メイド喫茶の誤解されたイメージ形成を考える

三沢文也 @tm2501

細かいメイド喫茶論はあとで書くとして、メイド喫茶の位置づけをどうするかという議論が行ったことのある人・知り合いの中で見地がある人がいるかどうかでおおきく異なる。確かにその議論があんまり大事にされない / “メイドカフェなぜ儲からな…” http://t.co/VUlRTm556u

三沢文也 @tm2501

僕に言わせてもらうと、「メイド喫茶」って「コミケ」と立ち位置としては似てると思ってます。中の人が目指しているのは「飲食店」だったり、「好きなものを発表する」だったり、ヨコシマなモノではないのに、報道や宣伝方法に失敗して、ヨコシマなモノ・人が横行して荒廃してしまってる点では同じかと

三沢文也 @tm2501

池袋で「某有名執事喫茶」やってた人に言わせてもらうと要するに「オタトークができて、オシャレな飲食（喫茶）店」というのが実態なのですが、僕みたいに行ったことのない人がアキバで美人（モドキ）がアレなティッシュ配りをしてるイメージから「飲食店より風俗店」のイメージなんだよなぁ…

三沢文也 @tm2501

それに、オタクというものをメディアが報じるときに「萌え（性的対象）」としてアニメ・マンガを説明するよりも、メイド喫茶を説明するほうがキャッチーだからそういうイメージが先行したところが強いと思う。どちらかというと普通の人とは逆で恋人は二次元に居て、友達が３次にいるのがオタなんだが…

三沢文也 @tm2501

加えて「飲食店じゃないメイド喫茶」が現れるのに、アキバという立地は非常に良かった。つまり、「ポルノ・性的対象としてのメイド喫茶」だけど…上野とか御徒町はどちらかというとそういうものが得意なんだ。「文化圏としてのアキバ」は神田の専門店街の空気と、上野の大人商売の空気の合の子だからね

三沢文也 @tm2501

メイド喫茶が不幸だったのはオタクに対する偏見が強く、報道する側が彼らの作った概念を正確に置き換えられない時期にできちゃった事。今なら「二次元に彼女、三次元に女友達」と言いたいときに「となりのやおいちゃん」と「煩悩寺」を読んでもらえば分かるけど当時の記者はメイドとキャバ嬢を混同した

三沢文也 @tm2501

僕個人の感覚で高齢者にメイド喫茶を説明するなら「君らが行きつけの小汚い居酒屋や病院にいくだろ？【メシ食いに行く】というのがついでで、井戸端会議・居酒屋談義を気兼ねなくするため毎日毎日汚い焼き鳥屋に行くだろ？それと一緒だよ」と言うし、中の人もその意識だが…イメージだけが一人歩きした

三沢文也 @tm2501

オタク文化ってその成り立ち調べていくと、割と普通の人の感覚と同じよ？「おたくのビデオ」という岡田斗司夫さんの作品の言葉を借りれば「毎日が文化祭みたいなところ」をいかにして作るかって話しかしてない。ただ、趣味が少数派で、見栄えが奇抜だから報道や偽物による誤解がひどいけど、割と普通

三沢文也 @tm2501

メイド喫茶論をもっと切り込んだ言い方をすれば、「面白いとは何か」の対立だね。キャッチーで刺激的な事だと思うから、目に見えるとこのサービスや宣伝・報道が行ってるけど、本当にメイド喫茶好きな人ほど「文化祭みたいな同人的なメイド喫茶」「飲食店として」の話の方が多いよ？さぁ、なんでだろ？

三沢文也 @tm2501

僕がこれ書いていてオタクの恋愛観が「二次元は嫁、三次元は女友達」と書いてき。２次元には有り余る愛情（抱き枕で悶えたり、誕生日ケーキ置いてみたり）しつつ、メイド喫茶みたいな場所ではフレンドリーで普通に楽しむようなオタクが両方いるけど、その両方がサービスとしてあるのは良いなぁ…。

三沢文也 @tm2501

最近でも、「萌え」を「かわいい」「欲情する」などと置き換える人がいるけど、あれってメイド喫茶だと「like」で良いと思う！「アゲアゲ」じゃなくて、「和気あいあい」的な。「桜が満開」だけが春じゃなくて、春物に袖を通すとか、新しいスーツや制服で歩いている人を出くわすとか…そういう感覚

三沢文也 @tm2501

少し前「萌えアニメの世界観に入って、（もぶでもいいから）主要キャラと絡んでみたい」と思いながら萌え・BLアニメ見てる人と話したけど、メイド・執事喫茶のサービスの本質ってそれなんだわ。（※亜種だけど、岡田斗司夫と働けるFREEexもその類）主従関係ではなくあのゆるふわの中に居たいと