ネット世論の定義付けに関して.まとめ.

■問題 ネット世論が、何を指す言葉なのかが良く分からない。 ■解決のための提案 ネット世論の問題を扱うにあたり、 続きを読む
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h @hiroyuki_g

「ネット世論」の定義が曖昧である。昨今のネット世論の価値についておこなわれている議論において、ネット世論という言葉が何を指しているのかが、人により違うと感じる。定義が曖昧である、それについて語れば、誤解が混乱を生じさせるだろう。よって、ネット世論とは何かについて考えたい。

2010-09-18 11:38:06
h @hiroyuki_g

世論とは何か?せ‐ろん【世論】ある公共の問題について社会の大多数の賛同を得ている意見。よろん。(デジタル大辞泉)とある。すなわち、世論とは大多数の賛同を得ている意見であり、それが正しいか正しくないかという判断は含まない。あくまで大多数の賛同を得ている意見が世論なのである。

2010-09-18 11:46:28
h @hiroyuki_g

それでは、世論調査とは何か?よろん‐ちょうさ〔‐テウサ〕【世論調査】社会的問題・政治的争点や政策などについての人々の意見・態度を把握するための統計的な調査。せろんちょうさ。(デジタル大辞泉)とある。世論調査は世論の意味する大多数の賛同意見、を統計的に調査するものである。

2010-09-18 11:51:42
h @hiroyuki_g

世論は、大多数の賛同意見を指すものであった。ではネット世論とは何か。 世論の定義を代入すれば、ネット世論とは、ネットを使う人における、大多数の賛同意見であるとはいえないか。ネットを使う人、それは世論調査の対象に内包されているため、2つの世論は、意見が食い違うことがありうる。

2010-09-18 12:03:03
h @hiroyuki_g

すなわち、世論が日本という国であるとするなら、ネット世論は、北海道などの一つの集団である。北海道で大多数である意見をもって、世論であるとすることは難しい。したがって、ネット世論の多数派の意見は、必ずしも世論と一致するとはかぎらず、一致しないことが間違っているわけでもない。

2010-09-18 12:08:45
h @hiroyuki_g

ネット世論とはネットにおける多数の賛同意見であるとした。 そこで、浮かび上がる問題がある。ネット世論は小沢優位であるとする言説についてだ。ネットでの調査とよばれるものには、小沢支持がおおく多数派を占めた。小沢支持は、本当にネットを使っている人の「多数の賛同意見」だったのだろうか?

2010-09-18 12:18:37
h @hiroyuki_g

さきほどの例をもちいて考えるならば、北海道であるネット国の市民たちは、本当に小沢支持だったのか?ということになる。観測にかかるバイアスは、北海道ネット人の住民性の問題なのか、地域がらの問題なのか、補助金の問題なのか、歴史的な問題なのか、あるいは、人種の問題なのか。

2010-09-18 12:36:46
h @hiroyuki_g

それが何であるかは考えていくべきであると思う、しかし、まずは、ネット世論がネットにおける多数の賛同意見を指すものであるとする時、観測側は、ネットにおけるバイアスの仕組みを、しっかり捉えることに重要性があると指摘したい。

2010-09-18 12:42:34
h @hiroyuki_g

統計学も無作為抽出も、義務教育でやらないことなのだから、知っていて当たり前のように言うのは無理がある。せっかくのネット上なのだから、ハイパーリンクを張ってあげると良いと思う。例えばこれだ、ハンバーガー統計学。 http://kogolab.jp/elearn/hamburger/

2010-09-19 12:18:47
h @hiroyuki_g

ん、と思ったが、中学校でやってたっけか、、統計、、。 まぁ、覚えていなく、適用できていないならば、何も意味が無いのだからいいか…。

2010-09-19 12:23:55