歯科技工士の現状

kenjinarita @kenjinarita

見逃した方へ。NHK首都圏ネットワーク　歯科技工士の現状http://www.youtube.com/watch?v=cRqEBYYDGUs（8分半程度）

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h.sakita @natural_clinic

技工士問題、本当に深刻です(>_<)僕なりもう一度まとめてみました！よければこの後ＴＬ追いかけてください！RT @usukimoegi: 最近中国製の補綴物が増えてるっていいます。私は日本の技工士さんのものがいい！ RT @higashiikoma:@teamoncology

h.sakita @natural_clinic

今日飛び入りで、技工所の方がチラシを持って来られました。新しくオールセラミックスを導入するのでよろしくとの事。それがとんでもなく安い価格でビックリ。さらに驚いたのが保険診療の技工料金も破格の値段設定。インレー（詰め物）一本800円からとか、、。　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

これぐらいの料金から始めさせていただかないと、今のご時世仕事がもらえないとのこと。スーパーで格安チラシであるまいし、ちょっとやりすぎなのでは？？とっても心配。。#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

うちではそういうのは扱えない（、、怖くて）と丁重にお断りすると、実に寂しそうな後姿でお帰りになられました。おそらく100件周って数件お試しが取れるかどうかぐらいなのかもしれません。#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

日本の歯科医療においては詰め物や被せ物などの製作は歯科技工士法に基づき国家資格を与えられた歯科技工士および歯科医師のみが行うことができるとなっています。　現在ではほとんどの歯科補綴物の製作がこの歯科技工士さんによって行われているんです。　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

この技工士さんの労働環境はとても苛酷なものです。その原因としては長い間ずっと値下がりの一途をたどっている技工料金にあります。　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

また、歯科保険制度の改正（改悪）による歯科医院の経営圧迫から歯科医師の値下げ要求もあり、この過酷な長時間労働に拍車をかけています。　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

日本歯科技工士会の「2009 年歯科技工士実態調査報告書」によれば、歯科技工士の労働時間は、週労働時間平均は53.5 時間、週に51 時間以上就業する人は半数強（52.5％）とのことです。実際には70時間から100時間を越える事例も見られます#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

また、保険で設定されている補綴物（被せ物や、詰め物）の製作料が非現実的な低料金に抑えられているため、大量の技工物を受注しいわゆる薄利多売にならざるを得ず、製作に十分な時間をかける事も困難な事態になっています。#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

実は、過去から何度も、この補綴物製作における適正料金についての検証も行われており、それによると健全に運営されるための製品原価は、現在一般的といわれる技工料金の３～４倍にもなっています。　　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

例えば、全部鋳造冠（歯の全体を覆う金属の被せもの）において技工士会発表の平均技工料金が2500円、実勢価格が2000円前後のところ、いずれの適正価格計算においても8000円前後となっています。　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

朝からのツイートでコラムをご紹介させていただきました。ここで皆さんに知っていただきたいのは、現在の日本の歯科保険医療制度はこうした歯科技工士さんの過重（過酷）とも言える犠牲の上でかろうじて成り立っているといえるのです。本当なんです！！#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

それは、皆さんや、皆さんのご家族の健康に大きな影響があることだからです！　国内技工料金の価格低下はすでに限界点を超えてます。更なる低価格を求めて海外（中国など）に委託する動きが出てきているのをご存知でしょうか？これが意味するところは？怖くないですか？#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

批判を恐れず、率直に申し上げますと、、、、、医療として国民の体内に装着される歯科技工物としては、中国など海外補綴物は患者さんの健康に深刻な問題を引き起こす危険性があり、安全性を危惧せざるを得ないと感じているのです。　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

実際米国では1980年代から技工物が主に中国に発注され、現在ではその割合が１０～１５％に及んでいます。しかし、昨今の食品汚損などから、その品質の安全性に疑問の声が上がり、米食品医薬局が厳しい規制強化の要望を通達し始めています。（遅いっちゅーねん！）　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

しかしながら、なんと、わが国ではそうした規制が全くないに等しく、無防備な状態にさらされているといえます。（めっちゃ、こわいやん！）#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

そして、もう一つ大きな問題があります。それは歯科技工士さんは歯科医師の技工を下請けしているって言っても過言でないといった現実です。その為に、制度や法では規定していない複雑な慣習や立場の違いと言った別の問題が起きてしまうのだと思います。　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

簡単にいいますと、歯科技工士さんはｊ患者さんとの間に歯科医師が介在する事から、委託されているとは言え患者さんへのサービス提供ではなく、「歯科医師へのサービス提供」といったジレンマが生じてしまうのだと思います。これは当たり前の事とはいえ、重大です。　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

つまり、患者さんに届かせる医療補綴物と言うサービスよりも、受注する為の歯科医院や歯科医師へのサービスの方が重要といった状況になりかねないからです。技工士さんが、望む、望まないに関わらずです。#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

仕事を受注する為の、新規開拓や営業、外向ということになると、歯科技工士さんはその専門的な技術や知識以上に、営業の壁、料金の壁に直面する事になりますね。技工士学校では習わないのでは？？　さすがに最近はカリキュラムに入ってますかね^_^;　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

一人で経営されている多くの技工所さんにとっては、この営業時間に時間を割くことは、本来の仕事である技工物を製作する時間が削られることになってしまいます。きっと、明日納品の技工物の仕上がりを気にしながら、車や電車で移動なされているのだと思うんです。#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

そんなことだから、本来の目的である良質な歯科補綴物を作成し提供する事によって国民の健康と福祉に寄与するなんぞと言う目的を（やむ終えず）見失い、下手すると、人間としての尊厳も！収入も！！生活も！！！失ってしまうことになりかねません！！！！　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

さらにもう一つの視点は、この歯科医師との間の『不公正な関係』です。この不公正とはいわゆる発注先と受注者といった上下の関係のことです。　#haisya #dental

h.sakita @natural_clinic

専門家である歯科医師は技工物を作成する工程をよく理解しています。それを作るのにどれだけの手間がかかるのかをです。自分たちが要求している金額では「品質」が保てないこと（「品質」を保つには技工士がどれだけ苦労するのか）を知っています。#haisya #dental