つとめはげむこと 人間としてのブッダ

ブッダのことば スッタニパータより 大いなる章 <2、つとめはげむこと> 「智慧の開かれぬ苦行」は無意味であると説かれています 「どうやったら智慧が開発されるか」は後述 続きを読む
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AK @bdak52

人間であったブッダの姿です おかしな形で偶像化されていない、よい像であると思いますね  http://t.co/vCL5J29zGS

2013-05-20 15:39:10
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AK @bdak52

6年以上にわたる厳しい修行のすえに、「極端な苦行にも、極端な快楽にも、意味は無い」として苦行から離れ、その直後に、1夜のうちに悟りを開いた人ですね 預流果から阿羅果に至るまで、一足飛びだったようです この四双八輩もブッダが悟りに言った者の心を分析した結果残されている内容ですけども

2013-05-20 15:54:41
AK @bdak52

きんきらきんの像を、「わたしをご利益でしあわせにしてくださいね!」とただ拝んでも、なんにもなりませんので、自らこころを鍛錬することが重要です

2013-05-20 15:55:30
AK @bdak52

もっとも厳しい苦行をしていたとき、腹がわから肉をつまんで、背中の肉に触れられるくらいの状態であったと言われています ブッダ本人の言葉としては、「心解脱をするまで座禅を解かないぞ」と決意するくらいの心で修行に励むように、と言われていますね

2013-05-20 15:57:06
AK @bdak52

スッタニパータの、<つとめはげむこと>より引用します

2013-05-20 15:59:30
AK @bdak52

ネーランジャラー河の畔にあって、安穏を得るために、つとめはげみ専心し、努力して瞑想していたわたくしに、(悪魔)ナムチはいたわりのことばを発しつつ近づいてきて、言った、

2013-05-20 16:01:03
AK @bdak52

「あなたは痩せていて、顔色も悪い。あなたの死が近づいた。あなたが死なないで生きられる見込みは、千に一つの割合だ。きみよ、生きよ。生きたほうがよい。命があってこそ諸々の善行をなすこともできるのだ。」

2013-05-20 16:02:02
AK @bdak52

「あなたがヴェーダ学生としての清らかな行いをなし、聖火に供物をささげてこそ、多くの功徳を積むことができる。(苦行に)つとめはげんだところで、何になろうか。つとめはげむ道は、行きがたく、行いがたく、達しがたい。」

2013-05-20 16:03:49
AK @bdak52

この詩を唱えて、悪魔は目ざめた人(ブッダ)の側に立っていた。 かの悪魔がこのように語ったときに、尊師(ブッダ)は次のように告げた。

2013-05-20 16:05:15
AK @bdak52

──「怠け者の親族よ、悪しき者よ。汝は(世間の)善業を求めてここに来たのだが、わたくしにはその(世間の)善業を求める必要は微塵もない。悪魔は善業の功徳を求める人々にこそ語るがよい。

2013-05-20 16:06:13
AK @bdak52

わたくしには信念があり、努力があり、また知慧がある。このように専心しているわたくしに、汝はどうして生命(いのち)をたもつことを尋ねるのか?

2013-05-20 16:07:02
AK @bdak52

(はげみから起る)この風は、河水の流れをも涸らすであろう。ひたすら専心しているわが身の血がどうして涸渇しないであろうか。

2013-05-20 16:08:17
AK @bdak52

(身体の)血が涸れたならば、胆汁も痰も涸れるであろう。肉が落ちると、心はますます澄んでくる。わが念いと智慧と統一した心とはますます安立するに至る。

2013-05-20 16:08:46
AK @bdak52

わたくしはこのように安住し、最大の苦痛を受けているのであるから、わが心は諸々の欲望にひかれることがない。見よ、心身の清らかなことを。

2013-05-20 16:09:41
AK @bdak52

汝の第一の軍隊は欲望であり、第二の軍隊は嫌悪であり、第三の軍隊は飢渇(きかつ)であり、第四の軍隊は妄執といわれる。

2013-05-20 16:10:16
AK @bdak52

汝の第五の軍隊はものうさ、睡眠であり、第六の軍隊は恐怖といわれる。汝の第七の軍隊は疑惑であり、汝の第八の軍隊はみせかけと強情と、

2013-05-20 16:10:43
AK @bdak52

誤って得られた利得と名声と尊敬と名誉と、また自己をほめたたえて他人を軽蔑することである。

2013-05-20 16:11:07
AK @bdak52

ナムチよ、これは汝の軍勢である。黒き魔(Kanha)の攻撃軍である。勇者でなければ、かれにうち勝つことができない。(勇者は)うち勝って楽しみを得る。

2013-05-20 16:11:44
AK @bdak52

このわたくしがムンジャ草を取り去るだろうか? (敵に降参してしまうだろうか?) この場合、命はどうでもよい。わたくしは、敗れて生きながらえるよりは、戦って死ぬほうがましだ。

2013-05-20 16:12:27
AK @bdak52

或る修行者たち・バラモンどもは、この(汝の軍隊)のうちに埋没してしまって、姿が見えない。そうして徳行ある人々の行く道をも知っていない。

2013-05-20 16:13:06
AK @bdak52

軍勢が四方を包囲し、悪魔が象に乗ったのを見たからには、わたくしは立ち迎えてかれらと戦おう。わたくしをこの場所から退けることなかれ。

2013-05-20 16:13:35
AK @bdak52

神々も世間の人々も汝の軍勢を破り得ないが、わたくしは智慧の力で汝の軍勢をうち破る。──焼いていない生の土鉢を石で砕くように。

2013-05-20 16:14:14
AK @bdak52

みずから思いを制し、よく念い(注意)を確立し、国から国へと遍歴しよう。──教えを聞く人々をひろく導きながら。

2013-05-20 16:14:40
AK @bdak52

かれらは、無欲となったわたくしの教えを実行しつつ、怠ることなく、専心している。そこに行けば憂えることのない境地に、かれらは赴くであろう。」

2013-05-20 16:15:08
AK @bdak52

(悪魔はいった)、 「われは七年間も尊師(ブッダ)に、一歩一歩ごとにつきまとうていた。しかしよく気をつけている正覚者(しょうかくしゃ)には、つけこむ隙をみつけることができなかった。

2013-05-20 16:16:22