女学生探偵ロック　怪盗大鴉女性説

きょうげん愉快⛪全淑連 @kyogen_yukai

女学生探偵ロック聞いてて、先生呼びつける為にわざわざ朝まで予告状校正しちゃう大鴉ちゃんマジ恋する乙女、と思った所から大鴉女性説をこじつけてみた。

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正確には大鴉というのは一人の人物ではなく、少なくとも男女二人以上をまとめた総称なのではないかと言う説。気になるのは「怪盗大鴉」の歌詞「奪って奪って攫って」「少年少女を洗脳」「見世物小屋から連れ出して」の部分。

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これらの内容から察するに、大鴉は見世物小屋から子供を誘拐して洗脳しているのではないかと考えられる。では子供はどうしているのかと言えば「来る日も繰る紐『一緒に遊びましょ』『はあい』」と言う歌詞から大鴉が何者かを操っている様子が見られる。恐らくこれが洗脳された子供なのだろう。

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操られているのは唆した三姉妹という可能性もあるが、返事をしているのはレン、つまり男性である。これ以外の事件でも大鴉の被害者に男性はいない事から、恐らく誘拐された子供の事で良いだろう。

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そして同じく「遊びましょ」と言っている者を声で推察するなら、こちらはリンの声なので女性である。また「変装　男装　女装で逃走」とあるが、男性が男の格好をしても普通男装とは言わない。つまり、大鴉には男装が出来る人物＝女性が含まれる事になる。

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そして「怪盗大鴉」までは大半がレンのソロだった大鴉の歌だが「誘蛾～名探偵育成計画～」はリンとレンの二人、しかもサビの主旋律はリンという形になっている。これはつまり、より中心となる人物は女性側という事になるのではないだろうか。

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つまり、作中に登場した怪盗大鴉は古書屋敷以前に本物の大鴉（恐らく女性）が見世物小屋から用意した傀儡であった可能性がある。それならば「二度とないのが大鴉」などといかにも捕まりそうに歌っているのに、あとあとまんまと逃げおおせているのも、本物の協力があったからなのだと納得できる。

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こう考えた場合、何故「怪盗大鴉」の時点では大鴉ではなかった子供がこの歌を歌っているのかという疑問が残るが、当然の事ながら曲中で自分が大鴉だと明言する描写はない。この歌が、大鴉の活躍を見た子供の心境である可能性も否定はできないのである。

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……とここまで考察したが、正直作者がそこまで考えているとも思えないし、歌詞も言葉遊びや語呂合わせが多いので深い意味などない可能性も高い。あくまでこうだったら面白いなという妄想にそれらしい理屈をこねただけなので、決して鵜呑みにしないで頂きたい。

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今更ながら怪盗大鴉の歌詞を見直していたら気になる所がいくつかあったので再び考察。見世物小屋に気を取られて気付いてなかったけど、二番は存外こじつけられる部分が多そう。

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二番のサビの部分、あそこで「仮面被って仮名名乗って」と言っているが、怪盗として盗みに入るのに仮名を使う必要はあるだろうか? 無論トリックなどで潜入する事はあるだろうが、一般的には忍び込む方が多いと思われる。

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また「乗っ取れ」とはどういう事か。これこそ怪盗の活動にはあまり関係のない行為に見える。しかし、これらの行為もこれまでの考察を前提に置くとある程度納得のいく説明も可能だ。

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仮名と言うのは、大鴉という名前を指しているのではないだろうか。無論これが本名でないのは当たり前という話ではなく、傀儡として使われている少年少女へ、仮に大鴉と言う名前を黒幕の大鴉が与えているという状態を指している可能性を意味している。

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そして彼らを怪盗大鴉に仕立てるにあたり、前述の通り黒幕は彼らを洗脳しているのである。つまり意識の乗っ取りだ。このサビはまさに、大鴉の傀儡を作り出している部分を歌っているのではないだろうか。また、ここでは浅草の見世物小屋を目的地としているので、変装しているのは歌い手以外と思われる。

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となると、浅草の見世物小屋から連れ出された子供以外にも大鴉の傀儡は存在する事になる。それはどのくらいいるのか? ここで注目したいのが、Eleventh ravanと言う歌詞。当方英語が苦手なので斜め読みしていたが、思いっきり数字を出している。

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Eleventh ravanならば直訳すると11番目の鴉、になるだろうか。見世物小屋の少年が11番目なのか、それとも彼をさらいに行くのが11番目なのかは不明だが、少なくともこの歌の終了時点では11人大鴉がいる物と思われる。