花宮は歴史ある華道の名門。花宮真は第一子として生まれ自動的に後継者となる。本人の容量がよいこともあり、また表向きの性格も良い為周囲の期待を背負う。本性は極悪人。彼と会った人は良い意味でも悪い意味でも彼岸花に例える。各名家とは繋がりがある。 #華宮
2013-07-01 15:39:47華道の名家”花宮”の後継者花宮真と日本舞踊の風雲児春日隆平。その他茶道家伊月と弓道家古橋、書道家瀬戸。ふらっと現われる柔術家木吉に花宮の弟弟子になる黒子。遊び人の原。麒麟児と呼ばれる子たちのお話 #華宮
2013-07-01 15:35:45春日家も名だたる日本舞踊の名家。立ち居振る舞いについて厳しいと有名だが本人は飄々としている。しかし一度踊り出せば周りは皆彼をほめそやす。快楽主義者で好きなものに対してはとことん。逆に嫌いなものは徹底排除。 #華宮
2013-07-01 15:48:40春日家の現当主から「次の当主をお披露目したい」との連絡があり召集される麒麟児たちとその親。放蕩息子と風の噂で聞いてたから気がひける皆を尻目に出てきた春日、噂とは似ても似つかぬ流麗な舞に一同は息を呑む。すうっと春日の流し目が一瞬花宮を捕らえる。哂った気がした #華宮
2013-07-01 21:28:14茶道家伊月。春日、花宮とは幼少からの付き合い。お茶会でよく花宮のいけた花を使うため親しい。たまに駄洒落で半東をしらけさせる。それを除けば好青年で強制的に後継者にされた二人を慮る。 #華宮
2013-07-01 15:54:59弓道家古橋。毎日のように稽古をし俗世間に触れることがあまりない。表情を崩すことは少ないが感受性は鋭い。こうと決めたら決してその意見を変えることはない。花宮のいけた花に無機質さを覚え興味を持つ。 #華宮
2013-07-01 16:00:13書道家瀬戸。流れるようでいてくせのある文字を書く。その美しさは完璧なバランスを保っている。伊月家に書を提供することがあるため面識がある。古橋家にある射道八節は瀬戸が書いたもの。 #華宮
2013-07-01 16:06:57弟弟子黒子。両親が亡くなりつてをたどって花宮家の弟子となる。野花をいけるのがうまい。両親から聞いていた花宮と実際の花宮とのギャップに驚き反発しながらも仕える。 #華宮
2013-07-01 16:22:22柔術家木吉。友好的だが鋭い人物。自己研鑽に務めるが負傷中のため街をぶらつく事が多い。たまたま出会った花宮の作品に「心が伝わらない」と酷評する。武人のため花宮の親からは疎まれている #華宮
2013-07-01 16:13:25遊び人原。夜の歌舞伎町を爛爛と歩く。値のはる花魁も男娼も気に入ったら買う。貴族にすら手を出す。金の出処は不明。様々な噂が飛び交うが本人が何も言わないため真相は謎 #華宮
2013-07-01 22:01:41花宮は噂とは違う美しい美貌と舞に目を奪われる。嘆息、同時に華をいける時にさえ感じないような感情が芽生える。春日は春日で「菫みたいだなあ、手折ってやりたい」ってロックオン気味。この後二人はお互いの性格と本性を知るけど受け入れるのは早い。 #華宮
2013-07-01 21:33:22「ね、あれどこの子なん~?」って旧友伊月ににこにこしながら尋ねる春日。大丈夫かな、と思いながらも花宮を教える伊月。花宮を心配する気持ちとまた獲物を見て自分を見てくれないのか、って寂しさが半々の伊月。大概ほも。 #華宮
2013-07-01 21:41:56作品に気持ちを込めたことないし愛情とか無くてもいいやって花宮だけど何となく胸に引っかかった。そんなとき春日が遊びにくる。舞台とは正反対のゆるい動作でへらっと笑って「会いにきちゃった、花宮真くんだよね?」って #華宮
2013-07-01 21:50:58「真くん。アンタ本性隠してるっしょ?ねえ、俺にぐらい教えてよ」って甘ったるく誘う春日。蠱惑的に微笑んでするっと近づく。息が、とまる。混乱混乱。(あれ、一人称違う)どうでもいい事実で頭がいっぱいになる花宮 #華宮 かわいい
2013-07-01 22:09:30「やめといたほうがいい」と伊月は花宮に忠告する。春日は魔性だと、掴まったら逃れられず辛い思いをすると。捨てられてしまったら…と。その気持ちは伊月が一番わかるから。でも花宮はイマイチわかってない、自分が狙われてることも。 #華宮
2013-07-01 21:56:15悪気なく花宮を批難する木吉。たまたま道で遭遇して案内してもらってる(面識ナシ)のときに「そういや花宮家の次期当主の作品見たか?美しかったんだが、どうにも無機質に思えてな…」とか知らずに地雷を踏み抜く。「貴様のような野蛮人なぞにわかるか!」って去る花宮 #華宮
2013-07-01 21:46:20接待で踊らされる春日。しかし部屋に行くと赤司と緑間だけ。この二人は上客だから機嫌を損ねてはいけない。唐突に「琴で踊ったことはあるかい?」と問う赤司。あると答えれば「じゃあ踊ってくれ、真太郎が吹いてくれる」って三人で即興、綺麗にはまって赤司は「やはり、な」としたり顔 #華宮
2013-07-01 22:35:59「おまえの悪い癖だ」「はは、すまない」春日と別れた後、下駄をカラコロ鳴らして赤司と緑間は並んで帰る。迎えは置いてきた。「どんな無茶ぶりしても真太郎は完璧にこなすからね、好きだよ」「当然だ、人事をつくしているのだから」…では、完璧で無くなったら? #華宮
2013-07-01 22:39:14高い女に慣れた男ばっか相手にしてきて飽きた原ちゃん。たまには昼の街に繰り出すかって歩いたはいいけど収穫なくて木陰で座り込んだら涼みにきてた伊月とエンカウント。「あ、こいつ良さそうかも」って思って人あたりよく接する、友人関係みたいな #華宮
2013-07-01 22:16:30俺が花瓶に花を投げ入れると、周りは天才だと言って褒めそやす。ああ、つまらない。つまらない。つまらない。つまらない。「なんや、自分の作品つまらんなあ」 #華宮 誰だお前は
2013-07-01 22:45:03春花って言ったけど花宮はぷっつんしたら逆に春日襲いそう。女役にちょっとコンプレックスありそう。春日はそれはそれで楽しんでそうだ。けど春日絶倫そうだから花宮の体力スルーで何ラウンドも行って、次の日普通に踊る。 #華宮
2013-07-01 22:53:32「花宮さん最近作品に感情こもるようになったわね」「そうそう、より艶やかだわぁ」とか言われて気付く、いけている最中でさえも奴の顔が浮かぶんだ。「なるほど、確かにこれは辛いな」巷で有名な小説のようだ #華宮
2013-07-01 22:56:44