@y_banana よしもとばなな　さんの「僕たち、恋愛しようか？」

吉本ばなな @y_banana

「僕たち、恋愛しようか？」はほとんどがスンギさんの会社の代表にお目にかかって取材したことを基本に、少しずつ変えてフィクションにしていったものです。スンギさんにはどうしてもわからなかったことをいくつかメールで質問し（もちろん事務所経由で）、男の親友との関係についてなど聞きました。ば

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これからしばらく「僕たち、恋愛しようか？」裏話が続きます！興味のある方は読んでくださいね。　ば

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スンギさんは「代表の意見は僕の意見と同じと思ってくれて、ほんとうにかまいません」と言ってくれました。なのでフィクションとは言え、ひとりの人間としてのスターの気持ちをかなりリアルに描けたと思います。代表は時間をさいてほんとうにいろいろな話をしてくれました。　ば

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私たちの意見がいちばん一致したのは「スターはファンの若い人たちにモラルを教えなくてはいけない存在だ、その考えは決して古くはない」というところでした。寄付についてなど細かく描いたのはそこを組んでです。ただの恋愛小説ではなく、ドラマのようでもなく、彼らの考え方を主題にしました。　ば

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軽い恋愛ドラマを書いて、それがじゃまにならないように写真集にくっついている感じ、私も彼らも望んでいませんでした。基本的に日本でだけ発売するのであれば、クオリティが高くないといけないということも完全に一致していました。限られた字数の中でしかもフィクションでスンギさんを思わせる　ば

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そこがいちばんだいじなことでありました。あれは「私の描くスンギさん」ではなく「こうありたいと願うスンギさん」です。いちばんだいじなことはこれまでスンギさんを知らなかった日本人が彼に興味を持つこと、日本を代表する作家のひとりである私がまじめにそれに取り組んだという実績を出すこと。ば

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それが家族の恩人である彼らにできる、私の唯一の恩返しでした。悔いはないし、恥ずかしいところもないもないです。「韓流にはまったおばさん作家がてきと〜に妄想を書いた」わけではないというクオリティにしました。天に恥ずかしいことをしていないので、堂々としていられます。　ば

吉本ばなな @y_banana

私は日常的に芸能人とかセレブと呼ばれる人たちと共に仕事をして食事もしていますが、こういう仕事に常につきまとう闇の部分を見ている時間はありません。なによりも彼らの苦労、才能、健全なファンのあたたかい心、世界をよくしていこうとする意図にだけフォーカスしています。　ば

吉本ばなな @y_banana

唯一の悔いは「これじゃ似すぎだ…なんとか少し似なくしてください！」と代表に言われたことで、ほとんど賞賛ととっていいと思います（笑）。ステージというのは今回の私の小さな役割を含めて、ほんとうにたくさんの人の夜も寝ないでする作業でなりたっているんだなあとしみじみ思いました。ば

吉本ばなな @y_banana

どんな事務所もそうだけれど、楽屋に行って事務所の社長がふんぞりかえって社交していることはまずありません。みな目だたず身をひそめています。あるいは裏方さんに混じってあれこれ立ち働いています。あんな大勢の思いを背負って立つのだから、スターは輝いて当然だなとさえ思います。　ば

吉本ばなな @y_banana

私の小説がどうこう、イメージを使うことがどうこうよりも、スンギさんやスタッフや事務所の人たちが心をこめて日本だけでやるライブを、どうか楽しんであげてください。私の役割はほんとうに小さいものなのですから。そして彼がいろいろ取り組んでいくプロジェクトの中の小さなひとつなのですから。ば

吉本ばなな @y_banana

私たちはいつか必ずこの世を去ります。そんな短い人生のある夜の小さなライブの思い出が、宝石になるようにと祈ります。　ば

吉本ばなな @y_banana

関係ないけど、ここ二週間くらいで、単に道を歩いていたら、「あまちゃん」の潜水土木課の先生、観光協会会長、ヒビキ一郎、荒巻プロデューサーとあちこちですれ違った。下北沢ってすごい！　ば

吉本ばなな @y_banana

@misakimaki お友達のサイトにまで批判を書き込む人たちがいたので、ちょっと書いてみました。スンギくんがいちばんしてほしくないことだと思うんだけれど…　ば