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仏陀のことば 第3章 大いなる章 <6 サビヤ>

わたくしはたいへんに疑り深い性格であったので、このお経は、とても好きなお経です サビアさんは、仏陀に出会えてよかったなぁとそのように思いましたよね
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AK @bdak52

サビヤがいった、 「何を得た人を<バラモン>と呼ぶのですか? 何によって<道の人>と呼ぶのですか? どうして<沐浴をすませた者>と呼ぶのですか? どうして<竜>と呼ぶのですか? 先生! おたずねしますが、わたくしに説明してください。」

2013-07-10 11:36:11
AK @bdak52

師が答えた、 「サビヤよ。一切の悪を斥(しりぞ)け、汚れなく、よく心をしずめ持って、みずから安立し、輪廻を超えて完全な者となり、こだわることのない人、──このような人は<バラモン>と呼ばれる。

2013-07-10 11:36:49
AK @bdak52

安らぎに帰して、善悪を捨て去り、塵を離れ、この世とかの世とを知り、生と死とを超越した人、──このような人がまさにその故に<道の人>と呼ばれる。

2013-07-10 11:37:17
AK @bdak52

全世界のうちで内面的にも外面的にも一切の罪悪を洗い落とし、時間に支配される神々と人間とのうちにありながら妄想分別におもむかない人、──かれを(沐浴をすませた者)と呼ぶ。

2013-07-10 11:37:53
AK @bdak52

世間のうちにあっていかなる罪悪をもつくらず、一切の結び目・束縛を捨て去り、いかなることにもとらわれることなく解脱している人、──このような人はまさにその故に<竜>と呼ばれる。」

2013-07-10 11:38:55
AK @bdak52

そこで、遍歴の行者サビヤは師の所説をよろこび随喜し、こころ喜び、楽しく、嬉しく、欣快の心を生じて、さらに師に質問を発した。

2013-07-10 11:39:34
AK @bdak52

サビヤがいった、 「諸々の目ざめた人(ブッダ)は誰を<田の勝者>と呼ぶのですか? 何によって巧みなのですか? どうして<賢者>なのですか? どうして<聖者>と呼ばれるのですか? 先生! おたずねしますが、わたくしに説明してください。」

2013-07-10 11:40:01
AK @bdak52

師が答えた、 「サビヤよ。天の田・人の田・梵天の田という一切の田を弁別して、一切の田の根本の束縛から離脱した人、──このような人がまさにその故に<田の勝者>と呼ばれるのである。

2013-07-10 11:40:53
AK @bdak52

天の蔵・人の蔵・梵天の蔵なる一切の蔵を弁別して、一切の蔵の根本の束縛から離脱した人、──このような人がまさにその故に(巧みな人)と呼ばれるのである。

2013-07-10 11:41:28
AK @bdak52

内面的にも外面的にも二つながらの白く浄らかなものを弁別して、清らかな知慧あり、黒と白(善悪業)を超越した人、──このような人はまさにその故に(賢者)と呼ばれる。

2013-07-10 11:42:24
AK @bdak52

全世界のうちで内面的にも外面的にも生邪の道理を知っていて、人間と神々の崇敬を受け、執著の網を超えた人、──かれは<聖者>である。」

2013-07-10 11:42:49
AK @bdak52

サビヤがいった、 「何を得た人を<ヴェーダの達人>とよぶのですか? 何によって<知りつくした人>となるのですか? いかにして<勤め励む者>となるのですか? <育ちの良い人>とはそもそも何ですか? 先生! おたずねしますが、どうかわたくしに説明してください。」

2013-07-10 19:01:23
AK @bdak52

師が答えた、 「サビヤよ、道の人ならびにバラモンどもの有するすべてのヴェーダを弁別して、一切の感受したものに対する貪りを離れ、一切の感受を超えている人、──かれは<ヴェーダの達人>である。

2013-07-10 19:01:36
AK @bdak52

内的には差別的<妄想とそれにもとづく名称と形態>とを究め知って、また外的には病いの根源を究め知って、一切の病いの根源である束縛から脱れている人、──そのような人が、まさにその故に<知りつくした人>と呼ばれるのである。

2013-07-10 19:01:48
AK @bdak52

この世で一切の罪悪を離れ、地獄の責苦(せめく)を超えて努め励む者、精励する賢者、 ──そのような人が<勤め励む者>と呼ばれるのである。

2013-07-10 19:02:03
AK @bdak52

内面的にも外面的にも執著の根源である諸々の束縛を断ち切り、一切の執著の根源である束縛から脱れている人、 ──そのような人が、まさにその故に<育ちの良い人>と呼ばれるのである。」

2013-07-10 19:02:15
AK @bdak52

そこで、遍歴の行者サビヤは師の所説をよろこび随喜し、こころ喜び、楽しく、嬉しく、欣快の心を生じて、さらに師に質問を発した。

2013-07-10 19:02:22
AK @bdak52

サビヤがいった、「何を得た人を<学識ある人>と呼ぶのですか? 何によって<すぐれた人>となるのですか? またいかにして<行いの具わった人>となるのですか? <遍歴行者>とはそもそも何ですか? 先生! おたずねしますが、わたくしに説明してください。」

2013-07-10 19:02:37
AK @bdak52

師が答えた、 「サビヤよ。教えを聞きおわって、世間における欠点あり或いは欠点のないありとあらゆることがらを熟知して、あらゆることがらについて征服者・疑惑のない者・解脱した者、煩悩に悩まされない者を、<学識のある人>と呼ぶ。

2013-07-10 19:02:51
AK @bdak52

諸々の汚れと執著のよりどころとを断ち、智に達した人は、母胎に赴くことがない。三種の想いと汚泥とを除き断って、妄想分別に赴かない、──かれを<すぐれた人>と呼ぶ。

2013-07-10 19:03:01
AK @bdak52

この世において諸々の実践を実行し、有能であって、常に理法を知り、いかなることがらにも執著せず、解脱していて、害しようとする心の存在しない人、 ──かれは<行いの具わった人>である。

2013-07-10 19:03:13
AK @bdak52

上にも下にも横にも中央にも、およそ苦しみの報いを受ける行為を回避して、よく知りつくして行い、偽りと慢心と貪欲と怒りと<名称と形態>(個体のもと)とを滅ぼしつくし、得べきものを得た人、 ──かれを<遍歴の行者>と呼ぶ。」

2013-07-10 19:03:28
AK @bdak52

そこで、遍歴の行者サビヤは師の所説をよろこび随喜し、こころ喜び、楽しく、嬉しく、欣快の心を生じて、座から起ち上って、上衣を一方の肩にかけ(右肩をあらわし)、師に向かって合掌して、ふさわしい詩を以て目のあたり師を讃嘆した。

2013-07-10 19:03:40
AK @bdak52

「智慧ゆたかな方よ。諸々の<道の人>の論争にとらわれた、名称と文字と表象とにもとづいて起った六十三種の異説を伏して、激流をわたりたもうた。

2013-07-10 19:04:16
AK @bdak52

あなたは苦しみを滅ぼし、彼岸に達せられた方です。 あなたは真の人(拝まれる人)です。 あなたは完全にさとりを開かれた方です。 あなたは煩悩の汚れを滅ぼされた方だと思います。

2013-07-10 19:04:33