〔低線量被ばくによる生体影響に関する細胞遺伝学的評価法の開発〕
- karitoshi2011
- 756
- 0
- 0
- 1
web更新-情報公開文書「低線量被ばくによる生体影響に関する細胞遺伝学的評価法の開発 実施報告書など」 http://t.co/7Av76FPpIm 環境省から放医研に委託して行われていたものの実施報告書、実施に当たって設けられた検討委員会の資料などです。
2013-06-27 20:20:24【低線量被ばくによる生体影響に関する細胞遺伝学的評価法の開発①】事業の実施目的は、報告書によると次のようなものになります。「福島県は…放射線による健康影響があるとは考えにくいとの見解を述べている。しかしながら、放射線の影響の有無を生体試料を用いて直接調べた調査は現時点ではない」
2013-06-27 20:21:48【低線量被ばくによる生体影響に関する細胞遺伝学的評価法の開発②】「将来一般住民を対象とした大規模な染色体調査が実施されることを想定し、現在の国際基準であるISOの基準に則りつつ、資料の取得から結果の判定に至るまでの作業工程を確定する。」
2013-06-27 20:22:12【低線量被ばくによる生体影響に関する細胞遺伝学的評価法の開発③】「比較的低線量の放射線被ばくを念頭に、自動化・高速化された染色体解析システムの精度を高めるためのプログラム開発を行い、これを上記の作業工程に組み込むことにより、総合自動高速解析プロトコールを確立し、マニュアル化」
2013-06-27 20:22:41【低線量被ばくによる生体影響に関する細胞遺伝学的評価法の開発④】「この総合自動高速解析プロトコールを用いて原発事故の影響をほとんど受けていないと考えられる日本人約70名を調査し、日本人の標準的な状況(異常染色体の頻度)を調査する」
2013-06-27 20:23:02【低線量被ばくによる生体影響に関する細胞遺伝学的評価法の開発⑤】「各年齢層での一般的なバックグラウンドの値を定量的に求めることができ、染色体調査が実施された場合の影響の有無を判断するための科学的根拠となる」とのこと。資料を見ても評価が難しいので、どなたか教えていただければ…
2013-06-27 20:24:37【福島県立医大問題⑥】甲状腺検査結果の本人開示請求書は、途中から一覧表になっています。過去に請求をした人までさかのぼって、すべての請求者が網羅されているようです。1回だけ氏名入りの一覧が作成され、その後氏名は削除されていますが、甲状腺検査の受付番号が記載されています。
2013-06-28 21:45:22【福島県立医大問題⑦】受付番号をもとに個人が識別され得るので、一覧表は個人情報に該当します。しかし、県立医大にはこの認識もなかったようです。今後は、請求者の個人情報を含まないように情報共有をする旨回答をしていますが、受付番号入りだと個人情報に該当するという認識はなかった。
2013-06-28 21:46:17【福島県立医大問題⑧】県立医大事務局と回答を受けて電話で話をした範囲では、何が問題かある程度理解をしていただいたようですが、大学は教員が問題を認識しないと事態は動きません。現状では、個人情報を含む請求書は回収もされず、専門委員会の委員や事務局がそれぞれ保管したままです。
2013-06-28 21:46:46【福島県立医大問題⑨】県立医大側とのやり取りで頭が痛くなったのは、個人情報を含む請求書は適切に管理・処分されるはずだ、一覧表で受付番号が入っていても各委員が照らし合わせないだろうという前提に立っていたことです。個人の努力でどうにかしようというならば、そもそも条例はいらない。
2013-06-28 21:48:01【福島県立医大問題⑩】結局、要望という形で問題を示しても、法律や条例の規範や規制というものが意識されなかったということが、最も問題と思うに至りました。事務局レベルでの理解が、実際にどういう形で県立医大としての対応に結び付くのか。それは教員がどう問題認識をするかにかかっています。
2013-06-28 21:48:41【福島県立医大問題⑪】というわけで、この件はフォローアップをしていこうと思います。どういう問題認識に組織として至るのか。今回の回答レベルでとどまるのか、それとも少しは理解が進むのか。注目したいと思います。要望や回答はhttp://t.co/fn6BQcXJpHをご覧ください。
2013-06-28 21:49:13