2013年7月19日 京都大学防災研究所特定研究集会「より良い地震ハザード評価の出し方・使われ方」
おはようございます。日本災害情報学会、公式っぽいアカウント(弟)です。本日は10時から、京都大学防災研究所さん主催の「より良い地震ハザード評価の出し方・使われ方」というシンポジウムがあります。 参加されます方は、京都で僕と握手! できませんすいません。
2013-07-19 08:04:11シンポジウムのプログラムを拝見していますと、内容盛りだくさんだなぁと思うばかりです。 参加される方は是非楽しんで、何かを得られれば良いですねと中の人(弟)も日本のどこかしらの場所で思っております。
2013-07-19 08:09:11これに来てる。ここは5月の幕張のようなタコツボでないことを期待。http://t.co/OJ9iG6q8Hi
2013-07-19 10:10:20こうけつさん、2011年に公表予定だった地震動予測地図(2500に1度の地震を実質想定)と3.11地震の実績との乖離がめだつ。
2013-07-19 10:14:32その原因の第一候補:手法が間違っていなかったか。地震工学会の石川ほか(2011)の検証がある。しかし検証されなかった。
2013-07-19 10:21:44次は橋本さん、南海トラフの報告書はいきなりウソをついてる。「あらゆる可能性を想定」なんてdきるわけない。
2013-07-19 10:28:53橋本さん、南海トラフの新想定に関する報告書はけっきょく何だったのかわからない。新想定は科学として妥当か、いかに防災に活用すべきかを議論すべきだった。
2013-07-19 10:43:28こうけつさんに続いてゲラーさんスタインさんの論文(Tectonophysics, 2011)を紹介。地震動の超過確率は地震発生確率ではない。予測と結果を単純比較してはいけない。1920年時点での30年確率マップはその顎の30年間と合う(石川ほか2011)。期間の選び方による。
2013-07-19 10:55:52遠田さん:しかし内陸地震は合わない。それは地震断層、活断層(地表)にとらわれ過ぎているから。地表への出現率は44%くらい。そこから全体を予測しようとしてる。不明な震源は67%くらいある。
2013-07-19 10:59:43遠田さん、C級活断層問題。C級はA級の100倍あるはずだが、ぜんぜん見つかってない。地域全体でみた応力蓄積・開放システムとしての地域特性で評価していかないといけない。
2013-07-19 11:03:29遠田さん、成熟断層系と未成熟断層系。たとえば中越地域はかつての正断層地域がいまは逆断層系として動き、複雑化している。
2013-07-19 11:05:30遠田さん、地震動の超過確率ダメ、規模別の地震発生確率で示すべき。活断層の強調が過小評価につながり信頼性も低下する。
2013-07-19 11:07:30会場からのコメント「どこでも起きえる」は科学の放棄とおっしゃったが、科学的な立場と社会的な立場を混同してはいけない。自治体の防災としてはM7はどこでも起きると思わないといけない。
2013-07-19 11:10:15さっき橋本さんの話で書き忘れたが、アメリカでは乱数発生させて震源断層モデルをつくり数百万ケースをすべて計算しているというすごい話をしてた。
2013-07-19 11:12:51地震動予測地図がダメダメな理由は、信頼度の地域差を図示できていない、その一点につきると思うがなあ。
2013-07-19 11:20:26