Fracture toughness が高い方が強い装甲、という意味で理解しています。RT @dragoner_JP: クラック発生しないと意味ないんでね、的な理解ニダ。多かれ少なかれ脆い、と
2010-09-10 21:40:47強い装甲じゃなくて、装甲材の話をしているニダ。強い云々は一言も言ってないニダ RT: @obiekt_JP: Fracture toughness が高い方が強い装甲、という意味で理解しています。RT @dragoner_JP: クラック発生しないと意味ないんでね、的な理解ニダ。
2010-09-10 21:45:18うん、そんな程度の話でふ RT: @obiekt_JP: @dragoner_JP ええ、セラミック装甲材でも割れ易い、割れ難いという差がある話。
2010-09-10 21:51:12っということで、ちとTLを見てみた。何故に(今更)セラミックス?という思いも微妙になくはないのだけれども。とりあえずこれだけ。「現在の技術ではホットプレス法であっても完全なバルクは作れない」「特に融点が高く、単結晶状態の強度が高いセラミックス粉体からバルクを作るのは至難の技」と。
2010-09-10 22:02:45何故に日本においては、SiCを「耐食」「耐熱」「耐摩耗」用途としてお勧めしているのかも、前述の話から説明できます。
2010-09-10 22:05:26ついでにいうと、ガラスの折損状態からマクロ的脆性破壊モデルを構築したとされる、古典的な脆性物質の破壊モデルである、Griffisモデルにおいては「バルク中に含まれるマイクロクラック」「表面性状」「バルクの厚み」が圧縮強度ひいては靭性に大きく寄与すると言われます。
2010-09-10 22:08:32つまり、①内部のマイクロクラック数が少なく、かつマイクロクラックの長さ・開口が小さければ破壊し辛い、②表面が滑らかであれば表面クラックの開口に要するエネルギーが増え破壊しづらい、③厚みが無ければマイクロクラックの連結の自由度が減る(ちとざっくりな説明)ので破壊しづらい、てこと。
2010-09-10 22:11:48これをセラミックスバルクの製造に適用すると、①生産機械の発生圧力・温度及び型(グラファイト)の強度に応じた、セラミックス粉を用いる事、②セラミックス粉には出来る限り不純物を入れない(濡れ性改善以外に)、③セラミックス粉は粒径が揃い、かつ非常に緻密なものを用いる、
2010-09-10 22:14:10後、しいて言えば、⑤焼成後のセラミックスから拡散した型材(グラファイト)のある部分を除去、⑥表面性状を出来る限り滑らかに研磨する。までは入るか。
2010-09-10 22:16:32@obiekt_JP モノとしてはこれが近いですね、スペックをざっと見た限り。耐衝撃性を謳っているので装甲としても悪くないかと。http://www.covalent.co.jp/jpn/products/general/cerasic.html
2010-09-10 22:19:47因みに、何故にマトモな国ぢゃなければ高靭性セラミックスの大バルクが製造できないのかというと、①一次整形(粉体の圧縮)がいい加減だと型材に侵入され、その部分を除去するとちっちゃいのしか残らない、②厚いバルクを製造しようとすると中の部分の圧力が甘くなり大量のクラックを発生させる、
2010-09-10 22:20:16@obiekt_JP ただ破壊靱性は材料力学では定義しか習わなかったので、パッと数字を見て強いかどうかは分かりません。当方機械屋なのに申し訳ないですが。
2010-09-10 22:21:59@marman_band 生産機械に応じたSiCセラミック粉がない(若しくは逆にSiCセラミック粉にあった機械がない)ということですか
2010-09-10 22:23:16一般向け装甲材?RT @kamille_a: モノとしてはこれが近いですね、スペックをざっと見た限り。耐衝撃性を謳っているので装甲としても悪くないかと。http://bit.ly/bKPun5
2010-09-10 22:24:18@dragoner_JP 「現時点においては」とエクスキューズが付きますが、とりあえずはそんなトコ。でも、実際問題「品質のいいバルクが作れたとしても、SiCはイマイチな性能というか、ハンパで困るので、もう誰も顧みない」というのが正解かもね♬>SiCの是非に関して言えば。
2010-09-10 22:25:12