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L_O_Nihilum
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フィーナ姫的には、これはまた、初めて地球に来たとき見たものであり(多分)、 そして、『初めて達哉を見るときにいた』場所です。 え?勿論キス前に此処に来たことあるですよフィーナ姫?
2013-07-05 22:16:24![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
このシーンはそこで行われたものですから。 http://t.co/qzFoOkSBI6
2013-07-05 22:17:20![](https://pbs.twimg.com/media/BOabc5_CUAAAE42.jpg:medium)
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「ここにくるの、久しぶりだな」汗を振り払って言った。 『そうね…なんだか懐かしいわ』
2013-07-05 22:18:33![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
高さ60mは在ろうか。 堂々たる威容で満弦ヶ崎の街を見下ろす塔。 四角錐の基部に、三角形のウェハースを差したような形をしている。 切っ先は、星を狙う槍の如く天空を差し、夏の強い光を反射させていた。 http://t.co/m6EWet9uyS
2013-07-05 22:20:50![](https://pbs.twimg.com/media/BOacQAfCEAAaVYx.png:medium)
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宝石は比べ物にならぬほど強く発光している。 『何か…あるのね』「ああ…」 その瞬間 http://t.co/Awf91qk1AI
2013-07-05 22:22:39![](https://pbs.twimg.com/media/BOacquWCEAIZAaE.png:medium)
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瞬間、塔のタイルが一度に線を発し発光して、2~4メートルほどの長方形の穴が出現。入口が出来た。 「その宝石って…」『…判らないわ 母様から、大切にしなさいと渡されただけで…』 「ともかく、入ってみなくちゃはじまらないな」『ええ…』フィーナが頷く。
2013-07-05 22:27:05![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
達哉が先陣を切って中に入る やっとここまで進みました ああもー、ホント大変でしたわw。
2013-07-05 22:27:37![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
暗くてよく見えない。フィーナが持っている宝石を照らすと―――― 『入室を確認しました 副電源をオンにしますか?』
2013-07-05 22:28:59![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
戸惑うフィーナ。『…どうしましょう、達哉?』 「と、とりあえずオン?」 そう言った瞬間に、部屋は一気に明るくなった。 http://t.co/2WF5zIHNrB
2013-07-05 22:30:46![](https://pbs.twimg.com/media/BOaehgKCcAAjJjZ.png:medium)
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広大な場違いの、SFの映画のような空間を前に、フィーナが口を開く。 『似ているわ…大使館の連絡港にある、管制室に…』 「じゃあ、此処は…」 『同じような機能を持った施設なのかもしれないわ』
2013-07-05 22:33:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
後ろの方で、扉が閉まる コンソールを調べて行くと、ノート一冊分くらいの四角いくぼみが。 『これは何かしら?』 …達哉が調べると、フィーナの宝石と似たマークが書いてある(てか国章)。
2013-07-05 22:35:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
何が起こるかわからないけれど、 「行けるところまで行ってみよう」 …フィーナが緊張した面持ちで頷き、 ゆっくりと宝石に赤い光をかざす。
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『今の声…。』 つまりドンピシャトランスポーターだ。千春(達哉パパ)の考えがドンピシャ当たり、この施設は移動装置として設置されたものだった。 この公園どうするんですかね今後w。
2013-07-05 22:38:24![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「やったぞ!」 『やはり、母様が探していたのは兵器では無かったのね!!』 「このことを月に報告すれば、セフィリアさんの名誉も回復できるかもしれない…!」 『使い方が判れば、月と地球の交流に役立てられるわ!』 興奮が冷めやまぬうちに、フィーナが別の所に目線をやる。
2013-07-05 22:39:41![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
メインディスプレイを見ると、そこの右下に 『00-13-27』 と、数値がカウントダウンしていく。一体、これは。
2013-07-05 22:40:30![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
『何かカウントダウンしているようだけれど…』 「爆発する、とかじゃないよな…そういえば、さっき待機状態がどうとか…」 『何か、マニュアルのような物がないか、探してみましょう』 探すといろいろ、ホイホイと出てくる。しかし、数百年前とは思えない保存状態だ。
2013-07-05 22:41:49![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
マニュアルは見つからなかったため、勝手な操作もできず、ただカウントダウンを眺めるにとどめることにした二人。
2013-07-05 22:42:53![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
カウントが0になると… 電源が落ち、 【待機状態を解除します】 『そんな…!』 「一体、何をすれば…」 ??『必要ない』
2013-07-05 22:45:19![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
設定上、戦闘服だそうです※ てこたぁこの状態で魔法みたいなのバンバン使ったりできる訳か。 うっそぉ。
2013-07-05 22:46:37![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「ところで…さっき、手がかりを見つける必要はないって言ったけど、どういうことだ?」 Wr『これから、ワタシが破壊する』 Fe『どういう事?貴女の目的は、兵器を破壊する事でしょう?』 『そう、だから破壊する』
2013-07-05 22:48:23