野生の機械動物の生態

いつもの妄想の残滓
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ぶどう茶 @budoucha

成人男性の消費電力は基礎代謝で約75W、平均的な活動を含めると約100W。その内脳はは20-40W。脳自体も電球一個分程度に収まるし、その維持のための全体のシステムも移動能力とか含んでるのにランニングコスト低いなあ。

2013-07-18 08:19:31
ぶどう茶 @budoucha

よっぽど現代と比べ省エネ技術が進歩するか生存戦略で大穴でも当てない限り半導体の脳を持った機械の動物が野生で生き残るのは難しそうだな。燃費の悪さを克服できずに生存競争に敗れあっという間に自然淘汰されそう。

2013-07-18 08:21:13
ぶどう茶 @budoucha

繁殖過程をでっかい工場に集約すれば効率良くなって生の動物と勝負出来るかもしれない。

2013-07-18 08:25:52
ぶどう茶 @budoucha

繁殖工場はたくさんの伐採機が運んでくる森の木や捕獲した小動物をエネルギーに、採掘機が掘ってくる鉱石を原料に稼働。一番成績が良かった伐採機や採掘機は褒美として自分の情報が次期生産分の機械に反映される。老朽化や損傷で効率が悪くなってきた機械は転生炉に入って素材となる。

2013-07-18 08:38:33
ぶどう茶 @budoucha

生態系や鉱山が枯渇してきて資源の収量が減り続けてくると、繁殖工場は伐採機の製造ラインを停止させ、離れた場所に次の工場を作るためにその材料を備蓄し始め建設機と輸送機を作り始める。資源の減りが深刻な場合は母工場は自らを解体させて子工場の材料とする。

2013-07-18 08:45:21
ぶどう茶 @budoucha

次期工場の建設予定地は、探索機が飛び回って適した候補地を見つけ、工場がその中から移動距離や資源量で判断して選定する。探索機は通常時から飛び回っているが、工場移転前の時期になると数が増える。そして探索半径が広まるに連れ次第に航続距離が大きいモデルになっていく。

2013-07-18 08:51:13
ぶどう茶 @budoucha

子作り用の施設建造して外からエサ採ってくる労働者を製造する機能を集約してるのって蟻みたいだな

2013-07-18 09:00:05
ぶどう茶 @budoucha

稼働中の工場内では高温多湿の環境が独自の生態系を擁し、苔類や昆虫類が場内清掃機の目の届かないところで繁殖している。これらは工場が停止すると寒冷化する旧工場を捨て、輸送機に潜り込み次の工場に移動する。

2013-07-18 09:15:04
ぶどう茶 @budoucha

各地に点在する打ち捨てられた工場跡には二足動物の群れが住み着くことが有り、工場稼働時代の有機廃棄物や工場棲昆虫の排泄物などが堆積した富栄養化土壌を利用して原始的な農耕を行う。周囲の森の壊滅は彼らから大型野生動物の危険を遠ざけている。

2013-07-18 09:17:24