わカルト怖い20条改憲内容を面白く語る

信教の自由に関する、憲法20条改憲について面白く語ってみました(笑)。 と思いましたが、あんまりギャグを散りばめる事が出来ませんでした(笑) とは言え、20条改憲の問題点については、簡潔に纏められたと思いますので、是非ご覧ください。 続きを読む
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SeriousTom @SeriousTom1

わカルト怖い20条改憲内容を面白く語る(笑) 肩肘張らずに聞いてください(笑)

2013-07-15 01:44:04
SeriousTom @SeriousTom1

■現行 ①信教の自由は、何人に対してもこれを保障するいかなる宗教団体も、国から特権を受け又は政治上の権力を行使してはならない。 ②何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。 ③国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

2013-07-15 01:44:43
SeriousTom @SeriousTom1

■自民党改憲案 ①信教の自由は、保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない。 ②何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

2013-07-15 01:45:32
SeriousTom @SeriousTom1

■自民党改憲案 ③国及び地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。

2013-07-15 01:46:03
SeriousTom @SeriousTom1

 先ず第①項の差分であるが何人に対してもこれを」が自民党案では削除されている。  これは一体何を意味するのか?(笑)  何人に対しても「信教の自由を保障する」決意が無くなったのでしょうか?(笑)

2013-07-15 01:49:43
SeriousTom @SeriousTom1

昔「F」というF1レーサーの漫画で、主人公の赤城群馬が下記の様なセリフを言っていた。 「何人たりとも俺の前は走らせねぇ!」 上記セリフは、絶対に俺が一番になるとの強い決意を表している。 まさに「何人たりとも」という言葉があるからこそ、言葉が活きるのである。

2013-07-15 01:54:07
SeriousTom @SeriousTom1

この赤城群馬のセリフが単に下記の様になると、どうであろうか? 「俺の前には走らせねぇ!」 単なる努力目標に過ぎず、主人公の自身の無さを感じないだろうか? 同様に自民党の「何人に対しても」が抜けた文言には、そのやる気のなさを感じさせる(笑)。 「信教の自由は、保障する。」

2013-07-15 01:58:42

という私の感想を述べていると、有識者より下記の指摘がありました、つまり、「信教の自由は、(公益及び公の秩序に反しないかぎりにおいて)保障する。」だそうです。

だとすると、「公益及び公の秩序に反する場合には、信教の自由は保障しない」となるのでしょうか。

なんと恐ろしい「改憲案」なのでしょう。

この時点で自公政権は詰んでなくね?(笑)

水瀬秋【#反撃能力「保有」= #キシダ戦争法】 @biac_ac

「何人たりとも」を削ったのは、やる気が無いからじゃないよ~。 ここは第三章(国民の権利及び義務)の中だから、削らないと第十二条とケンカしちゃうのよ~。 つまり、「信教の自由は、(公益及び公の.. http://t.co/LdBCVORi6N

2013-07-16 17:39:15

ご指摘ありがとうございました。以下、私のまとめに戻ります。

SeriousTom @SeriousTom1

 次に第①項の後半であるが、主語が「国は」と変更された事により、宗教団体自体の規定が無くなったと解釈出来る。  しかも「政治上の権力を行使してはならない」の文言が削除されているのである。  これは一体何を意図するものなのだろうか?

2013-07-15 02:05:28
SeriousTom @SeriousTom1

創価学会は「創価新報(08年10/15)」の憲法解説特集にて「(政教分離の)内容は、国家の非宗教性ないし宗教的中立性を意味する」と述べた。 これは現行第①項の「いかなる宗教団体も、国から特権を受け~てはならない」に相当する。 結局、創価学会は第①項の後半部分を無視・歪曲してきた。

2013-07-15 02:12:28
SeriousTom @SeriousTom1

例えば、創価学会は学会の会館を使用し信者を選挙に動員する「教団ぐるみ」の選挙を実施してきた。 のみならず、矢野絢也元公明党委員長が「乱脈経理」などで指摘する様に「右翼の街宣車から学会の会館を守る静穏保持法改正」「税務調査を封じる国税との闇取引」などで行政権に介入した実例がある。

2013-07-15 02:19:40
SeriousTom @SeriousTom1

さて、現行憲法にて「いかなる宗教団体も~政治上の権力を行使してはならない。」と明確な規定があるにも係わらず、創価学会はもとより、浄土真宗本願寺派も同様に、第①項の後半部分を歪曲する憲法の解釈にて、「教団ぐるみの選挙」を合理化してきた。 この辺りは、宗教界全体の自浄性が問われる。

2013-07-15 02:24:04
SeriousTom @SeriousTom1

さて、次に第③項の変更部分である。現行憲法が「宗教教育」と一般的な表現をしているのに対し、自民党改憲案では「特定の宗教のための教育」と対象を限定している。 ならば、逆に限定されていない「宗教教育」ならば実施しても良いのか? この辺りの解釈に関して、今後議論が生すると思われる。

2013-07-15 02:30:20
SeriousTom @SeriousTom1

最後に第③項の後半部分である。 自民党改憲案では国、地方自治体、その他の公共団体の宗教教育及び宗教的活動に関する制限に関して、「ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。」と付け加えた。 これは、一体どの様な意図によるのだろうか?

2013-07-15 02:35:45
SeriousTom @SeriousTom1

今までも、政教分離原則を問う住民訴訟は多数起き、合憲判決、違憲判決もなされてきた。このとき裁判の論争になったのは「社会的儀礼」や「習俗」論だったという。 つまり自民党の改憲案では政教分離原則論を「儀礼」「習俗」論で形骸化する狙いがある。この改憲により今後違憲判決は生じ難くなる。

2013-07-15 02:45:12
SeriousTom @SeriousTom1

今までの改憲案の議論で見た様に、かなり自民党、及び公明党・創価学会の意向を、そのまま反映した内容になった感じるのは私だけはあるまい。 しかしながら、これらの改憲案は第②項の「何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。」 と矛盾する事はないだろうか?

2013-07-15 02:47:49
SeriousTom @SeriousTom1

20条改憲内容に関する考察は以上である。 現状ですら、特に第①項の後半部分の「政治上の権力を行使してはならない」が歪曲されて解釈されている状況で、その歯止めが無くなった時の事を考えると、末恐ろしい。 創価学会のみならず、宗教界全体に、今回の改憲案に関して自粛・自浄が問われる。

2013-07-15 02:52:01
SeriousTom @SeriousTom1

宗教界全体は、絶対に下記の様なモヒカン野郎みたいにならないで頂きたい(笑)。 一般国民は、常識ある振る舞いを望むものである(笑) http://t.co/ZxeWz96heI

2013-07-15 02:53:39
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