- L_O_Nihilum
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幸せそうな笑顔を浮かべた彼女を見つめ、 『それでは、行ってくるわ』 フィーナが言った。その一言に、隠す本心は無かった。 キョトンとした顔で見つめているミア。 「留守・・・・・・・頼んだよ」 『行ってくる』
2013-07-05 21:47:08家を出てすぐそこに黒服がいた。 黒服「どちらへ?」 Fe『礼拝へ』 「遺跡調査の件、お考え頂けましたか?」 『気持の生理に礼拝に行くのよ』 「左様でしたか」 ふうん、と言わんばかりの表情だ、黒服さん
2013-07-05 21:48:32『すぐに戻るわ』 ナイス、それで此の衣装のママ…! 黒服が足をさげたので、 平静を保ち、車に乗り込む。
2013-07-05 21:49:25『・・・・・・・・・・・御武運を』 http://t.co/RurmeqIFi2
2013-07-05 21:50:25「自由にはさせてくれないな」 『勤勉なことで何よりね』 フィーナは、皮肉を込めて珍しく愚痴をこぼした。
2013-07-05 21:52:11礼拝堂に到着するも、背後には、車。 フィーナも緊張を隠さずにはいられなかった。 http://t.co/iO4X3ucjEd
2013-07-05 21:53:49『閉じよ、硬く』 リースの声に反応し、礼拝堂の扉がロック。それを合図に、フィーナと達哉が走る。 黒服がいるのだろう、背後の扉を激しくたたく音がする 礼拝堂は音が好く反響するため、緊張感を馬鹿にあおる。
2013-07-05 21:59:00『――――――――姿を顕せ』 リースがそういうと、祭壇の後ろが観音開きし、秘密の回路が出現する。
2013-07-05 22:00:28『入ったら走って。私は此処で』 「リースは?!」 『平気』 さっきから兵器だの平気だの併記だの誤変換激しくて困る
2013-07-05 22:01:13向こうで、銃声が響き、おそらく、礼拝堂の表入口が壊された。 金色の小さな少女をしり目に、二人は秘密の回路を駆け抜ける。
2013-07-05 22:02:38居住区近くの河原に出た。(つまりコレ非常口だな多分) 地面にある扉を閉めると、すぐに土と同化するようにその溝が消失した。 『行きましょう』『おうっ』 8月の炎天下。全力で走り、公園の物見の丘まで、10分。
2013-07-05 22:04:19「リースは、大丈夫か?」『大丈夫よ、きっと…』 そう想わないと余裕が保てない。焦りが身を圧迫し、フィーナでさえも汗だくになっている。ドレスにも悪い状況だ。
2013-07-05 22:06:15Fe『私たちは、私たちにできることを』 ※TARGET:左上のモニュメントです!! http://t.co/hz0obBoG5Q
2013-07-05 22:07:27丘を駆けあがった風が、汗に濡れた肌を優しく撫でた。 夏の光を吸い、濃緑に輝く草が揺れる。
2013-07-05 22:13:23かつて親父と紙飛行機を飛ばし――――― フィーナと初めての口づけを交した場所。 (小ネタ:おそらくだが菜月と一緒に夜景を見渡した場所でもあるかも)
2013-07-05 22:14:30ってか キ ス し た の コ コ だ っ た ん だ ・・・・ 丘の天辺だってのは知ってたが、コレのあったところとまったく同じとは思わなんだ。
2013-07-05 22:15:16