまったく逆。ここでは一つの事実を圧倒的に突きつける。何かが徹底的に終わっていくさまを見届けるしかない。だからその後に残るのは何かが徹底して終わってしまった世界だ。
2013-06-26 11:11:00「よそもののあんたが」というひとことで。村長と読者はともに物語の外へ吹き飛ばされてしまう。読者は村長といっしょに起こる悲劇をただただ無力に見守ることしかできない。
2013-06-26 11:10:29主人公に感情移入していっしょにページをめくっていく。しかし、物語も終盤になって明かされる事実。村長は「よそもの」だった。彼は村の内部に入ることはできなかった=マンガの中にぼくたちは入ってはいない。だから、どの村人たちに自分のイメージをあてはめてみても座りが悪いのはそのためだ。
2013-06-26 11:10:08『すべちょ』でもっとも衝撃的なのは。先生が村を出て行くときの「あんたがまちがえたんだ よそもののあんたが」というひとこと。読者は主人公である村長とともにくらやみ村の世界に入っていく。村長を村を代表する中心人物だと、物語の核心にいるキャラだと思って、
2013-06-26 11:09:27もっと単純で具体的な「鏡」。たとえば、テレビやPCやスマホの電源を切る、すると真っ暗になった画面には自分の顔が映っている。つまり、何かが終わってしまうときにあらわれる「黒」であり「鏡」。だからこの真っ黒な背景にはぼくたちの顔がのぞきこむようにして映りこんでいる。
2013-06-26 11:08:50前作の『I Care Because You Do』とは正反対だ。『I Care~』の背景の白さが、それぞれの「95」を映し出すための「スクリーン」なら。『すべちょ』の背景の黒さは「鏡」。でも、これは単に現代の社会状況を反映しているとか、あなたの心の中を映し出す、とかではなくて。
2013-06-26 11:08:42すべちょ展「DJまほうつかいと誰かさん」例えば水野祐さんとのトークはこんな感じでした。中身ありますね。濃い・・・(@nag_nayさん日記) http://t.co/AsGaqE3YfS
2013-06-25 11:34:09解説テキスト込みでまとめました!すべちょ展「誰かさん」とは何だったのか、聴いて読めばわかるはず。チェケら。DJまほうつかいのW&W vol.32(AIKOKOまとめII 誰かさんについて) https://t.co/aT6sDqNPN9
2013-06-25 11:24:36もはやbotの質問すらも来ないザ・インタビューズ、すべちょ展に関するアーカイブとして使っています。「まとめI 展示について」どうぞー http://t.co/DlNj7ACduh
2013-06-23 13:11:56@nika_inuo @aikokogallery 延長しませんでしたが・・・はい・・またなにかあるかも・・・ワタリウム寺山展もぜひ
2013-06-12 23:52:43すべちょ展とはこんな展示でした→RT @DBP65 DJまほうつかいのウィンドウアンドウインドウズvol.31 http://t.co/8wSzM5E67j on #SoundCloud
2013-06-12 20:02:58@junice31 はい、私もお客さまと西島さんにいっぱいやる気とパワーをもらいました!今だって、胸はって悩んでも良いんですよ~大学生なんだもの。ご来廊、どうもありがとうございました!
2013-06-12 19:58:23@aikokogallery すごく素敵な時間を頂いて、本当に感謝しきれない思いでいっぱいです!あの不思議な空間で、やる気とパワーをもらいました!西島先生を勝手に師匠と呼んでしまいましたが、原点はあの人にありますと胸をはって言えるよう、頑張ります!本当にありがとうございました!
2013-06-12 19:49:51西島先生のことは勝手に師匠だと思ってる、とひとしきり私にお礼を言ってお帰りねもと君。いつかリアル対面してそれ本人に伝えられる日がくると良いね。ありがとうございました!この思い出と共に、作品大事にしてねー
2013-06-12 19:17:53