ライスのアニメ感想.Ex #12:新海誠監督作品ミニ感想集。

レンタルで借りられる新海誠監督作品全てのミニ感想です。 処女作である「彼女と彼女の猫」から「星を追う子ども」まで 時系列順に見れたのは面白かったです。 「言の葉の庭」も見にいけたらいいなあ。
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テリー・ライス @terry_rice88

シュンの弟であるシンはアスナから見たシュンの影であるから、そこまで死に取り憑かれてるわけじゃないけど、兄に負い目があったから、アガルタ社会における自らの役目を果たさなければという所か。彼は自分というものに彷徨っていた節があって、意志を貫くことで「生きる」選択をした。

2013-06-16 22:10:00
テリー・ライス @terry_rice88

作品の根底に流れるのは「生きる」という概念。地上にしろ、アガルタにしろ、厳然たる世界の在り様の中で人は生き、交わり、最後には死を経験する。その「スピード」は人によって違う。生を「喪失」する事で永遠となった者達を「ここ(心)にいる」と実感しながら世界に「生きていく」物語だと感じた。

2013-06-16 22:10:14
テリー・ライス @terry_rice88

あと登場人物の「会話」をかなり意識してるようにも見えた。過去作が断片的な会話とモノローグがメインだったのに対しモノローグを廃して、会話を積み重ねで物語を見せていくのは定石ながら新鮮だった。新海監督的にはこれが第二の「ほしのこえ」だったんじゃないだろうか。そんな気がしてならない。

2013-06-16 22:10:28
テリー・ライス @terry_rice88

以上です。TL汚し、失礼しました。

2013-06-16 22:11:13