小出裕章x小沢一郎対談 2013 5月31日

小沢一郎氏が京大原子炉研究所まで出向いて小出裕章助教の話を聞くという趣旨で行なわれた対談のツダリをまとめました。小沢氏が党首をしている生活の党は脱原発を政策の柱のひとつとする党ですがその党首がどの程度ことの深刻さを理解しているかという点でも興味深い対談です。
4
前へ 1 ・・ 3 4
kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic

小沢「被曝労働者が仕事できなくなる年限を補償してやらなければならない」 小出「そうです。もともとは5年間に100ミリレム、100ミリシーベルトだが、もし10日でおわったら、のこりの4年と355日は仕事ができない」 小沢「なるほど」

2013-06-01 22:48:17
kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic

小沢「最終的には巨大な石棺であそこの放射能を封鎖する以外ないと。ただ、その前提として使用済み核燃料をより安全な所に移し替えなければならないということ?」

2013-06-01 22:48:26
kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic

小出「そういう順番なので、使用済み核燃料を取り出すのに10年かかると思っているし、それから溶け落ちた炉心をどうするかという検討が始まって、東電や国がいうようにそれをつかみ出すということは不可能だと思うので、全部石棺で固める以外ないと思う。」

2013-06-01 22:48:34
kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic

小出「その石棺が完成するまで、たぶん私も小沢さんも生きていない、そういう年月がかかる。」 小沢「それでもやらなければならない」 小出「そう」

2013-06-01 22:48:41
kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic

小沢「何となく、漠然と、大変な危険だと思っていたものが、今日先生のお話を聞いて余計はっきりわかりました。」 小出「ありがとうございます。政治の現場にいる方にちゃんと分かって欲しいと願っているが、安倍さんなんかは全然分かっていないようで、困ったことだと思っています」

2013-06-01 22:48:50
kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic

小沢「本当に困りましたね。…いやぁ…(ため息) ドイツでの話だが、あれだけの事故を起こした日本人が何考えてるんだと言われる。」 小出「当然そうでしょう」 小沢「よく平気でいるなという感じだった」 小出「当の、事故を起こした国が…」 小沢「それがもう終ったみたいなことを言っている」

2013-06-01 22:49:08
kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic

小出「事故は収束した。これからまた原子力だ。そうしないと経済が持たないというようなことを平然と言う人たちが国の中枢にいる。」 小沢「恐ろしいことだ」 小出「大変恐ろしいと思う」

2013-06-01 22:49:14
kaz hagiwara(萩原 一彦) @reservologic

小沢「いや、本当にありがとうございました。僕はいま、しがない野党の立場だが、なんとかして日本の将来、人類の将来の問題なので、何とかして先生のお話を参考にして実現できるように死ぬまでがんばって行きたい。よろしくお願いします。」

2013-06-01 22:49:21
前へ 1 ・・ 3 4