【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】ってどんなもの?
- azuazu1011
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普及しないのは麻酔医が少ないのも大きい(国別・病院種別の表があった)。日本では個人病院がほとんど。アメリカの場合、大学病院のように医師も集まっていくので、各病院での対応のみならず集合的に対応可能。そもそも医療形態の成り立ちの違いも大きい様子。 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-19 23:52:04あとやっぱり、日本人は民族的に我慢強い性質が大きいって。かなりの段階まで、我慢できてしまうとのこと。でもこれ危険と隣り合わせでもあるから、要注意。 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-19 23:55:12ERのビデオも参考として紹介してたけど、医者の目から見てもリアルな描き方です、って言ってた。んで、ドラマだから次々にハプニングというかトラブルが発生するんだけど、これ、現実でもありうるから、と。臍帯脱出とかへその緒が二重三重とか、他にも色々… 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-19 23:58:15うーん。なかなか肝心の硬膜外麻酔分娩の詳細に入れない。でも実際、説明も次々とそういう「そもそもの危険性」とかを説明してて、それに対していかに合理的に母子ともにリスクを減らすか、が重要で。ほんとその精神の基での麻酔分娩であるという理念が分かる。 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 00:01:44全くの「無痛」が目的ではなく、少しは痛みを感じるけど十分コントロールできるまでの鎮痛作用と、筋の弛緩によるスムーズな分娩を目的としている。完全な無痛を目指すと、より広範囲や高濃度の麻酔薬が必要になり、逆効果の懸念も。痛みの感受性の個人差もある 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 00:06:23ポイント4つ。 1.母体にとって安全なもの。 2.胎児や新生児に悪影響を及ぼさないもの。 3.分娩経過に及ぼす作用は最小限に、もしくは、よりスムーズになるように。 4.鎮痛法として、効果的なもの。 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 00:11:40硬膜外麻酔分娩の利点(主なもの) 1.分娩時間の短縮(産道の緊張を取り去る事による) 2.母体への負担軽減(痛みからくる血圧上昇を防ぐ事による) 3.胎児への負担軽減(酸素供給が十分行える) 子宮内圧を下げることで次の子宮収縮を有効に、等も。 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 00:27:26初産婦で「自然」がいいなと漠然と考え、無痛分娩の存在は知らず、バースプランに「なるべく会陰切開はしない方向で」と書き、破水から始まり入院し陣痛がなかなか来ず誘発剤投与、ソフロロジー呼吸と父ちゃんによるモニター解読&腰マッサージで陣痛を逃し、無事に産まれた奇跡の人がウンして起きたw
2013-06-20 00:59:11妊娠出産はほんとに奇跡だよ~。陣痛の痛みを忘れることにも我ながら驚くけど、いくつもの奇跡を重ねて産まれてくるということも忘れてた。というか、日本では本当に母子ともに死産が減ってるから、当たり前のように産んだ気になってたけど、全然そんなことない。医療技術の発達はものすごいよ。
2013-06-20 01:03:48特大ウンした人のお尻をキレイにして、一緒に布団に入り、「母ちゃんから出るときさぁ、くるくる回りながら出てきたんだよね」って言うと、ニヤリってした( ̄▽ ̄)
2013-06-20 01:08:10多分、私は第一子の時に無痛分娩のことを知ってたとしても、「いわゆる“自然”を体験してみたい」って思ってたような気がするんだよな~。実際には、陣痛の壮絶さは想像を越えてたけども。でもあの時はあの分娩方法が、私と胎児のベストだったと心から思う。(父ちゃんには多大な迷惑やったにせよw)
2013-06-20 01:12:24しかしこれって変なの、と今でもずっと思うのは、出産に関する過剰な「自然」思考というか、神聖視というか、特別感というか。もちろんスゴイことではあるんだけど。必要以上の医療介入を避けたい気持ちはあるけど、どこが境界?帝王切開も必要な処置だからするのに、後ろめたい扱いされるとか変だし。
2013-06-20 01:23:01無痛分娩なんて更に「不要なのに弱虫がやるもの」扱いなのかな?? 文化ってコワイと何度も思う、「抜歯の時、試しに麻酔ナシでやってみたい」とはとても思わないもんなぁ。無痛分娩が主流のアメリカでも「体験してみたい」って麻酔ナシで臨む人もいるらしいけど。まーもちろん、選択は個人の自由だ。
2013-06-20 01:25:54(むー…いいかげんに、硬膜外麻酔分娩の説明会の続きを書きに、メモのあるリビングに行きたい…が、なんとなく、ブツブツ布団の中…)
2013-06-20 01:27:30でもある意味、今日の説明会は「分娩方法は何であれ、その時の状況に応じて全力を尽くす」という医療者の姿勢と、「その為に母体として知っておいてほしいサイン等を伝えたい」という点がメインだったと改めて思うから、別に硬膜外麻酔分娩の技術的ポイントを全てつぶやかなくてもいいのである、うむ。
2013-06-20 01:36:32ていうかめちゃくちゃたくさん、「こんな風に危険だったけど、緊急帝王切開で母子ともに助かった」事例が出てきまくりで…!ほんと、帝王切開ってスゴイよ。切り札、な感じ。言うなれば、これぞ医療技術の発達、か。
2013-06-20 01:44:21硬膜外麻酔分娩のデメリット。 1.低血圧になる場合がある(点滴で対応可) 2.麻酔の位置がずれると頭痛や吐き気が出ることがある 3.追加費用が必要 「分娩時間が長くなる」や「帝王切開率が上がる」は実は当てはまらない。(これについては次で説明) 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 02:06:39→「分娩時間が長くなる」や「帝王切開率が上がる」は実は当てはまらない。 分娩第2期が長くなる(平均で+25分)けど、トータル分娩時間は短い。局所麻酔薬の使用量や濃度を挙げると、吸引分娩や鉗子分娩が増えるので、無痛の為にやたら増やすのはダメ。 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 02:19:08→「分娩時間が長くなる」や「帝王切開率が上がる」は実は当てはまらない。 帝王切開率が増加したという報告はナシ。(数値データの表が示されていた) 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 02:20:31血液が固まりにくい人とか、硬膜外麻酔分娩が出来ない人、という人もいる。でも基本的には、禁忌が無い限り、産婦さんが希望すれば可能。 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 02:25:27「産痛」は時期によって部位も変わるから、それに合わせて麻酔を効かせる。第一期(子宮頸管の拡張と仙骨の痛み)と第二期(膣や会陰部の伸縮)は別物。図解しながら詳細説明があり、硬膜外腔という場所に対して、局所的に麻酔を効かせていく。段階に応じて。 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 02:31:43これはほんとなるほど~だったな。段階によって痛みも違うってこと、ちゃんと認識してなかった気がするし。でもそりゃそうだよな。そして、すべての段階のすべての痛みを「無痛」にしようとすると、広範囲かつ多量の麻酔薬になってしまうので、それはしないと。 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 02:33:00局所麻酔なので、しびれ感は局所としてあるけど、コントロールは可能。最後のいきみも可能。というか子宮の収縮力だけで赤ちゃんはちゃんと出てくるらしく、腹圧は不要と。なのでリラックスしている間にも(寝ていても)お産は進む。寝られるってスゴイよな…! 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 02:36:37ただ、麻酔によって「火事場の馬鹿力」的なものは緩められてるから、むしろしっかり体力は日頃から付けておいてください、と。(陣痛の時の妊婦の馬鹿力は、青竹を握りつぶせるほど、と言われるらしいw) 【硬膜外麻酔分娩(和痛~無痛分娩)】
2013-06-20 02:38:51