(暫定)リヒター会2回目のまとめ

いったん手違いで消してしまったのでボロボロ。
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永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

@takashiyam ふつうにガチにやろうとするとたぶんそれが正しいのですが、僕なりにポップな道筋を模索しているので、やや迂回している感じです。超順調に行くと、数ヵ月後にはそこに到達する感じで、若手で評論やってる方々の周回遅れくらいになるといい感じかなあとか考えてます。

2010-09-21 00:27:48
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「線」の問題:ポルケはドローイングしまくることで線と描き手の距離を開いていった結果、「すっとぼけた」=描き手が捉えにくい(でもドローイングしまくったことによって描き手への道筋が辿れる)作家となった、んかなあとか。

2010-09-21 00:34:42
やまうち🌗 @takashiyam

ここ二十年くらいの美術のジャーナリズムというより批評の流れが僕はよくわかりませんが90年代あたりは展覧会とキュレーション、00年代は作品とお金の価値みたいな、かっちりとしたガイドというより美術批評とかありますか? RT @nnnnnnnnnnn: @takashiyam ふつうに

2010-09-21 00:45:06
やまうち🌗 @takashiyam

ヴィト・アコンチやカール・アンドレとか、あの頃のアーティストは詩人あがりみたいのがわりといる。時代を遡るとウィリアム・ブレイクもそんな感じだったのかもしれない。

2010-09-21 00:51:16
あげなす @mossko

今日のリヒター会、ポルケについての本を読んだりしたんだけど気になった事をいくつか。

2010-09-21 01:10:15
あげなす @mossko

ポーランド出身のポルケとアメリカ生まれのウォーホル、リキテンスタインなどを比較し、その差異が書かれていた。曰くどちらも資本主義リアリズムを基調にしながらも、欧米のポップアートが資本主義の(空虚な)魅惑を増幅させたのに対し、ポルケは冷めた「考古学的な」目線で資本主義を見つめていた事

2010-09-21 01:26:16
あげなす @mossko

ウォーホルの「キャンベルスープ」とポルケの「靴下」が比較としては分かりやすいと思う。ウォーホルの絵がその空虚さを表しながらもテンション高めなのに対し、ポルケは靴下に対して距離を置いているというか超そっけない。

2010-09-21 01:33:44
江南亜美子 @ami_ena

「あこがれ」の語源は、「在所(あく)を離(か)る」=ここではないどこかへ離れる、なのだと、俳優の堺雅人の本で知る。彼が高校の恩師で牧水研究者の伊藤一彦と対談した『ぼく、牧水!』(角川oneテーマ21新書)。堺雅人って、面白い。

2010-09-21 01:34:50
あげなす @mossko

これがつまりは西側から隆盛を極めだした資本主義に対する受容の違いなのだと思う。つまり西側であるウォーホルは資本主義を(一応は)礼賛し、東側出身であるポルケは世界が資本主義に「侵略」されていくのを客観的に見ていたという。

2010-09-21 01:37:24
Yoshiharu ISHIOKA @yishioka

@mossko 文脈を知らない横で失礼しますが、リチャード・ハミルトンなどの英国ポップアートの動きもみると面白いと思いますよ。東西だけでなく欧州と米国の差異も重要です。

2010-09-21 01:39:23
あげなす @mossko

本では以下のように書いてあった。「東側の…空気を肌で体験してきたポルケたちには、自由という監獄とでも言いますか、「自由」の背後にあるちっととも自由ではないイデオロギーを醒めた目で見つめる感覚があったことが…見えます」

2010-09-21 01:41:39
あげなす @mossko

現在、ウォーホルたちアメリカンポップアート(のイメージ)が再度資本主義の中で取り入れられ消費されて、もはや見飽きた感すら漂う中で、ポルケなどは今でもその作品の鋭さを持っているように見える。これは単にウォーホルを見飽きたという以上にポルケが現在の社会によりマッチしているのだと思う。

2010-09-21 01:46:01
あげなす @mossko

つまり、ひどい暴論で言うと、豊かな資本主義フゥーー!ってウォーホルより、ジト目で資本主義を見ているポルケの方がどっちかっていうと今寄りかなーっていう。もちろんウォーホルはそんな単純にフゥーー!って言ってるだけじゃないと思うけど。

2010-09-21 01:50:06
あげなす @mossko

あと、ドローイングについても面白かったけどまたいつか。

2010-09-21 01:52:43
あげなす @mossko

@yishioka なるほど。そこら辺はサワラギさんのシミュレーショニズムでしか知らないので今度調べてみます><

2010-09-21 01:54:11
あげなす @mossko

あ、本は林道朗「絵画は二度死ぬ、あるいは死なない」というのでした。ポルケについての講演をまとめた本です。

2010-09-21 02:04:11
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

これ読みたいな。:『リヒター、グールド、ベルンハルト』:みすず書房 http://is.gd/fmgrN

2010-09-22 11:01:49
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「最終候補作品には日本人アーティスト近藤聡乃のアニメーション作品「てんとう虫のおとむらい」(2005–2006)もノミネートされている」グッゲンハイム美術館『YouTube Play』 http://is.gd/fmHji

2010-09-22 18:41:35
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「愛する者の自死というこの特異点によって、それ以前に撮られた古屋のあらゆる写真はその予兆と化し、それ以降のあらゆる写真はその残影となった。」あとデリダの引用もある。: http://is.gd/fmHAE

2010-09-22 18:45:59
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

「いくらでも複製可能な写真イメージを、超絶技巧の油絵に、すなわち人の手になる一点限りの作品に変換することによって、それは写真の裏切りを絵画によって帳消しにしている」 http://bit.ly/9MSSxs

2010-09-22 19:26:46
ゴーキ @gauqui

東浩紀と「幽霊の複数性」問題―松尾隆佑「確率・亡霊・唯一者――政治学的想像力のために」を読んで - tukinohaの絶対ブログ領域 http://htn.to/rruzdU

2010-09-22 23:12:41
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

これからコスタの骨。なんかすごく抵抗を感じそうだけど、たぶん噛み締めるべき類の憤怒だろうから心してかかる。観る前にメモっておくと、とりあえず(壊れた)セカイ系と比較したい。

2010-09-23 10:36:37
永田希/n11個さん 3/20『再読だけが創造的な読書術である』刊行 @nnnnnnnnnnn

しかしそもそもセカイが壊れた、とはどういう状況なんだろうか。

2010-09-23 10:37:10
小泉義之 @sentanken

戦争体験でも闘争体験でも、体験を元手にした書き物は、哀しいくらいに(読んで心は動かされても)貧しい、が私の「体験」だ。昇華? 笑わせるんじゃないよ、が私の「体験」だ。体験と経験? いやいや、そんなことじゃない。病の体験? 現場の経験? 探し求めてきたのはこんなものなのだろうか。

2010-09-23 11:37:46