2013年7月 武雄市図書館アンケートへの懸念 #takeolibrary

武雄市図書館で2013/6/27~7/1まで行われたというアンケートについて、 個人的な懸念を武雄市職員の方にお伝えしました。 集計結果は7月末に市のホームページなどで公表する予定とのことですが、 樋渡市長や武雄市役所は、目的のために市民の意見を歪んだ形で集めて 歪んだ形で利用した実績があるのですよね。 続きを読む
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武雄市民は301人の回答者のうち、144人しかいないのですね・・・。

お気に入りの場所?

お気に入りの場所を聞く意味はなんなんだろう・・・?

満足しているサービス?

この中で「図書館」に関連するのって開館時間とかくらいじゃ・・・。

やけに強調される「83.1%が満足」

結局、この結果だけが一人歩きしています。

スタッフへの満足度も一応強調されてますが・・・

これに触れたコメントってあまり見かけないですね。

 
結局のところ、その後は「83.1%の人が満足」という結果ばかりが、
武雄市議会や視察説明、各所での講演会などで連呼されています。
「満足してる人が多いのだから文句を言うな」という錦の御旗として。
このアンケートから何かを改善した実績はあるのでしょうか?よくわかりません。

しかしながら、上で述べたように声かけ式のアンケートは、
実施者側が回答者をある程度選別できるという側面もあります。
「良い評価をしてくれそうな人に声をかける」とかですね。

また、今回のアンケート対象者は、あくまでも「来館者」のみです。
来館していない市民の声は反映されていません。
アンケートの実施も市民に広く告知されたわけではありませんし、
期間も5日間のみという短い期間で行われました。
結果的に回答した武雄市民は144人のみです。

まだ新しかった図書館の改装に、1世帯あたり2万6千円(※1)もの税金を
つぎ込んだという施策が、多くの市民に前向きに評価されているのかどうか。
誤解の生じる余地の無い公平な手法で市民の声を聞いてみたいものです。

  ※1・・・改装費4.6億円を約17500世帯で割った金額
 

関連: 2012年9月の市民アンケートの顛末

まとめ 武雄市の図書館アンケート回答用紙の無断ネット公開の異常性と危険性 佐賀県武雄市において、市が実施した図書館アンケートの回答用紙が 性別・年代・居住地域・記入筆跡がわかるようにそのままスキャンされ、 9/13に325件分が武雄市のHPに公開されましたが実名が入っていたことが判明して9/18に公開中止。 更に別途「個人を特定されたので公開を中止してほしい」との苦情が入ったにも関わらず、市は9/22に 「アンケート回答者の同意がないまま9月末までに1120件全てを公開すること」を決定しました。 その後9/28に非公開にすると決定されましたが、武雄市も市長も公開自体を反省する様子はありません。 このままではいずれ同様の問題が発生するものと思われます。地域社会に不安を与えるだけでなく アンケート活動の根幹を揺るがし、個人情報の管理面でも非常に大きな問題だと考えています。 武雄市は今.. 32628 pv 223 4 users 2
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