「地域ケアをどう作るのかー デンマーク・ネストヴェズ市の取り組みから」

本田　宏 @honda_hiroshi

もう少しで開始です。今小金井駅。「地域ケアをどう作るのか-デンマーク・ネストヴェズ市の取り組みから」山路憲夫先生の第65回医療制度研究会講演会は済生会宇都宮病院で9月11日14時より予定。是非ご参加ください　http://www.iryoseido.com/

本田　宏 @honda_hiroshi

済生会宇都宮病院到着これから「地域ケアをどう作るのか-デンマーク・ネストヴェズ市の取り組みから」山路憲夫先生の講演会始まります。高齢者手術が増加し術後やご家族のケアの可能な範囲まで考えながら治療法の選択をする現場。大いに興味あります。ツイッターで出来る範囲実況します。

本田　宏 @honda_hiroshi

「地域ケアをどう作るのか-デンマーク・ネストヴェズ市の取り組みから」山路憲夫先生のレジュメ「なぜデンマーク・ネストヴェズ市なのか」とあり、同市が特別養護老人ホームをなくし、在宅、地域でケアしていく仕組みを確立させたからの由。「施設（病院）から在宅へ」を目指す日本の良いモデル

本田　宏 @honda_hiroshi

「地域ケアをどう作るのか-デンマーク・ネストヴェズ市の取り組みから」山路憲夫先生。デンマーク高齢者福祉の転換点「1978年プライエムの生活条件悪い」という新聞投書から。プライエムとは当時の特別養護老人ホームのこと。、

本田　宏 @honda_hiroshi

いよいよ開始！「地域ケアをどう作るのか」山路憲夫先生。演者プロフィール：元毎日新聞記者。社会保障分野を担当していた。現在白梅学園大学で社会保障を教えている。2002年に医療制度改革を阻むものは医師会であると書籍に書いたが、現在はより建設的なアプローチが必要と考えている。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏。1982年高齢者諮問委員会「高齢者サービスの在り方に関する報告」（アナセン方報告）高齢者福祉の三原則と七つのケアシステム。1継続性の原則、2自己決定の原則、3自己資源の活用・開発の原則（残存能力の活用）を骨子。24時間在宅ケアへ

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏：まずデンマークのDVD映写。認知症の高齢者が24時間、介護と医療の連携の下、プライエボーリと言われる施設で生活している。一方自宅で過ごしたい人にとっては、その想いを尊重して生活できるような24時間在宅ケアシステムができている。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏：デンマークは子供が自立し高齢者が単独で住むことが多いので介護体制を整備し、介護職員の教育にも力を入れている。社会全体の介護力を向上させようという視点で高齢者評議会を設置、介護現場をよりよくする体制作りに力を入れている。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏：ネストヴェズ市長は高齢者になっても困らない、ということを若い人に伝えることが重要だ、と。将来に対する不安感を取り除くという視点がかの地にはある。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏：ネストヴェズ市は評判が悪かったプライエム（特別養護老人ホーム）をやめて、プライエボーリ（介護付き高齢者住宅）へ移行した。現在では同市はこのサービスを広めるため、1週間の研修プログラムも作っている。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏：ネストヴェズ市のプライエム（特別養護老人ホーム）は部屋も広く、大変羨ましい環境だった。また高齢者の移動にリフト（福祉用具）を多用し、介護者の腰痛予防（働く人の労働条件を良くする）にも力を入れている。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」デンマークは家庭医制度、そこで必要があると認められた時にネストヴェズ市の病院に紹介、医療は無料。リハビリは保健センター等の介護現場が受け持つようになっている。平均在院日数は5-7日。医療は都道府県、介護は市町村がカバーするというイメージ

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏：デンマークの介護の特徴。できるだけ手を出さず「見守り」が基本。デンマークは公営住宅が多く、一人暮らし高齢者の家でも50㎡程度あり。デンマークの介護者はすべて公務員。22歳で月給18万円。これで十分暮らしていける社会。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏：福祉用具センターや食事配送センター（一食830円）が十分に整備されているのが印象的。その他若年者認知症センター等も整備。デンマークの介護者の夏休みは3週間。労働条件が完備している。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏：デンマークに行って「寝たきりの人がいないのですか？」と日本人は質問。デンマークでは寝たきりがいない、車椅子で移動。自立支援（北欧型）が中心となっている。これがデンマークの概要。さてここから何を私たちは学ぶべきか？。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏：幸福度調査08年米国ミシガン大学、1位デンマーク、43位日本。他の調査でもデンマークは上位、日本は下位。どこが異なるのだろうか？。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏。デンマークのシステムがよくなった基本：高齢者福祉の三原則と七つのケアシステム。1継続性の原則、2自己決定の原則、3自己資源の活用・開発の原則（残存能力の活用≒見守りの）。24時間在宅ケアへ。この原則が効いている。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏。高齢者福祉の三原則ができてから、国策として年間3000軒の高齢者住宅を建設。なぜできたのか。デンマークは面積が北海道くらい。高齢化率は日本より低い（日本22.0％、デンマーク15.6％：2008年）、ケア費デンマーク公費。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏。デンマーク別居多い（子供は良く親を訪れる）。高齢者住宅割合（デ：4.6％、日：0.4％）住宅政策デンマーク公営重視、日本持ち家。住宅政策と一体になった政策が進められている。デンマーク医師が家庭医、日本は専門医開業。アクセスは日本良

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏。医療のアクセスがデンマーク含めて北欧は日本より劣る。以前スウェーデン大使が同地で家族が病気になった時に治療に長期間待たされたため帰国して治療というエピソードあり。（→日本ではここの融通効くから有力者は医療体制整備に無関心？：涙）

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏。デンマークではお看取りに医師は関与しない。終末期医療に延命治療を希望する人はデンマークではいない。ここが日本とおおいに異なる。（最近仏も同様の流れに）現在日本は病院等医療施設で亡くなる人8割以上。デンマーク10％程度。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏。なぜデンマークではこのような社会が実現したのか。その理由は？。果たして日本人はこれだけお互いに負担できるのか？。理由、コミュニティ意識崩壊？、働き方の違い？、民主主義の成熟度？、財源と効率化？。北欧は「個」が確立した共同体。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏。デンマークでは投票率が90％を割ると大騒ぎ。日本の投票率は彼らから見れば驚き。デンマークは公務員が多いが日本のように非正規職員はいない。日本のような特殊法人の無駄使い等ない。ネストヴェズ市長給与1371万、東京国立市長1600万

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏。ネストヴェズ市議員給与132万、東京国立市議員865万。英国は議員無報酬。デンマーク市議は基本的にボランティアで夜間や年休使って議会開催。

本田　宏 @honda_hiroshi

「デンマーク・ネストヴェズ市の取り組み」山路氏。世界未曾有の高齢化社会向かえて日本はどうすべきか？、日本にとって最大の課題。医療介護の予算増は必至、人材も不足。高齢者医療と介護をセットで考えることが重要。生涯医療費2300万。70歳以上で半分使う。