行ってきたお→「ハフポスト日本版ローンチ一ヶ月記念 ～ウェブニュースメディアの育て方対談～」

山口 亮/Ryo Yamaguchi @d_tettu

松浦さん「シェアなどは編集の責任でやった方が良い。タイトルとURLを入れても文字数が余る。キャッチを入れられる」

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質問「一つの原稿にどれくらい時間をかけるのか」佐々木さん「紙とは時間のかけ方が違う。原稿を突き返して書き直してもらうことはそんなにない。タイトルや小見出しは気を使うが。1時間もかからないかも」

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松浦さん「朝日新聞は、Cakesの加藤さんの対談で真っ赤っかで返ってきたことがあるとか」佐々木さん「手間をかける人はきっちゃうというのもあるww」

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質問「メディアの公共性ついてどの程度意識しているか？」佐々木さん「公共性とは何か、という点について考えないといけないですね。これからの倫理基準、客観性よりも透明性という話が印象に残っている」

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松浦さん「何を持って公共性というか、僕も透明性だと思う。たまに言われるのが『お前はどこに視点をもっているのか』と。ノンポリとは言わないが、編集者がどこに矢を狙って活動するのか、それを見守って変なとこにいかなければいい。まあ、透明性という点は意識した方が良いかなと」

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佐々木さん「産経って右って言われるじゃないですか。企業の中でどれくらい自由があるんですか？」産経の人「聞くところによると、個々人でいろんな考え方があるが、紙面になるとちょっと変わったりはしてるかも…？色んな主張はあるが、総合的にみると、そう見えるのかも」

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佐々木さん「多様性か一貫性か、という点で、紙とWebは異なる」松浦さん「紙はパッケージングなので、色が異なる」

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佐々木さん「広告について、紙の時は考えなくて良かったけど、ウェブの時は考えてる」松浦さん「ウェブの広告とは考え方が違いますよね。アドネットワークで良いという考え方もあるが、CVR最適化の話になってきてしまう」

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松浦さん「広告の人が編集者化していく。コンテンツを作れるようになっていく。マーケッター的な考え方を持っていくので」

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質問「言論空間を構築するに当たって、参考なり良いサイトはあるか」松浦さん「2ちゃんはありますね。引用がありきで、コメントが連なって、そのまとめがある。良いか悪いかは別として、パッケージングの過程や事象を見ると、成立している」

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松浦さん「権利関係をさっぴいて構造だけを見ると、あれは素晴らしい。色々問題はあるかもしれないけど」

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佐々木さん「理想としているのは海外のメディアばかり。日本のメディアは海外に比較して遅れている、日本にはない。紙はアエラとかあるけど。古いメディアで言うと、TIMEのキュレーションのあり方であるとか、ヒントはある。その他にも福沢諭吉の時事新報とか」

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佐々木さん「福沢諭吉は面白い。広告を始めてやったり、コミュニティビジネスを始めて情報流通に介在したり…」

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松浦さん「5年後。何が残るのか、フローの雑誌は消えると思う。ストック型は濃すぎるとダメかもしれないけど。お互いにポジティブな話をできる人は、残って欲しい」

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佐々木さん「明日の会議で5年後について話す。激変すると思いますね。新しいビジネスモデルを作れる人は、これが称えられるべき人だと思う」

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佐々木さん「コルクを立ち上げた宇宙兄弟のカリスマ編集者、あの人は面白い。素晴らしい」松浦さん「ホリエモンプロジェクトは面白い」

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質問「ポジティブという話があったが、良い感情をネットメディアがどう育てていくか」松浦さん「テクノロジーが発展すると、ソーシャル上で民意が分かるようになる。オバマ氏の選挙を担当された方に『それってどうなの』と聞くと『それは違う』と。僕も人が介在して、ポジティブ空間を構築したい」

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質問「日本ならではスマホを考えた時。記事の分量として400文字で本当にやっていけるのかどうか」佐々木さん「スマホの割合は3分の1くらいですね」松浦さん「5割超えているところは多いのでは」

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佐々木さん「ヤフトピもスマホになるとどうなんでしょうね」松浦さん「スマホになるとちょっと違うのかな。大きくなりすぎたかな、と」佐々木さん「チャレンジできなくなりましたよね」

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松浦さん「ブラウザのスタートに設定できたのが本当にすごい。アダルトサイトの『いいえ』にヤフーがリンク設定されたりとか。地道にやってるんですよね」

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質問「既存メディアが担ってきた公共性のマインド的な面、これをどう受け継いでいくのか、担保していくのか」佐々木さん「紙よりそういう意識は低いのでは。どう取材対象者と対面するか、姿勢が全然違う。記事を見せちゃったりとか」

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佐々木さん「ビジネスモデルをちゃんと構築できるかどうか、何だかんだここが大事になってくる気がする。お金を気にせずメディア運営ができるかどうか。お金儲けに走るのではなく、中立性を担保するために」

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これにて終了。帰ったらまとめよう。