岡田斗司夫のtwitter公開読書:「勝つために戦え!監督篇」「勝つために戦え!監督ゼッキョー篇」押井守(著)
するとインタビュアーの野田が「数年は仕事干されても?」「全然OKだよ!」「つまり『天使の卵』を撮れ、と」「そうそう(笑)」と、やっぱりマンザイだよ、この本はw #otakingex
2010-09-18 22:36:30次の章は映画監督としての北野誠。勝敗論では、北野こそ「勝ち続けている監督」。代表作はなし。ヒットしてる映画もなくて海外での評価は高い。常に次回作は期待されて、出演したがる俳優も多い。オフィス北野制作というホームグラウンドでしか戦わない #otakingex
2010-09-18 22:40:36さてこの本の最後にあるのはジブリ元社長・鈴木敏夫と押井守との対談。これがもう徹頭徹尾、噛み合わない!両者共に自分の負けや不利な点を一つたりとも認めない!wこれ読んで思ったよ。こいつらと絶対に友達になりたくない。一緒にご飯食べるのもゴメンだ、とw #otakingex
2010-09-18 22:43:00すごく面白い本だし、少なくとも押井さんの最近の映画よりは僕はずっと好きだなぁ。でも押井さんの「映画至上主義」「監督という人種優越思想」は僕には共有できない #otakingex
2010-09-18 22:46:22押井守が本書で繰り返し語る「俺は全身で監督だから」「監督とは」というのは、「カントク」という立場を一度手にした人間が過大評価してるようにしか見えない時が多い。実はこの勝敗論、監督を「経営者」と読み替えて企業経営を語っても充分に成立する #otakingex
2010-09-18 22:48:56経営者にとって「大ヒットとは企業成長の落とし穴」「生き残ることこそ最大の戦略」というのは、いちいち言われるまでもない当たり前のこと。実はアニメや映画という組織化が幼稚な分野だからこそ、押井理論は理論っぽく聞こえるんだと思う #otakingex
2010-09-18 22:51:48押井さんは経営者としては未熟。なぜなら「駅英責任を取らない」という永遠のモラトリアム青年の立場に逃げ込んで動かないから。だから「監督はプロデューサーという”悪”を必要とする」という理屈になる。 #otakingex
2010-09-18 22:53:24でもね押井さん、それって「僕は大人じゃないよ。だってカントクって大人じゃなくてもかまわない職業でしょ?」って開き直ってるだけじゃないの?キャメロンもスコットもスピルバーグも、みんな「興行成績」という大人の責任かぶって映画作ってるよ。 #otakingex
2010-09-18 22:54:50いまの押井さんに必要なのは勝敗論じゃないと思う。「大人になること」だと思う。それが押井作品をもっと面白くすることだと思う。 #otakingex
2010-09-18 22:56:35たしかに芸として勝敗論は面白い。でも押井ファンはそんなのが見たいんじゃない。本気出した「ガルム戦記」がつぶれてスネてるのはわかったから、もう一度立ち上がろうよ。映画監督とか僕のやってるもの書きとか、そういう職業は「続けていれば勝ち」じゃないでしょ? #otakingex
2010-09-18 22:59:31「負けたらのたれ死にでもかまわない」「だからこそ、勝った時には人の想像を超える栄光と生き甲斐を」の世界だよ、表現者はすべて。 #otakingex
2010-09-18 23:01:21以上、これで今夜のtwitter公開読書「勝つために戦え!(監督編)(ゼッキョー編)」を終わります。お疲れさま! #otakingex
2010-09-18 23:03:47最近は下読みしてます。「FREE」のあたりは本当にぶっつけでした。 #otakingex RT @redflag1993: @ToshioOkada 面白かったです。ちょっと疑問なんですけど、公開読書って読むのとツイートを平行してやっているんですか?
2010-09-18 23:11:36経営責任wRT @goryolin: 面白かったです。一つだけすみません。このツィートの http://bit.ly/akRPz9 「駅英責任」ってなんかのタイプミスだと思うんですが,いくら考えてもなんだか分かりません。差し支えなければ,おしえていただけますか?
2010-09-18 23:14:22