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重仁には国を治める才がある。それにたいして雅仁はどれだけの器量があるというのだ。人の徳の有無をも見きわめないで、皇位継承のことを後宮の后に相談しておきめになったのは、父帝のあやまちであった。#雨月物語
2013-06-26 14:31:11あさぼらけ 長き夜を越へ にほひたて くもゐに見ゆる 敷島の君【訳】夜明けがきた。長い夜を越えて輝くようだ、空(宮中)に見えるこの国の君主であるあなたは。/これは創作で無論どの勅撰和歌集にも編纂されてはおらぬ。一見、媚びへつろうた歌に聞こえるが縦読み(折句)するとあなにくしとなる
2013-06-26 16:29:58恋ひ死なば 鳥ともなりて 君がすむ 宿の梢に ねぐらさだめむ【訳】恋い焦がれた果てに死んでしまったら、鳥にでもなって、あなたが住む家の梢にねぐらを定めよう。
2013-06-26 18:29:50いつしかと 荻の葉むけの 片よりに そそや秋とぞ 風も聞こゆる【訳】いつの間にか荻の葉の向きが一斉に片寄るようになり、それによって、ほらほら、もう秋だよと――そう風の音も聞こえるのだ。/穏やかな讃岐の地にて初秋の心を詠んだ歌。荻は昔から秋を知らせる草として多くの歌人に詠まれてきた
2013-06-26 22:29:54瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢わむとぞ思ふ【訳】川の流れが速いので、ひとつの川は岩にぶつかって二手に分かれてしまう。今の私たちはそんなふうに別れ別れになるが、川はわかれてもやがて最後には大海へとそそがれて一つになるように、最後には必ず会おうと思うのです。
2013-06-27 08:30:16浜千鳥 跡は都に かよへども 身は松山に 音(ね)をのみぞなく【訳】浜の千鳥は都に通い私の筆の跡(五部大乗経)も都へと帰るけれども、我が身は松山で千鳥よろしくただ泣いてばかりいる。/表現と現実の乖離を感じている心を訴えた歌。覚性法親王はこの和歌を見て涙したとされておる。
2013-06-27 22:29:53うたたねは 荻ふく風に おどろけど 永き夢路ぞ さむる時なき【訳】うたたねは軒端の荻を吹く風の音で醒めたけれども、永い夢を見ているような煩悩の迷いの世界からは醒める時はないのだ。
2013-06-28 12:29:57道のべの 塵に光を やはらげて 神も仏の 名のるなりけり【訳】路傍(道のほとり)のちりにまじって智徳の光をやわらげて、我が国の神は、仮に仏がそう名のっているのである。/智徳=仏が智慧によって一切のものを照らし見通す徳。
2013-06-28 20:30:071番仲の良いランキング 1位@toshinari_bot 2位@tohsei_taiga 3位@isokaze181 → http://t.co/iJdnzuYLoP あなたのランキングもチェック♫ http://t.co/zs92iLyv6A
2013-06-28 20:54:48@sutokuin_botの仲良し度: @toshinari_bot(100%) @tohsei_taiga(91%) @isokaze181(35%) @mikekoy(25%) @Beginner_de_Nai(25%) 続き→ http://t.co/VQeUsGLGwd
2013-06-28 21:03:57