上条はるな街頭演説 クール党眼鏡派の上条はるなです。本日は皆さん、お集まりいただきありがとうございます。まずはじめに申し上げますと、私は伊達や酔狂で眼鏡を薦めているわけではありません。眼鏡は優れた視力矯正道具であり、正しいアイ・ケアの為に不可欠な存在です。 1/20
2013-04-28 17:29:59例えば、コンタクトレンズ。コンタクトレンズも視力を矯正する道具ですが、長時間着用したままだと網膜の酸素が不足し、眼を痛めるおそれがあります。またコンタクトレンズは、万一紛失してしまった場合に探しにくいというデメリットもあります。 2/20
2013-04-28 17:30:36レーシック手術は重篤な後遺症を発症するおそれがあり、実際に「手術後しばらくして突然視力が手術前より低下した」「光が異様にギラつくようになり眼の負担が増大した」など、様々な訴えがなされています。ですから皆さん、レーシック手術だけは絶対に行わないでください。 5/20
2013-04-28 17:31:47以上のように視力矯正、アイ・ケアには眼鏡が欠かせません。しかし世間の風潮として、どうも眼鏡に対する心象が必ずしも良くないように思われる。私は、これを懸念しております。 6/20
2013-04-28 17:32:04これは海外の話になりますが、ある国では眼鏡を掛けたキャラクターを放送コードで規制していると聞きます。何故か? 眼鏡が視力障害を想起させるからだそうです。ですから配慮として登場させない。 7/20
2013-04-28 17:32:20視力障害――まぁ一言に言いましても、単なる低視力、あるいは緑内障などの疾病と、いろいろあるでしょうが――先の規制はこれらが存在するという事実に眼を背け、視力健常者のみの社会を創り上げようという原理主義の現れに他なりません。 9/20
2013-04-28 17:33:11これだけではありません。先程コンタクトレンズについて触れましたが、このCMの中でも同様の表現が見られます。あるコンタクトレンズのCMの中で、眼鏡をはずした女優がこう言い放ちます。「本当の私、デビュー」と。 10/20
2013-04-28 17:33:34本当の私とは一体なんなのか? 眼鏡を掛けていた時は偽りの自分だったのか? 決してそうではないでしょう! これも同じく、視力障害に正面から向き合わない、おためごかしな姿勢が生み出したフレーズなのです。 11/20
2013-04-28 17:33:55それだけではなく、これらの差別的思考が正しいアイ・ケアを妨げ、結果多くの方々が視力低下、あるいはレーシックの後遺症に苦しんでおられる。それらは本来、眼鏡を使った正しいアイ・ケアをしていれば防げたはずのものなのです。 13/20
2013-04-28 17:34:31先日、第二回シンデレラガール選抜総選挙、これについて速報がありましたが、超党派で結成された眼鏡ドルの会所属アイドルの中で50位以内に入っていたのは、残念ながら私だけでした。これが世間の眼鏡ドル、ひいては眼鏡に対する厳しい評価の現れである そう、私は思っております。 15/20
2013-04-28 17:35:22結果的に眼鏡ドル全員の想いを受け継ぐことになり、責任の重大さをいたく感じております。しかし逆にこの逆境をバネにして眼鏡ストが一致団結すれば、上位入賞も決して不可能ではないと確信しております! 16/20
2013-04-28 17:35:41かつて――私も、一人の内気な少女でした。自分の眼鏡を自信を持てないでいました。しかしプロデューサー、同僚アイドル、ならびに事務所のスタッフに支えられながら、こうして一人の立派なアイドルとしてこの場に立たせていただいてます。 17/20
2013-04-28 17:36:01世の眼鏡っ娘・眼鏡男子の皆さん、どうか自分の眼鏡を恥じないでください。 メガネのままでもキレイになれる! メガネのままでもかわいくなれる! メガネのままでも恋愛できる! メガネのままが本当のアナタなんです! 私はアイドル生命を賭して皆さんにそう伝えます! 19/20
2013-04-28 17:36:50すべての人のアイ・ケア向上のために、そしてすべての眼鏡っ娘・眼鏡男子の地位向上のために。上条はるな、この上条はるなに清き、色眼鏡なき一票をよろしくお願いたします!! 20/20
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