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会って、何を話せば良いのか分からなかった。今でも好きです、だなんてそんなことを言える筈も無かったし、だから、そんなボクのヘタレっぷりを笑っても良い。
2010-09-18 02:39:09![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
やっぱ住む世界が違ったんだな、と思った。ボクごときがあの時、アイツの隣に並ばなくて、本当に良かった、とそう思った。
2010-09-18 02:45:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
勉強が出来て運動も出来て、剣道なんてやっててピアノも弾けて。いつも皆の人気者で中心に居たアイツ。中学の時には生徒会長なんて役職にも就いていたくらいだ。
2010-09-18 02:46:32![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
留学するのならば、一言くらい話があっても良かったんじゃないか、なんて憤って、そしてすぐに落ち込んだ。アイツの目の前から逃げたヤツが何を言ってるんだ、何かを言う資格すらないだろう、なんて。
2010-09-18 02:56:38![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
だから、ボクはアイツのライバルで在り続けるのだ。アイツのことを好きだったっていう感情の、その行き先は、そこにしか無いと思うから。
2010-09-18 03:01:47