【原発の深層】なぜ原発はやめれないのかについて考えてみよう

浅野 真 @makochan1969

【原発の真相①】原発はなぜ無くせないのだろう？そんな疑問を僕なりに考えてみた。フィンランドの核最終処分場（オンカロ）に相当する施設が岐阜県瑞浪市にある。http://t.co/WmEadSNpPe

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【原発の真相②】瑞浪超音深層研究所の構造はオンカロそのものであり、核最終処分の最有力候補であることは間違いないと思われる。岐阜県は、日本の原子力政策において重要な位置にあることは間違いないだろう。

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【原発の深層③】一方、米国では核の最終処分場はまだ決まっていない。選定には２０年以上かかるとも言われている。核の再処理は、増殖炉によって出来るとされているが技術的に難しく世界中がすでに撤退している。日本だけが福井で「もんじゅ」をやっているが、稼働の見込みはたっていない。

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【原発の深層④】もんじゅでの研究開発の事業費（予算）は、9,830億円（S55年度～H25年度）[内訳]建設費5,886億円（S55年度～平成6年度）運転・維持費3,944億円（平成元年～平成２５年度）。運転維持費の3,944億円は全て政府支出（税金）で賄われています。

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【原発の深層⑤】ここからは推測になります。僕は核リサイクルの研究を日本は米国から半ば強制的に押し付けられているのではないかと仮説を立てています。昨年末の衆議院選挙のときに多くの政党が脱原発を掲げました。

浅野 真 @makochan1969

【原発の深層⑥】選挙の少し前、野田政権は脱原発を日本は掲げてよいかと米国に確認しにいきましたが、剣もほろろに断られて帰ってきています。それから民主は脱原発を声高に言わなくなりました。自民党はアベノミクスで景気回復などと原発を争点にしないようにしていたのを思い出します。

浅野 真 @makochan1969

【原発の深層⑦】マスコミも同じでした。原発の継続を米国が臨むには明確な理由があるわけです。米国は原発の新設は断念しています。そしてGEなどのプラントメーカーも原発からは手を引こうとしています。そんな米国の事情の中で、なぜ米国は、日本が脱原発に向かうのを止めるのでしょうか。

浅野 真 @makochan1969

【原発の深層⑧】核のゴミは原発がある限り増殖します。そして古くなった核爆弾も廃棄が必要です。しかしどの国も核の処理をやらないしやる気もない。日本は、そういう役割を担わされていると考えるのが一番腑に落ちる論理なのです。

浅野 真 @makochan1969

燃料などというからいかんのであって核のゴミと言うべし。日本は産廃国家として受け入れさせられているのだ。 RT @nhk_news: ＭＯＸ燃料　高浜原発に到着 http://t.co/TLzNqXxEg7 #nhk_news

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やめられない抜けられない原発の深層 http://t.co/SMrkwbD9xY

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【原発の深層⑨】日本と米国の間には日米原子力協定という条約が存在します。協定と書いてありますが、これは日米安保協定と同じく条約です。条約というのは、憲法も含めた国内法に優越すると考えられていて、一度締結すると条約を破棄しない限り、守らねばならない法律です。

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【原発の深層⑩】現在適用となっている日米原子力協定は、1988年7月に発効。30年の有効期間ですから2018年7月に満期を迎えます。この条約は、米国からから日本への核燃料の調達や再処理、資機材・技術の導入などについて取り決めたもので、条文そのものは非常にシンプルなものです。

浅野 真 @makochan1969

【原発の真相⑪】日米原子力協定の真の目的は、日本が原発稼働でどうしても廃棄物として出てくるプルトニウムを使って核兵器に転用させないようにすることです。この条約を逆に解釈すると、原発で出てくるプルトニウムを再び燃料として発電に使用する必要があるということを意味するのです。

浅野 真 @makochan1969

【原発の真相⑫】つまり、日本は国家として日米原子力協定が有効である限り増殖炉もんじゅの開発を続けなければならないことになります。【原発の真相⑧】で述べた仮説に戻るのですが、現状、核廃棄物の最終処理方法は、地中に深く埋める方法しかないため日本にもオンカロが必要になってくるわけです。