チェルノブイリ事故後リクビダートルの健康追跡調査は、綿密に行われた。事故後6年間は、リクビダートルの家庭は一般家庭と比べて、流産率がかなり高いことがわかっている。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 04:59:10先天性異常のある新生児が生まれる数が、事故後5~7年たつと、事故前にくらべ非常に高くなった。ここではベラルーシの人口2万人の地区でみたデータと写真をアップします。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 05:10:09染色体の異常ダウン症も、チェルノブイリの事故後、発生率が上がった。ベラルーシと西ベルリンのデータでは、どちらも事故後9ヶ月で、ダウン症の発生率が急激にあがった。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 05:39:58ダウン症は、ヨーロッパの多くの国で、統計学的にも、確実な数字として反映されてる。チェルノブイリ事故後1992年までをみても、予想された発生率をかなり上回っている。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 05:47:39被ばくの影響として、眼の水晶体の混濁もあげられる。それも、両方の眼に同時に混濁がおきます。これを両眼性の混濁という。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 06:11:121キロあたり20ベクレル以上、体内にセシウム137がとりこまれると、水晶体の混濁がおきるということが、ベラルーシの子どものデータでわかります。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 07:29:28水晶体の混濁はのちに白内障に転じる可能性があります。水晶体の混濁は、視力に影響ないという研究者もいるようですが、わたしは、健康被害として注意するべきと考えます。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 07:37:52チェルノブイリから2千キロ離れたスウェーデンも放射能で汚染されました。スウェーデンで学校の成績を調べると、汚染と成績の悪さが、完全に比例していることがわかった。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 07:53:42放射能で汚染されている地域ほど、学校の成績はよくない。特に数学において、汚染度が高ければ高いほど、成績はかんばしくないという、スウェーデンの調査結果がでています。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 07:55:33スウェーデンで、汚染地域とそうでない地域の、学校の成績を比較調査したわけですが、比較した汚染地域は、ちょうと福島の郡山と同じような汚染程度でした。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 08:03:36放射能による健康被害はさまざまありますが、本にまとめたすべてをここでは語れないので、わかりやすい例のみここでお話ししました。次は、死亡率をみてゆきます。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 08:07:43チェルノブイリ事故2~4年後には、ヨーロッパの各国において死亡率があがりました。死亡率の上昇は、ロシアやベラルーシ、ウクライナに限られたことではありませんでした。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 08:13:38チェルノブイリ事故後1年たって、ドイツとポーランドで、生まれてから1年以内の乳児の死亡率が、急激に上がったことを、研究書としてまとめたデータがあります。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 08:18:13またノルウェー、スイス、スウェーデン、フィンランドの各国がとっている統計の数字で、チェルノブイリ事故以降の数年間は、乳児の死亡率が顕著に上がっていることがわかる。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 08:26:53汚染が著しかった州とそれほどでもない州の、年齢に関係ない死亡率を比べたロシアのデータ。事故後の15年間で、汚染の高い州の死亡率は、4%高い結果が統計的にでてる。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 08:37:22チェルノブイリ事故のあと、著しく上がった死亡例のひとつひとつは、それが放射能の影響かどうかはわからない。しかしまとまった数字としてみると、放射能の影響がみえる。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 08:55:38ロシアの、汚染の著しい地域(1平方m当り3万7000ベクレルup)と、そうでない地域を比べた死亡率の違いは、統計的に充分に立証できる数字であるとわたしは考えます。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 09:07:32この死亡率を、世界全般に投影してみると、チェルノブイリ事故後20年間で、100万人の人が、チェルノブイリの事故のために亡くなったという計算になります。 ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 09:11:47(訂正)ロシアのデータで汚染が高いとされてる地域は、1平方km当り1キュリーを超えてる地域。(1平方km1キュリーは、1平方m当り3万7000ベクレル 今中先生)ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 09:25:41ロシアの汚染の著しい6つの州では、汚染の少ない6つの州にくらべ23万人がよけいに亡くなった。世界に投影すると、100万人が、放射能でよけいに亡くなったことになる。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 09:40:18汚染地域では動植物にも、人間と同じような、染色体の異常や、突然変異、今までなかった繁殖に関する異常などが、事実として存在する。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 10:45:40心の病で放射線恐怖症が、自分を追いこむから、病気になるなどと説明する人がよくいるが、それは間違っている。動植物にも、人間と同じような症状が現れているのだから。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 10:53:22チェルノブイリ事故の影響が及んだ地域の動植物調査も、詳しく行われている。調査の対象になったすべてに、何らかの異常が確認された。福島でも、同じように異常がでている。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 10:58:19ここでみなさんに、わたしたちがチェルノブイリ事故で学んだ教訓を伝えておきたい。教訓その1) 放射能は安全ですという当局の広報を、信用してはいけません。ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
2013-05-23 11:03:28わたしたちが伝えたい、チェルノブイリ事故で学んだ教訓その2) 政府から独立した放射能モニタリングを、水、空気、食品において確立しなければいけません。 ヤブロコフ博士 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Y3FQm6rZjK)
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