- murapyon71
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幸田露伴の『東方朔とマンモッス』に
「清の康煕五十一年内閣侍讀圖理琛、命を奉じて土爾扈特に使いし」とある。
この圖理琛がシベリアの地で見たのが、現地人が凍土中のマンモスらしき物を食べていたところだという。
この話しは『圖理琛紀行』というものにあるという。
下記に詳しく記す。
むらやまこういち💉💉
@murapyon71
北シベリアで保存状態の良い凍結状態のマンモスが見つかったとのこと。「肉が赤みを帯びるなど保存状態が良く」「血液とみられる黒ずんだ液体も採取」とある。 http://t.co/zcaRKvF5NA http://t.co/p4YvZr24xw
2013-06-27 19:36:26
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むらやまこういち💉💉
@murapyon71
これを見て思いだすのは、幸田露伴が「東方朔とマンモッス」で引いている『図理琛紀行』のシベリア人が氷中のマンモスを食べていたというものだ。写真の赤身がかったのをみると、たしかに食べられそう(僕は食べないけど)。
2013-06-27 19:39:41
むらやまこういち💉💉
@murapyon71
幸田露伴が引くところにこうある「北地最も寒し。一種の獣有り、地内を行く。陽気に遇へば簾な卽ち死す。身大にして重さ萬斤なり。骨の色甚だ白く潤ふこと象牙に類し、質柔らかなり。甚だ損傷せず、毎に河濱の土内に於て之を得…肉の性最も寒、人これを食へば煩熱を除くべし。(つづく
2013-06-27 19:54:39
むらやまこういち💉💉
@murapyon71
梵の名は麻門蠧窪、華の名は磎鼠なり」と。これに対し露伴はこう述べている「これ今の所謂マンモスにあらずして何物ぞや」と。
2013-06-27 20:00:52
むらやまこういち💉💉
@murapyon71
シベリヤで凍り浸けのマンモスのはずなのに骨ばかり出てくるのは、その昔に食べられそうな冷凍マンモスはロシア人が食べちゃったからではなかろうか?
2013-06-27 20:03:25※『露伴全集第十九巻』の「東方朔とマンモッス」では、麻門蠧窪にマモントアというルビがふってある。
※「肉の性最も寒、人これを食へば煩熱を除くべし」の部分は、東洋文庫『異域録』によれば、『神異経』の「磎鼠」に見える言葉を転用しているとある。