#進撃の巨人 科学考証風１（巨人の身体能力・立体機動装置）

Salah Rieman @cosycube

#進撃の巨人 #立体機動装置 ０８（承前）したがって、P＝60×9.8×1000/0.04＝14.700,000[パスカル]＝14[メガパスカル]となる（145気圧）。うーむむ、これって無理っぽい。現代のボンベでも0.2メガパスカル辺りで第一種と第二種分けてるくらいなのに。～続く

Salah Rieman @cosycube

#進撃の巨人 #立体機動装置 ０９（承前）計算ミスしてるかも。誰か気が付いたら直してくださいm(_ _)m。しかし、このモデルには別の問題もある。ガスを放出するにつれ、ボンベ内圧力が下がるため、次第に力が弱くなるのである。最初はパッと跳び上がれるが、だんだん遅くなる。～続く

Salah Rieman @cosycube

#進撃の巨人 #立体機動装置 １０（承前）ずっと同じようにガスが出て、突然出なくなる。そういうものはないだろうか。ある。いろんなスプレーだ。ずっと同じように噴霧できて、最後に突然弱くなる。ガスが液化すると体積は2千分の1くらいになる。145気圧が1気圧で145倍も大丈夫だ！～続く

Salah Rieman @cosycube

#進撃の巨人 #立体機動装置 １１（承前）と思う。しかし、それはそれで問題もある。気化熱である。液体が気体になると吸熱する。ずっとスプレーしててスプレー缶が冷えて来るのを感じることがある。それが気化熱で温度が下がるということ。温度が下がると気化しにくくなる。～続く

Salah Rieman @cosycube

#進撃の巨人 #立体機動装置 １２（承前）ではどうすればよいか。単に気化させるからいけないのである。気化したガスが燃焼できれば熱が発生する。その熱で気化熱とバランスさせれば一定温度を保てるであろう。装置を仕様変更しよう。ガスは空気ではない。可燃性ガスである。～続く

Salah Rieman @cosycube

#進撃の巨人 #立体機動装置 １３（承前）これで立体機動装置が現実に可能な装置となる道が開かれた。ガス放出部分では常に少量のガスを燃やしながら出しておき、種火とすればよい。そのガスボンベの製作には、低温で液化させた可燃性ガスを詰めればできる筈だ。……かもしれない。（終）

Salah Rieman @cosycube

#進撃の巨人 #立体機動装置 １４（承前）しまった、一つ忘れてた。ボンベにガスのままでなく液化した可燃性ガスを詰めることにより、圧力の問題は緩和される。液化可燃ガスは温度が低ければ気化しにくいため圧力を低くできる。ガスに戻すときだけ加熱すればよいのである。（本当に終）