保存船舶巡り第三弾“航海訓練所帆船「日本丸」見聞録”
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@yasoutei @hyoubyou 私自身、氷川丸は横浜に残る近代建築群の一つとして認識しています。陸上の近代建築物でも当時の内装が残るものは非常に少なく、昭和初期における上流階級の風俗を知る上で重要な遺産です。
2013-06-02 00:33:18@NAVY_ICHIHO @yasoutei 船は日本の近代産業を支えてきた根幹文化なんですよね。あまねく皆がそこをきちんと認識して今後も考えないと。だから保存船や復元船は大事なモニュメントで、そういう学習につながるよすがなんじゃないでしょうかに。
2013-06-02 00:33:44@NAVY_ICHIHO @yasoutei 一つでまとまったアールデコデザインの建築で簡単に見られるのは氷川丸が一番、あとは日本郵船博物館や東京都庭園美術館・朝香宮邸宅などか。小樽の郵船支店もそうですね。
2013-06-02 00:39:29「日本丸」船歴
1930年
01月27日:神戸川崎造船所にて進水
03月31日:竣工。引き渡し
06月01日:文部省航海訓練所設置。本船「日本丸」及び姉妹船「海王丸」を所管
07月07日:短期国内航海を実施。慣熟運転終了
10月04日:第1次遠洋航海へ出帆
1941年
05月24日:第24次遠洋航海(戦前最後の遠洋航海)へ出帆
09月05日:東京港帰着。
12月08日:太平洋戦争勃発。遠洋航海が名実ともに中止に
1943年
01月22日:日本鋼管浅野船渠にて帆装撤去
02月13日:緊急物資輸送を開始
04月01日:逓信省海務院航海訓練所へ所管変更
1945年
05月19日:運輸省航海訓練所へ所管変更
6月 :瀬戸内海機雷封鎖に伴い航行不可能
08月15日:神戸港外鞍馬沖にて終戦を迎える
12月22日:氷川丸、宗谷などと共に復員輸送に従事
1949年
08月24日:復員輸送任務終了
1950年
08月17日:朝鮮戦争勃発に伴う特殊輸送(韓国人・米軍人輸送)に従事
1951年
01月17日:特殊輸送任務終了
1952年
06月12日:浦賀船渠にて帆走復帰工事完了
1953年
01月31日:太平洋諸島遺骨収集航海へ参加
06月06日:遠洋航海再開。ハワイ島ヒロにて米国独立記念祭に参加
1961年
05月09日:国際帆走レースに参加
1984年
08月23日:最後の練習航海を終え、東京帰着
09月16日:日本丸Ⅱ竣工に伴い用途廃止
09月16日:横浜市へ引き渡される
1985年
03月25日:平水区域(東京湾内)を航行区域とする練習帆船としての資格を取得
03月29日:旧三菱重工横浜造船所一号ドックに回航。繋留
04月28日:一般公開開始