- king1234stone
- 6128
- 0
- 1
- 6
あるところで幼少期の支援についてほんの少しやりとりをした。この幼少期というのは幼児期から小学校中学年くらいまでかな・・・で、ある方が「本当に幼少期への対応で変わるのだろうか」とひとりごちられたのに私が反応したのですが。
2013-07-20 23:56:36私が書いたのは「そりゃ「幼少期の対応」によって、変わるんじゃないかな。と言っても「本人が変わる」わけじゃなく「周囲が変わる」からこそだけど。もちろん幼少期を過ぎて、いくつになってても「手はある」と思う。」(続く)
2013-07-20 23:57:30(続き)「しかし・・・幼少期に関わる人に、思春期・青年期・成人期のありようを知っておいてほしいのは確実やな。ほんま「障害が治ると思いたい」気持ちはみんなめちゃ強く持ってるから、どうしても「本人を変えよう」としがち。」
2013-07-20 23:57:47これはいろんな思いがあってね。もちろん「思春期の荒れ」とかはあると思う。しかしそれ以前に「うまくいっていた」と思っていた「幼少期の関わり」が、実は本人をどこかに置いていた、周囲の人の思いだけで作られているのではないか、というのはすごく感じる。
2013-07-21 00:00:17もちろん「本人」だけを大切にする、というのじゃなく、そんなもん「本人」と「周囲」のお互い様であり、折り合いなわけだけど、折り合いもくそもなく周囲の意思のみで「幼少期の関わり」や「環境」が作られている面、多くないか?
2013-07-21 00:02:17たぶん、幼少期からこれは必要。「「積極的あきらめ」について(自閉症・アスペルガー症候群の人を中心に)」 http://t.co/hdrMhj2Igr
2013-07-21 00:06:39で、それは「あきらめない」ことと表裏一体になってはいるのだけど・・・「あきらめない支援」 http://t.co/uWC6958oIm
2013-07-21 00:09:55結局「通常学級から特別支援学級に転籍されたお子さんの親御さんへ」に書いたことと同じやけどな。(って、私はいつも同じようなことしか語ってないよね・・・) http://t.co/kTcxGBtMp1
2013-07-21 00:11:44しかし、ほんと、幼少期から「楽」で「楽しく」て、「やったぜ」と思える生活を作っていって(本人がそうできる環境を作ってあげ)たら、ずいぶん思春期の荒れだって違うと思う。
2013-07-21 00:13:44中に出て来る「その学校で最高に素晴らしい先生」とか、幼少期のお子さんに素晴らしい「関わり」をしはる(少なくとも過去はしてはった)と思うのだけど、それは思春期・青年期・成人期にどうなのか??「自閉症の人は嘘をつくか?誘導されるか?」 http://t.co/HQTCRcIDmj
2013-07-21 00:31:53これはもう地域や施設によっていろいろだろうとは思うけど、ごく最近のある就学前施設。自閉症の診断のおりたお子さんのために「視覚支援をして欲しい」とお願いしに行ったら「うちにはダウン症の子もいるのでできません」これ、大昔の話ではなくつい最近。
2013-07-22 15:28:55たぶんその施設の先生方、音声言語(そしてこれは無意識かもしれないが、指さし・モデリング)などで日々がなんとか進んでる、そのお子さんも適応している、との判断だったのだろう。パニックを起こしたとしても「それはこーゆーお子さんだったら仕方がない」ですませていたのか。
2013-07-22 15:30:50少なくとも私が知った範囲では「平穏」には暮らしてはらへんかった。しかし就学前施設の職員さんにとっては「就学前施設としてのごく普通の幼少期の関わり」と思ってはったのだろう。たぶん私が直接見れば、いっぱい「困った点」を指摘できると思うが。
2013-07-22 15:33:04で、もちろん「個別のための視覚支援」もだけど、それに関してもし「全体のための視覚支援」をやったとして、それはダウン症のお子さんにも暮らしやすくなるものなのだけど・・・でも「今までの教育」を受けてきた施設職員さんにはわからないだろうなあ・・・
2013-07-22 15:34:45そういうのを何とかしようと、平成22年(2010年)度に神戸市灘区の保育士さん向けに作られた冊子がこちら。「~知ってくださ い~自閉症のこどもたちの支援」ただし就学前施設の職員さん向けでなく、それも含めて「全保育士」さん向け。 http://t.co/zBOYKC1UWQ
2013-07-22 15:41:16なお、この中で神戸大学大学院保健学研究科地域連携センターセンター長の高田哲先生は「この冊子では(自閉症スペクトラムの子を含めて)自閉症と呼ぶ」と書いてはります。
2013-07-22 15:42:02実際、不勉強な職員さん(しかしそれは職員さん個人の責任ではなく、養成課程に関わってはる人に大きな問題がある)のいる就学前施設より、一般の保育園や幼稚園のほうがいろいろやりやすいことは多い。(どっちみち親御さんがいろいろ説明しに行かないといけないのは同じなんだから)
2013-07-22 15:45:12なお、先ほどの「~知ってくださ い~自閉症のこどもたちの支援」ですが、医療関係は非常にコンパクトによくまとまっており、関わり方の部分も受容性コミュニケーション(周囲から本人へ)についてはまあまあ書かれてるけど、
2013-07-22 15:46:54表現性コミュニケーション(本人から周囲へ)や、本人の選択活動が書かれていない点、については別に何かで補う必要があります。
2013-07-22 15:51:03なんていうのかな・・・幼少期の関わり、周囲の大人(職員さんや教師)の評価が「いい関わりができてる」であっても、実はよく見たら「ここ今の時点でまずいし」「ここは成長したらまずくなるよ」って点、満載だったりしないかな・・・
2013-07-22 15:54:31私が養護学校にいた時代、「中学部(や高等部)はもうあまり変化しないから面白くない」「小学部はまだまだ変化するから面白い」とか言って小学部へ来ようとする人がいたけど、それも「まずい取り組みをしても小学部だと子どもが受け入れてくれる(ように見える)」だけの話じゃないかな。
2013-07-22 15:56:31もちろん少額前施設の職員さんが大人になったご本人のことは想像しにくいもんだと思うけど、特別支援教育畑であるなら、そこの視点を持っている必要はあるだろうし、またその視点を入れていくのが「発達支援センター」とか地域での研究会などになるんじゃないかな。
2013-07-22 15:59:20しかし、先日「特殊教育学会第51回大会で目についたテーマ」をまとめたけど、もとのPDFファイルを「児童デイ」とか「放課後デイ」とかで検索しても1件しかヒットしなかった。それも特別支援学校が放課後デイをしてるってもの。 http://t.co/D4Ot0jNVha
2013-07-22 16:01:24「児童デイ」とか「放課後デイ」とか、昨年4月から法律が変わって、お金がよく回るようになったのか、雨後の筍みたいにできてるはずなんだけど、それに関する発表が無い。名前としては「児童発達支援」「放課後等」とかで発達障害のある人も対象になってるんだが・・・
2013-07-22 16:04:27