さてこの時間になってようやって寝るのだが、ひとつ。⁰⁰最近自分でもびっくりするほど繰り返し聴いているDaft Punkの「Get Lucky」について。⁰
2013-05-05 07:48:14テクノというジャンルで最早最高の「メーク・マニ・マニ」なブームである"エレクトロ(もしくはEDM)"のルーツを作ったと言っても過言ではない彼らが発表する新譜がこれまたビックリするくらい現在のエレクトロニック・ミュージックから距離を置くような70〜80'sフレーバー溢れる(続く)
2013-05-05 07:49:01いわゆるディスコ、ソウル・ミュージックだったという事実は、実はかなり今後の音楽シーンに影響を与えるんじゃないかな、と勝手に思ったりしている。(続
2013-05-05 07:49:21てか実際のところ彼らのルーツはいつだって70〜80'sの音楽をリスペクトしたものだったけど、しっかり最先端であった"AUTO-TUNE"(ロボット声)や"SIDE CHAIN COMP"(基本キック・ドラムの音圧でシンセやベースの音量を変える)という音楽編集技術を巧みに使い、(続
2013-05-05 07:50:03その時代その時代にしっかり新しい「音」を提示していた。言葉を変えると、その技術を使って華麗に"マスキング"してきたとも言える。(続
2013-05-05 07:50:18ただ、あれだけ「サンプリング」や「ロボット」などといった偽名性の象徴を押し出して活動してきた彼らが、あそこまでレイドバックしたレコーディング・スタイルと、生々しく有機的で"全然機械的でない"トラックを自らのリード・シングルとしてプロモーションしているのだから、(続
2013-05-05 07:50:43それなりに何かしらの覚悟を背負って今回のシングルをリリースしたんじゃないかと考えざる終えない。⁰(続
2013-05-05 07:50:53そこに感じるのは、今の音楽シーンが絶望的なくらい説得力を持たない危機的な状況であることを彼らが感じ、そしてそれをどうにかして変えていきたいと願う、強い意志みたいなものを勝手に感じてしまうのです。(続
2013-05-05 07:51:08今音楽に必要なのはクリアでギラギラし、ツマミをほんの少し上げるだけで大きく隅々まで聴けてしまう"コンプレッサー過剰で歪みまくった音楽"より、確固とした「夢のあるテーゼ」を感じるような音楽のほうが今の世界にはよりリアルに響くのではないのかい?といったメッセージを、(続
2013-05-05 07:51:32僕らの時代にはもうこの先全ての人たちにとっての"アンセム"なんてものは、もう一生無いのかもしれない。マイケル・ジャクソンの"Thriller"や、ビートルズの"Yesterday"、エルビス・プレスリーの"Love Me Tender"などなど、、、(続
2013-05-05 07:52:07でも、なんの根拠も確証も無いのだけど、もしかしたらビートルズが「Let It Be」をリリースした時って、もしかしたらこんな感じだったりするのかなって勝手に想像してみたりして。(続
2013-05-05 07:52:31この先の未来を夢想するきっかけに、この「Get Lucky」があったら良いのになあって、勝手に思ってしまうのです。すんません、長文失礼しました。(終 ⁰⁰http://t.co/at0dorfzV2
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