20130614「リニューアル成功の近道はこれだ！ 実践で使える、Web戦略立案＆RFP作成手法」

Loftwork／株式会社ロフトワーク @loftwork

【プロジェクトの目的とは】入谷も言っていた「戦略（WHO/WHY/WHAT）」が重要。伝わらないと何に重きを置いたサイトを作ればよいか分からず、最終的に意図と違ったサイトができあがってしまう。何を指標とするか、KPI/KGIを伝えることで軸がぶれずに済む。 #lwseminar

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【範囲と前提の明確化とは】誰がどのように更新するか？内部の関係者にはどんな人がいるか？また、外部からはどんな人たちがどんなデバイスでアクセスするか？特に近年ではスマホ・タブレット対応をするか否かによって提案が大きく変わる場合もあるので検討が必要。 #lwseminar

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【範囲や前提の明確化とは】デザイン、バナー、掲載する文章・画像は？新しく制作しなくても既存サイトから持ち越せるものもあるかもしれない。場合によっては別途ライターをアサインする必要も出てくる（＝相応の予算も求められる）。 #lwseminar

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【範囲と前提の明確化とは】どのように日々運用するつもりかも明確に。自社で運用できそうか、更新も外注するのか？運用の成果は誰がどのようにチェックする？改善したい、という段になったらどのような手順を踏む？あらかじめイメージを持っておきたい。 #lwseminar

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【範囲と前提の明確化とは】チェックポイントとして「システム上の制約」「サイト（情報発信のガイドライン）」「運用ルール（バックアップ）」「構築ルール」の4軸はRFPに必ず反映しておこう。 #lwseminar

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前提と範囲を明確にしないと予算を大幅にオーバーした提案や見当違いの提案が届いてしまい、適切なパートナーを選べなくなってしまうので注意しよう。 #lwseminar

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100以上の機能要件を書き出してRFPとして提示する企業もあるが、あまり細かすぎると制作側は目を通さず都合のいいように提案してくる場合も少なくない。かといって条件が2つ3つしかないと幅がありすぎて上がってくる提案がバラバラになり比較のしようがなくなることも。 #lwseminar

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【提案者の強みを引き出す「隙」とは】構築だけでなく運用、改修を視野に入れると制作パートナーとの付き合いは長いものになる。提案の意図を聞くことでどれだけこのプロジェクトのことを考えてくれているかが分かることもある。あまり条件を縛りすぎるとヒアリングできない。 #lwseminar

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現在は課題解決のための様々なサービスが提供されている。選定・提案に制作会社のセンスや意図が表れることもあるので、やりたいことだけを伝え、サービス選定自体は提案者に任せてしまってもよいかもしれない。 #lwseminar

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ほか、他言語対応は？契約フローは？納品形態は？提案スケジュールは？提案時の提出物は？プレゼンの有無は？問い合わせ方法は？等の項目がある。来場者はRFPサンプルをぜひ参考にしてもらいたい（お持ちでない方、不明点がある方は身近な制作パートナーに相談してみては）。 #lwseminar

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ここで10分間の休憩が入ります。休憩が終わると登壇者によるパネルディスカッションが始まりますので、RFPの作り方や戦略の立て方など、ご質問のある方はぜひ #lwseminar を付けてお気軽にツイートしてください。感想もお待ちしています。

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ここからは登壇者を交えパネルディスカッションを行います。モデレーターはロフトワーク・君塚です。 #lwseminar

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Q:効果的だったワークショップの事例はある？ A:金沢星稜大学サイトリニューアルでは幅広い部署の更新担当者12名でのWSを実施した結果、関係者のチーム形成に繋がった（入谷） http://t.co/W4ALU2sk19 #lwseminar

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電通国際情報サービスでは担当者がワークショップ嫌いで、当初わざと遅れて出席したりしていたそう。しかしいざ参加してみるとリニューアルの目的やコンセプト、方針が明確化し最終的に「やってよかった」の声を頂けた（君塚） http://t.co/tKM3NOXhtY #lwseminar

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実はアシスト社のサイトリニューアルプロジェクトがロフトワークとともに現在進行中。人と人とを繋ぐ、というコンセプトをどうWebに反映するか、何を目指してどんな位置にWebサイトを置くか、改めて考える良い機会になった（中田氏） #lwseminar

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会場ではマーカーと白い紙が配布されました。現状抱えているWebの課題・悩みを書いてください、とのこと。来場者の皆さんに書いていただき、一斉に掲げていただこうと思います。どのような課題が挙がるのでしょうか。 #lwseminar

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一斉に課題を掲げていただきました。「ワークショップの終わらせ方、プロジェクト本編の連携」が分からない、という問いが散見されます。君塚曰く「開始前に今日のゴールを共有し、時間を計る。時間はバッファ（予備）をとるようにしている」とのこと。 #lwseminar

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また「ワークショップはいきなり大人数でやろうとすると収拾がつかない。IDEO社では4人がベストと言われている」そうです。 #lwseminar

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CMSに対して多くの役割を期待するあまり逆に使いこなせない、というケースをよく見る。「最大の役割」を一つ決めてあげると割りきって使いやすくなる（中田氏） #lwseminar

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Webサイトの課題として「情報量が多くて探せない」と書かれた方に入谷は「タグ付けなど検索軸を検討する」方法を提案。今ある情報を書き出してグルーピングするペーパープロトやカードソーティングが使えそうです。ユーザーによって検索軸も異なるかもしれません。 #lwseminar

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WSをやりたいけど自発的にアイデアが出る風土ではない、という悩みも多そう。中田氏は「どこまで上司を巻き込めるか」と回答。逆に言えば案出しの場にはあえて上司を外してみることも一策かもしれません。カフェなど社外に場所を変えてみることも有効です。 #lwseminar

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一方「必ずしもWSをする必要はない」と返す入谷。トップダウンで的確な指示が届くならそれで十分とのこと。全員で方針を決める！無理に人を巻き込む！と意気込まなくても「良きに計らう」と力を抜いて済む場面もあります。あくまでもWSは手段の一つです。 #lwseminar

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最後にメッセージを。「予算やスケジュールなど譲れない制約は明確に伝えつつ、後はいかに実現したいことや思いを伝えられるかが大事」（中田氏）「楽しいプロジェクトにするために戦略策定を実践してみてほしい」（入谷） #lwseminar

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以上でパネルディスカッションは終了です。会場では個別相談会を実施しますが、Twitterでのレポートはここまでとさせていただきます。長時間にわたる連続投稿にお付き合いいただきありがとうございました。レポートはロフトワークサイトに後日掲載しますのでお楽しみに。 #lwseminar