弁護士がつぶやく 「NHK 追跡!AtoZ 「徹底検証 村木元局長裁判」」
急遽、帯広での「神保町フォーラム」に参加して、さっき帰ってきたので、NHKの「追跡A to Z」はまだ見ていません。NHKの担当者は私のところにも取材に来たので詳しく話をしてやったのですが・・・。今日は、さすがに疲れたので、明朝録画で見ます。@amneris84
2010-09-12 00:42:01おお心強い。時機を待ちましょう!RT @yjochi: ただ、冗談ではなく、本当の意味で、検察庁が根本から大改革を行うことになって、そのためにこの私を必要とするので来てくれ、ということになったら、それはそれで真剣に考えるでしょうね。可能性は極めて低いですが。
2010-09-12 00:43:10終戦時の鈴木首相は、大命降下の際、高齢を理由に固持したが、昭和天皇から、曲げて承知してもらいたい、と懇請され、拝命した。自分が公のために本当に必要とされているのであれば、私利私欲は捨てて考えなければならない。
2010-09-12 00:43:43今は必要とされていなくても、今後、時代がどう流れて行くかわからない。国家危急の時のため、今必要とされていなくても、遊ぶ惚けず地道に勉強しなければならないと自重自戒している。
2010-09-12 00:47:11NHKの「A to Z」見ました。唖然!というか、本当に残念です。昨夜のツイートでNHKの担当者が取材に来たので詳しく「話してやったのに」と書きました。決して「上から目線」ではなく、「良い番組になるよう私なりに精一杯協力したのに」という意味です(続く)@amneris84
2010-09-12 08:32:19@amneris84 (続き)日経BOなどにも書いた、村木事件での検察の捜査手法、取調べ、調書作成の手法が大阪地検だけの問題ではなく、特捜検察に共通する問題だということはNHKの担当者に詳しく話しました。彼らは良く理解してくれたようで、(続く)
2010-09-12 08:35:04@amneris84 (続き)「特捜検察の問題をこの際徹底的に明らかにしたいので、これからも協力をお願いします」と言って帰っていったので、私も、その後、可能な限り情報を提供したりしました。ところが、それ以降、NHK側からは何の連絡も来なくなりました(続く)
2010-09-12 08:44:30@amneris84大阪の民放3局の事前のインタビュー収録をしたのに、NHKは何も言ってこないので、どうしたのだろうと思っていました。昨日の番組を見てすべてがわかりました。要するに、「特捜検察の構造問題」という捉え方ではなく、「大阪特捜ずさん捜査」という捉え方をした上、(続く)
2010-09-12 08:47:50@amneris84 その問題を、特捜固有の問題ではなく一般事件の問題と同列に扱い、「最近の現場の検事が捜査の基本を身につけていない」という 問題に矮小化しているのです。警察送致事件と特捜事件とは捜査手法全く違うという点を無視しています。番組の中身にも問題が多々あります(続く)
2010-09-12 08:52:32続き)番組の中身の問題です。まず、「ストーリーの固定化」について、番組では「大阪地検は、当初凛の会側が証明書を単独で作成したとみていたが、倉澤氏の供述で村木氏の関与が浮かび上がった」としていますが、厚労省の公印が押された証明書を凛の会側だけで作成可能とは思わないでしょう(続く)
2010-09-12 09:07:43裁判所がお目こぼしをしてきたにすぎないのに、それを当然視してしまう悪弊。RT @motoken_tw: @sekio55 これほどバカな検事も珍しい。たとえ一人でもこんな検事がいるということが検察の劣化を示していると思われます。
2010-09-12 09:09:37(続き)東京地検の幹部の会議で指摘された「殺人事件で凶器を確認していない」などという問題は、事件決裁で指摘する問題として古くからあったもので、別に驚くようなことではありません。そういう話が、検察独自捜査という特捜検察で起きた村木事件の問題に関してなぜ出てくるのか不思議です(続く)
2010-09-12 09:16:44(続き)高井弁護士の指摘も、全体として「昔の特捜は的確な捜査をやっていたが、今の特捜の現場がずさん」という話ですが、ではどうすれば良かったのか、という点に関して、「国会議員を先に調べるべきだった」はないでしょう。村木氏の自白すら得られておらず証拠が固まっていないのに(続く)
2010-09-12 09:21:25(続き)総選挙前に「・・代議士聴取」などと報じられたりしたら大変なことになるのではないですか。「取調べメモを破棄したりしてはならない」と指摘していますが、破棄したのは証言した6人の検察官全員です。取調べメモに対する特捜検察としての方針がどうであったかの問題です(続く)
2010-09-12 09:27:04(続き)医療事故に関わった医師全員がカルテを破棄した、と言った場合に、「今後破棄しないようににしよう」で済むでしょうか。そもそも過去の特捜事件で公判に取調べメモが提出された例があったでしょうか。問題を現場レベルの問題に矮小化して本質から目を背けようとしているように思えます(続く)
2010-09-12 09:32:15(続き)こういう見方をするのは、大阪特捜の現場に対してあまりに非情です。特捜検察の構造的問題を指摘するはずだったのに、なぜこういう番組になってしまったのか、そちらの方の検証が必要だと思います。
2010-09-12 09:34:07@motoken_tw 元検、弁護士LS教員というバックグラウンドでまたとない機会なので、お聞きしたいのですが、今回の厚労省の件は1人の例外的にダメ検察官が独任制で迷走と考えるべきで、ダブルチェックないし、人事政策上も仕方ないという理解で良いのですかね。公判部は別れていたような
2010-09-12 09:42:55@ttakimoto 検事の経験年数、ポジション、警察の能力等にも影響されますので、あまり意味のある数字とは思えません。ただし、自分が被疑者や参考人を調べると警察の作った調書と違うところがある、というのは日常茶飯事的にありましたよ。
2010-09-12 10:07:24@ttakimoto 特捜部の捜査は組織捜査ですから、「1人の例外的なダメ検察官の迷走」とは言えないですが、「複数のダメ検察官の暴走」という評価は可能です。それを防止できなかったという意味では制度設計論と言えます(続く)
2010-09-12 10:55:56@motoken_tw @ttakimoto しかし、現状でも要所要所でまともな判断がなされていたら別の結果があり得た、とも言えます。
2010-09-12 10:56:34厚労省元局長の事件で、大阪地検が控訴する可能性は50パーセントくらいかな。
2010-09-12 11:01:40