サザエのお裾分け 黙示録20章 〜(1)〜

メシア的王国(千年王国)は、黙示録20章というたった一章だけで語られています。しかし、聖書を紐解いてみると、預言者たちによって実に多くのことが語られているのです。 それらを合わせると、一度のまとめで収まる量ではないので、何回かに分けることにしました。今回はその統治体系までのお裾分けです。
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📖サザエのお裾分け🇮🇱 @wancupmaster

さてさて、久し振りに黙示録に戻るとしましょうか。 千年王国については黙示録20章一章だけに記されていますが、実は旧約聖書にたくさんの預言が記されているのです。もしかしたら、黙示録のまとめの中で一番長くなるかもしれません。どのくらいかかるか分かりませんが、とりあえず始めてみますね。

2013-06-06 08:33:24
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あなたは聖書の神様をどのようなお方と信じていますか? 聖なる方、真実なる方、として信じておられるなら、神様はまた「契約を守られる方」としても信じておられるはずです。そしてその証拠は、旧約で語られているメシア預言が全て御子イエスのよって成就したことからもわかります。

2013-06-06 08:39:17
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だとしたら、八つの契約のイスラエルの対する契約や預言者が語った預言の中で、まだ成就していないものも、将来必ず成就すると信じられると思います。

2013-06-06 08:42:35
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黙示録の中での象徴的なことばは、黙示録の中か、他の聖書箇所に解説がないか調べることにより、ほとんどの問題が解決します。 「千年」という年数は、黙示録20章にしか出てきませんが、黙示録の中で「年=years」というが象徴的に用いられている例はありません。

2013-06-06 09:21:04
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1,260日も42ヶ月もすべて文字通りの意味です。黙示録20章には「千年」という言葉は6回出てきます。もし「千年」が象徴的な意味であるならば、その解説がないということ自体不思議です。 解説がないのは、字義通りの年数だからです。

2013-06-06 09:37:59
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また、アウグスチヌスのように「無千年王国」を信じる人たちもいるようですが、新約聖書に記されている黙示録を読まないユダヤ人が「メシア的王国」を信じているのなら、旧約聖書のどこかに記述があるからです。 その点も踏まえて聖書から確認していきたいと思います。

2013-06-06 09:41:41
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神さまがイスラエルと結ばれた八つの契約の中には、四つの「無条件契約』ーアブラハム契約、土地の契約、ダビデ契約、新しい契約があります。これらの契約内容はまだ成就していません。神が聖なる方、真実なる方であるなら、これらの契約を千年王国で成就なさるはずです。

2013-06-06 20:39:46
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創世記13:15ーわたしは、あなたが見渡しているこの地全部を、永久にあなたとあなたの子孫とに与えよう。 と言われた神が約束された地のすべてを、イスラエルが所有したことは未だありません。この約束は子孫であるイスラエルだけでなく、アブラハム個人にも与えられています。

2013-06-06 20:45:12
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土地の契約では、既に起こったユダヤ人の離散からの帰還と土地の所有が約束されています。 1歴代誌17:11~15ダビデ契約で約束されたメシアは、まだダビデの王座に着いて、イスラエルを統治したことがありません。現在メシアは、天の御座から世界を統治しておられます。

2013-06-06 20:52:47
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そしてやがて来るメシア的王国(千年王国)で、メシアを受け入れたイスラエル人と異邦人信者をエルサレムのダビデの王座から統治します。 ローマ11:26によれば、神はイスラエルの民族的新生と救いを約束しておられます。これは新しい契約の最後に起こる出来事です。(患難時代の終わり)

2013-06-06 20:56:40
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黙示録の役割は、旧約聖書にある患難時代に関する様々な預言を時系列にならべ(黙示録4〜19章)、メシア的王国が「千年間」続くという期間の啓示です。そして、そこからどのように新約聖書のピークである「永遠の秩序」に移行するかも啓示されました。

2013-06-06 21:02:05
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旧約時代の預言者たちもまた、メシア的王国の関する多くの預言を残しています。ダビデ王もまた、詩篇の中で「メシア的王国の一般的特徴」を残しています。 *聖書のちょうど真中にある詩篇は、モーセ五書(創世記〜申命記)と預言書の内容を詩でまとめたものです。

2013-06-06 21:06:28
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主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。ールカ1:45。

2013-06-07 07:12:48
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さて、では本題に入りましょう。 黙示録20:1底知れぬ所…アビス(ギリシャ語:Abyss。固有名詞ー墮天使を一時的に閉じ込める場所。例外的に反キリストもそこに一時的に行きます。)

2013-06-07 08:17:19
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ここでちょっと、復活のからだを戴くまで、たましいがどのようなところに置かれるのか、聖書に見る「死後の世界」を説明しておきましょう。

2013-06-07 08:57:48
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《聖書に見る死後の世界》 ちりはもとあった地に帰り、霊はこれを下さった神に帰る。ー伝道者の書12:7。 肉体は死後地に帰ります。霊は神のもとに帰りますが、そこで受け入れられるとは限りません。血肉のからだから肉や骨のからだに復活させられた後、最終的なさばきを受けることになります。

2013-06-07 09:06:42
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復活のからだを頂くまでの間、たましいが行く場所があります旧約聖書ではへブル語で「シェオル」、新約聖書ではギリシャ語で「ハデス」(広義)と言われる死者が行く場所が、地の下にあると聖書は記しています。cf 1サムエル記28:13

2013-06-07 09:11:21
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そこは大きく分けると、「アブラハムのふところ(比喩的言葉)」=「パラダイス」という慰めの場所と、「ハデス(狭義)」・へブル語の固有名詞で「アバドン」・描写的表現では「よみの穴」・俗に言う「地獄(へブル語のみ)」と言われるくるしみの場所の二つあります。

2013-06-07 09:16:45
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いずれも、人間のたましいが行く所です。*詳しくは、「金持ちとラザロ。http://t.co/ZWVrQQs8Ce」をどうぞ♬ 「パラダイス」は、キリストの昇天の際、いっしょに天に引き上げられたので、現在は第三の天にあります。cf エペソ4:8、2コリント12:2~4。

2013-06-07 09:20:39
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その「パラダイス」組に入れられるのは、神を信じて義とさせらた者たちです。その者たちが栄光のからだである復活のからだで、メシア的王国(千年王国)を受け継ぐことになります。 一方、「苦しみの場所」に送られるたましいは、生前神を拒み、無視して、自己中心のまま一生を終えた人々なのです。

2013-06-07 09:28:13
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では、神に背いた墮天使はどうでしょう? 「苦しみの場所」には、あと二つ墮天使用の部屋があります。 一つは「タータラス」…Ⅱペテロ2:4で1回のみ使われていることばで、創世記6章の墮天使たちが閉じ込められています。彼らはそのまま永遠の「火の池=ゲヘナ」へ直行します。

2013-06-07 09:37:50
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もう一つが、黙示録20:1に出て来た「アビス=底知れぬ所」です。 ここに一度殺されて復活するまでの反キリストのたましいと千年王国の間、サタンと墮天使たちが閉じ込められるのです。

2013-06-07 09:42:04
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黙示録20:1天使には四つの階級があります。上から順に、 1)ケルビム(単数形:ケルブ) 2)セラフィム(単数形:セラフ) 3)天使長(ガブリエル、ミカエルなど) 4)一般の天使。

2013-06-07 09:58:42
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サタンはもともとケルブでしたが、堕落してしまいました。cf イザヤ14:12~15。 今、一般の天使のひとりによって縛られようとしています。 これもまた、キリストの再臨の結果、起こることです。

2013-06-07 10:00:27
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黙示録20:2悪魔、サタン、竜、古い蛇…cf 黙示録12:9・悪魔…糾弾する者、の意。 ・サタン…神に敵対する者、の意。 ・竜…サタンの力と悪意とを表わす名。 ・蛇…cf 創世記3章。 サタンは、聖なる御使いによって縛られます。

2013-06-07 10:28:54
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