【脱原発へ舵を切る】

宗教学者 島薗進氏の連続ツイートをまとめました。 「生長の家」本部講師が書いた文章を紹介し、神道系宗教が脱原発に取り組む姿勢の例を示しています。
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島薗進 @Shimazono

1【脱原発へ舵を切る】神道系で脱原発を掲げる教団の一例は生長の家。月刊誌『いのちの環』 25号(2012年4月号)は「脱原発へ舵を切る」を特集。http://t.co/hxOVHOOovF 主旨文「東日本大震災による福島第一原発事故から一年。いまだ放射能汚染が懸念されるなか」

2013-05-13 10:12:54

いのちの環 No.25

島薗進 @Shimazono

2【脱原発へ舵を切る】『いのちの環』 12年4月号「原発の抱える多くの問題が浮き彫りになってきています。経済的豊かさの みを追い求めてきた生活から脱却し、再生可能なエネルギーの利用を中心とした、自然と共生する社会システムの実現に向けて、いまこそ、“脱原発”へと舵を 切るときです」

2013-05-13 10:13:39
島薗進 @Shimazono

3【脱原発へ舵を切る】生長の家『いのちの環』 12年4月 http://t.co/hxOVHOOovF 山岡睦治氏(生長の家本部講師)「地球環境を汚染する原発依存から脱すべし」は論じる。「生長の家では、人間の欲望を優先させ、エネルギー源を原子力や化石燃料に」

2013-05-13 10:13:53
島薗進 @Shimazono

4【脱原発へ舵を切る】生長の家『いのちの環』 12年4月「求め、自然を破壊し、奪うことで経済を発展してきた“地下資源文明”から、人間の欲望を抑え、再生可能な自然エネルギーを利用し、自然と人間が調和した新たな“地上資源文明”への転換を今こそ図る時であると考えています。」

2013-05-13 10:14:11
島薗進 @Shimazono

5【脱原発へ舵を切る】生長の家『いのちの環』 12年4月田中道浩氏(生長の家青森教区教化部長)「青森県で原発について考える」「原発を受け入れた地域には、電源三法等により多額の交付金が下り、青森県でも、核燃税などが大きな収入となっています」「青森県とは対照的に、大間原発から」

2013-05-13 10:14:25
島薗進 @Shimazono

6【脱原発へ舵を切る】生長の家『いのちの環』 12年「津軽海峡を挟んで最短で23キロしか離れていない函館市では、原発からは何の利益も受けず、リスクしか負わないた、え。原発に反対しています」「そして、この原発の問題は、実は私たちの生き方の問題なのだと思います」「豊かで快適な生活を」

2013-05-13 10:15:26
島薗進 @Shimazono

7【脱原発へ舵を切る】生長の家『いのちの環』 12年4月「送るために、他の誰かや、他の生命を犠牲にするような生き方、未来世代の安全を奪うような生き方ではなく、今の生活が多少不便になっても、エネルギーの削減に努め、既に与えられている神の恵みに気づき、感謝する生き方に変えていく」

2013-05-13 10:15:44
島薗進 @Shimazono

8【脱原発へ舵を切る】生長の家『いのちの環』 12年4月「時なのだと思います。次世代にこの豊かな自然を残していくために……」。また、八島和子氏(福島市民)「脱原発は福島県民の願い」は言う。「福島県民は今も放射能と隣り合わせの生活を送っています。その影響は健康への不安ばかりでなく」

2013-05-13 10:16:02
島薗進 @Shimazono

9【脱原発へ舵を切る】生長の家『いのちの環』 12年4月 http://t.co/hxOVHOOovF 「放射能汚染による農林水産業の被害、観光業の打撃、製造業の風評被害までの多岐に及んでいます。福島県民は一日も早く事故が終息し、脱原発を実現してもらいたいと願っています。」

2013-05-13 10:16:20
島薗進 @Shimazono

10【脱原発へ舵を切る】生長の家『いのちの環』 12年4月。仏教系の教団からの脱原発と重なる点が多いが、自然環境の保全の重要性を強調したエコロジー的な視点が前面に出ているのは神道系の宗教教団らしい特徴。同じ号には、「三十年間、毎朝神社清掃を行う」という記事もある。

2013-05-13 10:16:35