「より良い地震ハザード評価の出し方・使われ方」と題する京大での研究集会を取材中。地震のリスクの伝え方にについて議論されています。研究者の自己批判や報道に対する厳しい指摘も。
2013-07-19 11:20:30午前の総合討論に入ってる。はやしよしなり、「わからない」という情報発信によって社会にどういうアクションをもとめているのか? 橋本:今のレベルは「できないことはできない」というしかない。
2013-07-19 12:31:04京大での地震の研究集会。「地震予知は困難」との報告をまとめた政府の委員会メンバーだった京大防災研の橋本教授が「直接のクレームは極めて少ない、不思議なくらい。社会は折り込み済みだった」と話していた。社会の地震学に対する期待が低いのか、それとも関心が低いのか。
2013-07-19 12:32:25.@k_tairiku 東海予知防災体制が始まったころ,私は東京世田谷の小中学生でしたが,やるからには真剣にやってほしいとは願っていましたし,巨大地震がきたらたいへんだというのは受け止めていましたら,予知が確実にできるかどうかは巨人の優勝くらいだとしか。@usa_hakase
2013-07-19 12:40:21京大での研究集会。東大地震研の纐纈教授は「専門家が適用限界を超えて、社会の意志決定を代弁する『踏み越え』問題。善意の科学者が責任感から意志決定を行う場合、その行為に民事及び刑事責任を伴うことを自覚していないことが多い」。いろんな苦い経験を踏まえての重いご指摘。
2013-07-19 12:42:21.@k_tairiku テレビや科学雑誌の解説みても,プレートが歪んで跳ね上がるというよくある絵があるくらいでしたので,やってみるしかないのだとしか,理解できませんでした。種々の世論調査でも,確実な予知が実現するという人は少数。@usa_hakase
2013-07-19 12:42:21.@k_tairiku それでいま,林 衛(文責):地震学を社会に生かすための条件,科学,1月号 (2000)24-29 http://t.co/8XUy1lDiRu の続き書く必要があると存じております。@usa_hakase
2013-07-19 12:43:44中島、地震学の知見は淡々と工学に伝えてほしい。それをもとに工学は社会と相談しながら想定値を決めるのがいい。
2013-07-19 12:48:05京大での地震の研究集会。活断層を研究する東北大の遠田教授が「自分の研究の意義を冷静に否定するのはむずかしい」と前置きしつつ、内陸地震のうち7割が既知の活断層以外で起きている、と指摘。原発の再稼働で注目され「今は第2次活断層ブーム」と表現していました。第1次は阪神大震災後。
2013-07-19 13:00:10牧さん、シミュレーションモデルの信頼性の問題。なんのためのM8,M9想定なのか徹底してほしい。あいまいさを表現したシミュレーション結果表示ができないものか。
2013-07-19 13:05:03@tkonai 今日はだいぶ話をシンプルにしてみました。「オオカミ少年を許容する社会を作るには?」とか。
2013-07-19 13:12:33矢守さん、被害想定の4大よろしくないレスポンス。何をしてもムダだと思って何もしない、おれんとこは大丈夫になってるから何もしない、先生もっと高いタワー建ててよと言って何もしない。あれ、もうひとつ何だっけ?
2013-07-19 13:13:50矢守さん、避難の主役は役所や専門家ではない。避難者自身が主役になれるようチェンジできるツールが必要。ハザード情報だけで避難できるわけではない、避難者が実際に避難することを手助けする情報提示を。
2013-07-19 13:21:41「徒労感」とおっしゃっていました。従来の想定で対策してきたのに想定が大きくなってしまった。登山でよく経験しますが、ゴールが遠のけば、疲れますよね。 RT @usa_hakase: 矢守さん、被害想定の4大よろしくないレスポンス。あれ、もうひとつ何だっけ?
2013-07-19 13:25:40午後前半の総合討論。こうけつさん「信頼度を示せというが、信頼度低いのはたとえばデータが2つしかありませんなんてとても言えない」 中島さん「工学者には率直に言ってくれればやりようはある」
2013-07-19 13:52:58