unoさんの映画ツイート2011

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宇野維正 @uno_kore

「83冬」と「84夏」の間の断絶の話の続き。純の語りが、送るあてのない恵子ちゃんへの手紙から、よりテクニカルな純粋なモノローグへと変化しているというポイントも重要

2011-12-29 07:44:48
宇野維正 @uno_kore

家で夕飯の片付けの時とかによく冗談で言う「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」。いつか飲食店でも言ってみたいんだけど、今の東京の飲食店の上っ面だけはいい接客レベルだと、なかなかその機会がない……

2011-12-29 07:18:01
宇野維正 @uno_kore

純と同世代ということもあって後者(成長物語)へ入れ込むのは当時から容易だったが、今はむしろ前者(共同体への哀愁)の方が沁みてくる

2011-12-29 07:14:12
宇野維正 @uno_kore

BSで連夜放送中の「北の国からSP」。オリジナル24話から改めて続けて見ると、日本旧来の共同体の物語から純の成長物語への断絶は、24話とSP第一弾「83冬」にあるのではなく、時間があいた「84夏」と「87初恋」にあるのでもなく、「83冬」と「84夏」にあるのだとよくわかる

2011-12-29 07:09:05
宇野維正 @uno_kore

というわけで3本完走。さすがに疲れた

2011-12-22 20:16:30
宇野維正 @uno_kore

「セイジ 陸の魚」。ただただ拙い。9年前の「カクト」よりさらに拙くなってるって、どういうこと?

2011-12-22 20:13:33
宇野維正 @uno_kore

ポランスキー、97分の一筆書き!「おとなのけんか」おもしろい! 日本のすべての脚本家が歯軋りして悔しがりそうな超シンプルで安上がりなホン。でも、日本にはクリストフ・ヴァルツのような役者はいない

2011-12-22 20:02:36
宇野維正 @uno_kore

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」。911を扱った有名原作ものだけど、これもタンタン、ヒューゴ系の少年と老人の宝探しもの。悪くないけど、5年前に映画化すべき題材か

2011-12-22 17:34:31
宇野維正 @uno_kore

今日は2月18日公開作品の試写を3連ちゃんで。「ものすごくうるさくてありえないほど近い」→「おとなのけんか」→「セイジ 陸の魚」。果たして完走できるか?

2011-12-22 11:23:22
宇野維正 @uno_kore

そういえば、みなさん絶賛の「ヒューゴ」はあんまりノレなかった。ていうか、話の構造が「タンタン」そっくり。「タンタン」コケちゃったなぁ。今年1年、オフィシャル仕事全部引き受けた「タンタン」に捧げたようなものだったのに……

2011-12-16 19:18:30
宇野維正 @uno_kore

その前に観た「ヤング・アダルト」。主役はシャーリーズ・セロン、というよりもティーンエイジ・ファンクラブ「コンセプト」。1曲(しかもよりによってこの曲か!)で映画一本作っちゃったのは今のところ長編3本(今回で4本目)打率10割のジェイソン・ライトマン。やっぱり巧いね!

2011-12-16 19:16:20
宇野維正 @uno_kore

昨日飲んだ店で隣の隣の席に大学時代の同級生らしきグループと一緒に優木まおみがいて、その異次元のかわいさについて妻に熱弁してたら、いかに優木まおみがビッチかについていろんなエピソードを聞かされた。ふん! 知るか!

2011-12-14 12:45:37
宇野維正 @uno_kore

昨夜完成披露試写で観た作品の残像がまだ頭の中に。すっげえ映画だった。作品名はまだ言っちゃダメなんだと。有楽町のど真ん中での試写で、その場にポスターまで貼ってるのに、変なの。でも、おかげで息子から感染ったマイコプラズマがようやく治りつつある。いい映画観ると治るんだよな

2011-12-07 12:56:56
宇野維正 @uno_kore

試写ハシゴ。続いてミッション・インポッシブル・ゴースト・プロトコル。ピクサー出身ブラッド・バードは適任かと思ったものの、最初の1時間で力尽きたか。後半はヒドい。後を継がせるはずのジェレミー・レナーを容赦なく食いまくるトム。このシリーズを007のように成長させるのはインポッシブルか

2011-12-01 00:39:01
宇野維正 @uno_kore

J.エドガー。胸くそ悪い奴を胸くそ悪く描いた作品という点で似た題材のフロスト×ニクソンには及ばず。ロン・ハワードの方が上という意味ではなく、脚本の問題(ピーター・モーガンとダスティン・ランス・ブラックじゃ格が違う)。イーストウッドでここまでノレなかったのはチェンジリング以来だ

2011-12-01 00:31:55
宇野維正 @uno_kore

サウダーヂようやく観た。2時間47分、あっという間。純粋にエンターテイメントのレベルとして、日本映画の枠を完全に超越してた。理由は近年の日本映画界には類を見ない監督のぶっちぎりの頭の良さと非オタク性にあると思った。同じ回に黒沢清が観に来てた(何度も来てそう)のが残酷にして象徴的

2011-11-18 00:00:58
宇野維正 @uno_kore

それにしても、どうやったら、ロックやポップを登場人物の心情説明のために作中でたれ流すことの映画リテラシーの低さに自覚的じゃないまま映画の監督をしようと思えるのか、不思議でならない。しかも、これは外国映画/日本映画の格差問題でもないだけに根が深い

2011-11-05 14:09:05
宇野維正 @uno_kore

でも、こういう音楽の使い方をする監督に限って、レディオヘッドが好きだったりするというのも事実。中島哲也とかね

2011-11-05 13:51:46
宇野維正 @uno_kore

映画会社から送られてくるDVDをまとめ見。「灼熱の魂」「50/50」、続けてみた作品、どちらも一番シリアスな場面で流れるレディオヘッド。こういうの、死ぬほどダサくないすか? レディオヘッドがどうこうっていうんじゃなくて、こういう音楽の使い方そのものが

2011-11-05 13:48:12
宇野維正 @uno_kore

ドキュメント風のウィルス・スリラー「コンテイジョン」。なるほど、ソダーバーグ・スタイルはこういう作品でピークを刻むのか。ファーストカットからラストカットまで完璧。撮影も脚本も音楽も完璧。2011年を代表するに相応しい傑作。個人的にも今のところ今年ナンバーワン。

2011-09-29 23:05:12
宇野維正 @uno_kore

うーむ。小沢さん?くん?も歳とったなぁ、というのが素直な感想。 http://t.co/EPnB7LB カバー曲って、元のアーティストに思い入れがある場合、好き嫌い以前に、どんな気持ちで聴いたらいいのかまったくわからんものなんだよな。作り手と聴き手の気持ちが違うのは当然だけど。

2011-09-08 01:27:39
宇野維正 @uno_kore

今チラシやプレスの原稿を作ってるアンドリュー・ニコル(「ガタカ」監督「トゥルーマン・ショー」脚本)の近未来スリラー「In Time」の設定とストーリーの巧みさに感嘆。これぞSF的想像力。完成品はまだ観れない。10月末米公開。日本は来年。 http://t.co/tjSHV5T

2011-09-05 01:45:22
宇野維正 @uno_kore

頭のおかしいヤクザやチンピラがいっぱい出てきてワイワイ。アクションシーンの変なストップモーション。それを嬉々として演じる役者たち。もう、どうしようもなく古いし、そもそも90年代からこういうの大嫌いだった。「スマグラー」、原作は悪くないんだけどな。とにかく日本映画は満島に頼りすぎ。

2011-09-02 18:39:36
宇野維正 @uno_kore

サトエリ娘の「よっしゃ!いくぞ!」→ラストの満島「よっしゃ!いくぞ!」の流れ、神がかってた。あれだけ大好きだったお兄ちゃんを「掃除」してしまおうという決意。しかし田中圭は最後まで本筋に絡んでこないのか?キーパーソンだと予想してたのだが。

2011-09-01 23:50:38
宇野維正 @uno_kore

@arakingshinji 最近のプリクエルは多かれ少なかれパラレル要素はあるよ。一番鮮やかだったのはJJのスタートレックじゃない? 猿の惑星はそれなりにオリジナル回収してるけど、また絶対プリクエルの続編あるだろうから、オリジナルから離れていく予感。

2011-08-23 16:03:40