福井信蔵さんのシグマのブランドディレクター退任のお知らせ
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次のDP1 Merrillはポール・タッカーさんにオレゴンでカウボーイを撮ってもらいました。彼の独特の世界観を全面に出すようにディレクションし、作家という立場の人間が、自分の表現を模索するに最も適したカメラであるというメッセージを込めました。
2013-07-07 01:30:36DP3 Merrillの仕事
そして最後の仕事となったDP3 Merrill。セイケ・トミオという巨匠に撮ってもらえたのは、奇跡でした。プラハでの彼との時間は、今も僕の宝物です。セイケさん、ありがとうございました。
2013-07-07 01:33:07先日も桐島ローランドさんのお弟子さんと話す機会がありました。彼はGRユーザです。僕がシグマを手がけていたことは彼は知りません。「シグマのカメラって知ってる?」と恐る恐る聞いてみると「すっかりイメージ変わりましたよね」と言ってくれました。とても安堵しました。
2013-07-07 01:36:15ブランディングの振り返り
ブランディングとは、最終的に、そのブランドに関わる人たちが、自分たちが愛するブランドに思いを寄せ、最初から「素晴らしいブランドだ」と認識してもらえることがひとつのゴールです。その意味で、僕は深い達成感があります。
2013-07-07 01:39:03ブランディングとして僕のような「仕掛ける側」の存在は、もっともっと黒子であるべきです。本来はそういうものですし、他のブランドの仕事においては僕は限りなく透明です。しかしシグマはそれではブランディング出来ませんでした。なぜなら「写真」の話でブランディングしようと決めていたからです。
2013-07-07 01:41:46カメラの「機能」でブランディングする。それでは勝ち目はありませんでした。では、どこで勝負するか。それは「写真」しかありませんでした。こんな写真が撮れるよと、それをリアリティを感じるものにしたい。そこで前に出て活動してきました。
2013-07-07 01:45:40そのおかげで、このアカウントもみなさんに愛でて頂けるようになりましたし、このアカウントを通じて、沢山の方と会話し、また、友だちも出来ました。お叱りを受けたこともありましたが、ちゃーさんや仁さん、その他、いつも支えて下さった皆さんのおかげで、僕はいつもいつも楽しかったです。
2013-07-07 01:48:52その後、ユーザーからの感謝のツイートが続々と寄せられました
@Sigma_DP2_user SIGMA、そしてFoveonという素晴らしい世界に誘っていただけたのも、シンゾーさんのブランディングの賜物でした。お疲れ様です!
2013-07-07 01:40:48私は、このメッセージでFoveon病になりました。そして、シグマの事を知るにつれ、シグマ社のファンになったのです。 "@Sigma_DP2_user: アンチテーゼだ。「あなたのカメラは、すべての色をキャプチャしていると思い込んでいませんか?」というメッセージ。"
2013-07-07 01:52:33@Sigma_DP2_user 福井さんの撮ったDP2の写真を見て「今までの写真とは何かが圧倒的に違う!」と感じて買いに走りました。DP2にしか切り取れない一瞬、というものに感動する日々でした。本当におつかれさまでした。そしてありがとうございました。明日、DP2m買います!
2013-07-07 01:58:32@Sigma_DP2_user 私も元々リコーユーザーですが、GRを凌駕する写真の数々を前に、機能性を犠牲にしてでもDPで撮りたいと、次第に強く思うようになりました。そんな頃に発表されたのがDP2Merrillでした。購入の決め手はやはりモロッコでの写真でした。
2013-07-07 01:59:32@Sigma_DP2_user 写真をテーマにした「中に飛び込んで」そして「外に発信する」ブランディング。最近のシグマを見ているとそのテーマが漸く結実しつつある事が実感できます。長い間ご苦労様でした。
2013-07-07 02:14:43@Sigma_DP2_user 「あなたのカメラは、すべての色をキャプチャしていると思い込んでいませんか?」これを契機に、機材ではなく写真そのものを追うスタイルに変わりました。そこにシグマのカメラは必須ではありませんが、重要な事に気付かせてくれたことは確か。本当に感謝しています。
2013-07-07 02:17:44