慰安婦問題、風俗業をめぐる橋下氏の発言のまとめ
《2.本当に従軍慰安婦問題をネタに、霊感商法を行っている統一教会
TBS「報道特集」 2006年6月11日(日)放送分を抜粋・テキスト化
◆再燃!統一教会による被害
韓国インチョン国際空港。
3月半ば、日本人観光客も多いこの空港に、ある日本人の集団が到着した。
女性スタッフ「人数確認いたしますので横4列縦に並んでみてください」
スタッフの指示に誰もが大人しく従っている。
看板には日本人にはあまり馴染みのない『清平(チョンピョン)』という地名が書かれている。
集団が動き出した。小さな子供のいる家族連れからお年寄りまで様々な年齢層の人がいる。次々とバスに乗り込んだ。
その後も日本人の集団は続々と現れ、確認できただけでも10台近いバスが空港を後にした。
一体、このバスはどこに向かうのか?私たち取材班は後を追った。
バスの行き先は『天宙清平修練苑』と書かれている。バスを追ってダム湖沿いの道を進む。
空港を出てから2時間あまり、山の中に突然、巨大な施設がいくつも現れた。
山の頂近くに変わった形の建物もある。一体、これは何の施設なのか?
実はここは、世界基督教統一神霊教会の教祖、文鮮明氏が地上天国を創造するとしている場所だ。
統一教会は先祖の供養に必要だとして高額な物品を買わせる、いわゆる「霊感商法」で社会問題を起こした団体だ。
1992年に行われた「合同結婚式」に芸能人や元スポーツ選手が参加したことでも注目を集めた。
バスに乗っていたのは日本からやってきた統一教会の信者と、その家族である。
タクシーで来た人もいるようだ。ここで今、何が行われるのか?
じつは今、この清平(以降、「チョンピョン」と表記)の施設に通った信者達の間に新たな被害を訴える人が増えている。
信者が利用できる大きな病院がある。高齢の信者のための老人ホームもある。学校もこの3月に開校した。
そして、一際目立つ建物が山の頂近くにあった。「本殿聖地」と呼ばれる建物だ。
(略)
元信者のBさん(53)はこんな理由でチョンピョンに行くことを指示されたという。
元信者Bさん「『日本が戦争中に韓国で犯した罪が深いので、日本人には従軍慰安婦の霊が憑いているのでチョンピョンに行って供養しなさい』ということでし た
」
チョンピョンでの講義の内容を記録したものによると「従軍慰安婦、強制連行の霊によって、今後ますますアトピー、精神病患者が増えてきます。
『乳ガン、子宮ガンで殺してやる』という恨みは凄いものです」などと繰り返し説明されている。
子宮の状態がよくないと感じていた元信者Bさん。
従軍慰安婦の霊を追い払えばよくなると言われ、チョンピョンでの行事に参加したという。