アイドルが語る! ニッポンの性教育について。

新人アイドル西田藍さんが、日本の性教育についてtweetしてらしたのでまとめてみました。
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西田藍 @iCharlotteblue

さーて私は朝っぱらから「NNNドキュメント〜ニッポンの性教育〜」を見てますよっと。

2013-05-13 10:43:29
西田藍 @iCharlotteblue

番組見ています。そもそも婚前交渉に否定的な山谷えり子議員。その思想が、正しい正しくないじゃなくて、(私は自由だと思う。貞操を守る自由、婚前交渉をしない自由も)情報すら与えないなんて、子供は自分を守ることもできないよ。

2013-05-13 10:58:57
西田藍 @iCharlotteblue

CAPという取り組みをご存知ですか?子どもへの暴力防止のプログラムです。子どもが子ども自身を暴力から守るためのプログラム。性の正しい情報も同じように、自分を守るために必要不可欠な知識ではないでしょうか。

2013-05-13 11:06:44
西田藍 @iCharlotteblue

「リスクを教えることは、方法を教えることではない。正しいことを教えれば、子どもだって理解する能力がある。」

2013-05-13 11:34:27
西田藍 @iCharlotteblue

ピルへの批判。避妊法を教えることによって、安易なセックスに走るという考え方は、裏を返せば、妊娠するかもしれないという恐怖で女性の貞操を保たせようとしているわけで、それはFGM(女性器切除)と同じ発想ではないかな。女性は悪魔と通じる存在ではない。

2013-05-13 12:14:25
西田藍 @iCharlotteblue

あくまでフィクション、ポルノとして作られた性のイメージ、情報は求めずとも入ってくる。保護者がいくら気をつけようとも無菌状態で育てるのはほぼ不可能。痴漢やつきまとい、声かけといった性被害から、性に触れた不幸な子ども、大人になって知り、更に傷を深めた人。それはごく一部の存在ではない。

2013-05-13 12:18:49
西田藍 @iCharlotteblue

小泉首相の「知らないうちに自然にひと通り覚えてしまうんですね」という発言。ポルノと現実を混同したことから起こる暴力もある。暴力だとは思わずひたすら耐える人もいる。正しい知識は、力になると思う。そして、自分と他者を尊重すること。

2013-05-13 12:22:00
西田藍 @iCharlotteblue

三重県の中学校。「今日は最初から最後までセックスの話です」笑う生徒たち。しかし望まない妊娠をきっかけに起きた事件の話から、生徒の顔は変わっていく。性感染症、避妊、子宮頸がん、デートDV。打ち合わせの時は曇りがちだった教師の顔も講座後笑顔になっていた。子どもたちの感想が全てだと。

2013-05-13 12:28:01
西田藍 @iCharlotteblue

秋田県でも、医師による性教育講座が年間60の中学校・高校で行われている。かつて全国平均を大きく上回っていた10代の人口妊娠中絶率が、講座を始めてから低下し、今では大きく下回っている。「正しい知識を持っておくことは決して悪いことではない」と講師を務めている高橋氏。

2013-05-13 12:30:44
西田藍 @iCharlotteblue

さてバッシングの根拠は。思想は。

2013-05-13 12:36:18
西田藍 @iCharlotteblue

今回、川村医師の講座を行った三重県いなべ市でも以前、性教育バッシングがあり、教師たちには不安があったという。学校は弱い立場だと。どういう方から批判があるのかという質問には、「たとえば、偏った教育をしているのではないかと言われる方々」と言葉を濁していたが…

2013-05-13 12:38:12
西田藍 @iCharlotteblue

ピルや子宮頸がんワクチンへの忌諱意識はどこからくるのであろうか。女性の性/女性器を悪魔的なものとし、性感染症や望まない妊娠、がんを「望ましくない」女性への制裁と捉えているように感じる。

2013-05-13 12:43:07
西田藍 @iCharlotteblue

妊娠出産のコラムや雑誌を読むと、まだ女性は自然カテゴリに分類されていて、この時代でもまだまだ子宮は呪術的なものなのだと感じる。ピルや子宮頸がんワクチンを正しい知識もないままに恐れる意識も、そこから来ているのかもしれない。

2013-05-13 12:46:44
西田藍 @iCharlotteblue

命の尊さという言葉についてしまったお花畑なイメージ。その言葉と性交渉を結びつけることに嫌悪感を覚える人の気持ちはわからなくもない。虫や花をみて命は尊いなと思えば「正しく」育つのか。純潔教育で何が起こったか。あるべき正しさへの執着から虐待や性暴力が今よりも看過されていた時代を思う。

2013-05-13 13:25:40