話題の球児と彼女が抱き合う写真について

私はいま、炎上している「甲子園に行けず泣いている選手と彼女が抱きあう」写真の論争に首を突っ込んでしまいました。私は高校野球の元マネージャーです。批判する方と口論してしまい、私のTLには幼稚で恥ずかしい部分もありますがただ、こうやって論争して、そして見ていて思ったことをまとめます。
野球が好きな方には読んでいただきたいです。経験者であろうと、なかろうと。

私は本気で甲子園を目指していた元強豪校の方とお話しさせていただきました。壮絶な野球人生でした。言葉が出ない、正直な感想でした。詳しくは個人のプライバシーがあるので書きませんが、涙が出そうになるほどの経験談でした。
ここまで汗や血を流し、涙をこらえ、歯を食いしばる方がいるのだと感激を通り超すほどでした。

その方の本気で挑んだ、野球人生を無駄にしたくないから私は書かせていただきます。そしてその方だけでなく、もちろん私と共に戦ってくれた元部員たちや、本気で野球に人生をかけるかのように青春を打ち込んだ方々のためにも代弁させてください。

写真について「感動」という方で出回ることが多かったようですが、私はそうは思いません。
彼女とメールしている時間に、１本でも素振りが出来たのではないでしょうか。
彼女と電話しているときに、少しでもフォームの改善が出来たのではないでしょうか。

できたことが、できなかった。
悔しいからこそ、私はあえて書かせていただいているのです。

「弱者には必ず原因がある」
「背番号もらえないのにも理由がある」
私はこの言葉を弟に伝えましたし、
元強豪校部員だった方も
「勝つか、負けるか」とおっしゃっていました。

だから私はこのようにまとめさせていただきました。
きっとこのことにも批判はあると思います。でも私は批判は一つの意見として受け止めさせていただきます。
論争とは、結局は自分のエゴです。
自分を守りたい、そう見える気がしました。

それでも私は書かせていただきます。
本気で野球をした方の悔しさと、私も経験した悔しさと、今も全力で練習に励む部員たちの本気の悔しさを、代弁させてください。

拙い文章ではありますが、この思いが伝わればいいな、と思います。

そして批判する方々は大体がかまってほしい方だと思いました。どこにでもいます。わざわざ裏のアカウントを作ったりして好き放題、他人の努力を嘲笑う方が大勢いらっしゃいます。

でも所詮は、知らないのです。

努力をしたこともなく、涙をこらえ、歯を食いしばったこともないのです。

絆が逆に足かせとなることも、友情もどんなものかわからないのです。

知らない人たちを相手にしたって無駄だと思うんです。
結局は自分が正しいと勘違いしていますから。

そして自分の暴言などはすぐに消したりする。

そういう方を相手にしないでください。

これは相手を喜ばせているものだと思うのです。

野球が本気で好きだからこそ、許せないことは多いです。私も許せません。それに野球好きは努力したからこその、意地やプライドもあり、熱い方が多いです。

しかしそこは冷静に、本当に知っている方が知っていればいいのではないでしょうか。

相手にしなければ、きっと批判も消えていくでしょう。

これは野球だけでなくすべてにおいてそう思います。
ネチケを守っていく上でもその通りだったと、私も反省しております。

すこしお話はずれてしまいましたが、

「努力をした人は悔しさをバネに人生の壁にぶち当たっても壊していけます」

どうか、本気で頑張る球児が悔しさをバネに社会で生きていけますように。

そしてこの本気があるからこそ、感動が生まれることを知ってほしいと思います。

拙く、伝わったかはわかりませんが、最後まで読んでくださりありがとうございました。