内発的なキャラクターの魅力と「育ちの良さ」について
@izumino 他者…というか外界というのか、とりあえず自分以外と自分との、当人から見た関連付けによる部分が根底にあるのかなあ、と。上手く言語化できているとは到底思えませんが。
2010-08-29 01:10:12@sawame_ja 「距離の取り方が身に付いてるかどうか」っていうのはありますよね。これも、教育でなんとか身に付かせようとしても難しいんだろうなぁと思いますが
2010-08-29 01:14:32「距離の取り方」でなんとなく繋がった。つまり、役割論的に、「立場」を予め与えられている子供の方が、周囲との距離をはかりやすいんだ。立場を押し付けられている不幸というのはあると思うけど、武士とかお嬢様とか、まさに立場がついてまわるもんな
2010-08-29 01:18:08@izumino 「出されたお菓子は絶対に最初に手をつけない」なんていまどきどこで教わったり実践したりするんでしょうか…というのはちょっとあるかもですね(笑
2010-08-29 01:16:08じゃあ、家父長制の強い家庭ならいいのか? っていうと、歪んだ育ち方をする可能性は高くて、例えば今日なんかは「弟のいる長男は、弟の前では絶対的な権威を保ち続けないといけない以上、謙虚さが育たなくなることがある」みたいなケースについて話したりしていた
2010-08-29 01:23:51「虚勢を張らなきゃいけない立場」から悪いプライドが育つケースと、「無条件に尊重される立場」から健全な誇りが育まれるケースというのはどう別れるのか? とか。まぁ、まわりの人間が人間できてるかどうかの違いなのかな
2010-08-29 01:30:05@izumino ああ、それでここ数十年の躾けネタにも近づいてきた気がします。かつての「家」では長男以下子供はおおよそ役割分担がキッチリしていたので、「農家の長男」なんて結構厳しい仕込みがあったものです…。敷居は踏まないし、年長者への付き合い方とか、箸をつける順序とか…。
2010-08-29 01:21:01役割論っていうのは重要で、これは批評界隈だと「物語上の役割論(悪役だから悪役、ライバルだからライバルとか)」に終止しがちなのがよろしくないんだけど、「その人物自身の」役割論に注目した方が面白いと思う
2010-08-29 01:39:47ちなみに今回、そういうことも考えながら『ベスト・キッド』観てたんだけど面白かった。ほっとんど内面の描かれないヒロインが、まさにヒロインだからヒロインなんです、みたいな地に足つかない描かれ方をするのだが、
2010-08-29 01:45:01否応なく役割を課せられながらも、「面子」を武器にしてお父様と交渉し、味方に引き入れた過程を想像すると熱い。あと、役割そのものには一切イヤそうな素ぶりをしてなかったのも面白い
2010-08-29 01:49:30@izumino その系譜だと、Landreallのウールーン公主がそうですよね。与えられた能力や地位から来る役割を自然と自分の一部にしている。
2010-08-29 02:00:21