- ryuuseikick
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自分が入社研修でやったゲーム。紙と文房具と相場表を渡されて、半径何センチの円とか一辺何センチの正三角形とかで値段が違う。各班話し合って特定の形を生産してそれを売る。出来が悪いと値引きされる。一定時間ごとに相場が変わるイベントあったり。
2013-06-19 12:24:02まず焦点になるのは利益率。元になる紙の値段は同じなので出来るだけ無駄のないように切って、最も稼げる形について話し合う。そして面白いのが班によって渡されてる文房具が違うので制作の効率が違う。同じのが複数ある班はそれを売ったりレンタルして稼いでもいい。
2013-06-19 12:26:29そして興味深いことに優勝したのは、自分らでは製品を売らず、全員総出で他の班に出向して契約金を稼いだ班。自社生産による相場変動リスクをなくし、全てのリソースを貸し出して収入源にしていた。貰ってた文房具は確か一番少なかった。
2013-06-19 12:33:55終わった後に研修担当から一言「もう一度同じ条件でやると彼らは勝てません。何故か分かりますか?」正解は模倣の乱立と出る杭は叩かれる風潮。非常にリアルだ。
2013-06-19 12:36:55これはボードゲームかといわれると違うかもしれないが、アナログゲームなのは間違いない。少なくともこのゲームでボードゲームに興味を持った同期の友人に勧められて今自分はこの世界に生きている。
2013-06-19 12:38:28例えば購入した情報で「終了時にコンパスを持っていると減点」があった。この場合コンパスを売りたくなるが、この情報を安売りしてしまうとコンパスを買ってくれる班はいなくなる。また当然コンパスがないと円を作れなくなり、円が上がると困る。なので逆に情報を売る際にコンパスを買い取る。
2013-06-19 12:44:10減点があるので他の班は安く売ってくれるし、円の供給が下がるので相対的に円の価値は上昇する。大量に集めたコンパスを使い、円を大量生産して丸売りして減点分を越える金額を稼げる。まさしくビジネスの縮図でないか。
2013-06-19 12:46:49あと各班は各国をシミュレートしていたらしく、先進国は技術(文房具)は多いが資源(紙)がない。発展途上国は資源が多く人(班員)も多いが技術がない、といった感じ。そして行き着く先が外注や出向という訳だ。技術がないなら買うか、出向して相手の技術で仕事をして報酬を稼ぐ。よく出来てる。
2013-06-19 13:03:17@hiro8823 ゲーム会でハグルってゲームやったときはそんな感じでした。「~持ってたら脱落する」ってのを情報隠して他に売りつけて「なん、だと…」っていうww。
2013-06-19 13:57:12まぁ結局何が言いたいかというと研修にアナログゲームを用いるのは大いに有りだと思う。ただそのゲームによって何を学べるかが大事だ、っていう至極当たり前な結論なんですけどね。
2013-06-19 13:58:40こちらで適当に班分け(5人前後の班が8班)→ずら~っとボードゲームを並べて選ばせる(説明は一切無し)→自分達でルールを読んで遊んでもらう→遊んだゲームを自分の会社の商品想定でプレゼン、プレゼンしてない班はプレゼンの評価をする っていうのを去年の新人研修期間にやりました。
2013-06-19 14:10:05初見力が高いというのは重宝される人材かも知れませんが、凡人には「とりあえずこのルールを30分で読んで、その後意味わかるように説明してください」というのがいちばん汎用性の高い研修になるのではないでしょうか
2013-06-19 14:48:50ボードゲームを使った社員研修プログラムを開発して売り込むカードゲーム「ボードゲーム研修セミナー」を作りました。例によって無料のプリント&プレイゲームです。http://t.co/bmfk4QQMxd(PDF、1.0MB)
2013-06-20 01:39:11「ボードゲーム研修セミナー」は、特定の企業を揶揄する意図で作られたものではありません。ちなみに、個人的には、ボードゲームを企業研修の教材に使うという試みはおもしろいとおもいます。
2013-06-20 01:43:13