青弓VS緑剣

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire 撃ち方構え。（言葉に従うように、統率された軍は忠実に銃を構え、接近する彼を確認。駆けて来る相手の姿は暗示越しからであっても先までとは少し違って見え、振り上げていた妖刀を振り下ろし）――撃てッ！（第一波の銃弾の波が彼を襲い）

-------- @luck_hire

@Orange_Ravens 『我が君に、捧げよう』（力を込めて囁き剣を振り上げ） 《君に捧げし（ダームドゥラック）》……（剣は金を帯び、高く唸りをあげて）《模倣の剣（カリバー）》あああっ………！！！（部隊を一掃すべく、剣が振り下ろされて）

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire （黄金の輝きが、軍勢を駆逐する。形を失い消え去る中で、それでも主君を守るように亡霊が集束、幾重もの壁となり）（それもやがて消滅し、そこに立つ者は己しか存在せず）忠節、大儀である。――ぬしの宝具も、中々のものよな。まさか我が軍勢が一撃でこうも斃れるとは。

-------- @luck_hire

@Orange_Ravens …必殺をここで、使うことに、なろうとはな（ぜえと肩で息をしながら剣を降ろし） くそ、あんたのどこがアーチャーだってんだ…！！（おもわず素になって吐き捨てて）

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire きちんと“飛び道具”は使っておろう？（あっけらかんと答えつつ、その表情はしたり顔で）それに、我が軍勢内の銃兵らも元は弓兵の集まり。儂がぬしに遠距離よりの攻撃が適しておると判断したならば、ぬしを射貫くべく弓兵として遠方に配置させただろうよ。→

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire いやぁ、実はぬしが思うたより前に出て来てくれたのでなぁ！ 速度も早く、二撃目が入れ易い銃兵が最も善いと思うたのだ。此れが儂の策であるが、どうだ。南蛮の武士よ。悪いもんでもなかろう？（その表情は悪巧みを成功させた悪童の如く、楽しげで）

-------- @luck_hire

@Orange_Ravens ……くっ、まんまと誘いこまれたわけか。やれやれ、これでは策士の名が泣くが、僕単体でやれることはタカがしれていてね……さて、どうしたものかな。『そろそろ、疲れた頃じゃないかい？』

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire そうさな、ぬしが儂のような宝具を持っておれば勝負は分からなんだ。その暗示の奇術と軍勢の併せ手を崩すは（されど不可能とは云わず、暗示の言葉に肩を竦め）別に儂は此処で退いてやっても善いぞ。十分に興じられた上に、ぬしの宝具についても何となく理解が及んだでな。

-------- @luck_hire

@Orange_Ravens 断る。これでも負けず嫌いでね、ここで引いてはやりきれん。……ああ、『君が引きたいと言うのならば、構わないが？』（肩で息をしながら、不敵な笑みを浮かべて語りかけ剣を構えて）

-------- @luck_hire

ぐ、ここで引けるか。妹の名が、すたる…！！

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire ――ふうむ、（一つ、相槌を打てば明確な言葉は返さず、静かに首を傾げ）なあ。ぬし、暗示抜きでの話は出来んのか。策士ともあろうものが、言葉に篭めた力ばかりに頼るなどとは見下げたものよなぁ？ 舌論を弄してこそ策士と呼ぶのだろうに。→

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire 教えてやろう、ぬしの力任せの所業は傍らに侍る策士ではなく傍らより実権を握らんとする暗君そのものよ。その口で我が王の為、と口にするは如何なものか。どう思う？ 策謀家よ（構える相手に、応えるように緩く構えながらも暗示によって既に削がれたそこに戦意はなく）

-------- @luck_hire

@Orange_Ravens ……（つうと目を眇めて、構え直し） 暗示、というより、これは僕の在り方自体でね。そう簡単にやめられるものでもないんだよ。それに、この宝具は、僕の王には通じないさ。それが条件の、僕の宝具なものでね（ぼそりと、吐き捨てて。溜め息をついて、剣を降ろし） →

-------- @luck_hire

@Orange_Ravens ……ああ、だがまあ、確かに、この辺りで終わるのが正解か……

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire ほう？ それは何とも――不運な。儂のような覇道を欲した者からすれば、こうとしか応えられぬが、果たしてぬしにとってそれが幸運だったか不運だったかは、分からんであろうなぁ。（顎に手を添えると、少しばかり唸るように呟いて）→

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire 呵呵！ 未だ儂らの後も“つかえて”おるようだしなぁ。此度は一先ず決着を付けず、次にまた相見える時こそ白と黒、その色を明確に別けようではないか。武士よ。否、儂も此度の戦は愉しかったぞ。矢張り戦は善い！ 此れこそ華の時代を生きた証よ！

-------- @luck_hire

@Orange_Ravens ……騙し打ちしようかとも思ったが、そんな気も失せた（柔く微笑み、武装を解いて） 僕は、生きた。それが僕の答えさ、アーチャー。此度の戦いに感謝を。楽しかったよ（屈託ない笑みを浮かべて）

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire 呵呵、そのような手も嫌いではないぞ。当然、儂にそのようなことをすれば儂の部下が黙ってはおらぬだろうが（そう笑うと己もまた妖刀を腰へと納めて）そうか。生きている内に死んでおらぬのであれば、儂はその生き方を否定せぬ。→

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire 死のうは一定、ぬしの思うところを行ったならばそれこそがぬしが経た生涯の内の光だったのであろうよ。（目を細め、そう語ったならニィ、と口端を吊り上げ）――ああ。愉しかったぞ、武士。次見えたときは、その首級。儂が掲げさせて貰うでな。

-------- @luck_hire

@Orange_Ravens 断る。二度も、誰かに殺されてたまるか。僕の次の死に方は自害か自然消滅と決めていてね。君ごときに、討たれるつもりはないさ。残念ながらね（ひらひら） 僕を負かせたいなら、まずは口のたつ奴を連れてくることだ（にやあ）

烏谷 螢 @or_crv

@huhu_kahire ほぉう。儂の口に躍らされていたにしては中々意気がったことを吐かしおる。ぬしこそ、儂の言葉の真意を読み取れる程度には力量を上げておくことだ。兵力の差は負けた理由にはならぬからなぁ（呵呵と楽しげに笑いながら、挑発することは忘れず）

-------- @luck_hire

@Orange_Ravens なんのことだい？ 僕は宝具でどれだけ押し切れるかを試していただけだ。君こそ、竜を黙らせると言われた僕の口車をまだ味わっていないことを忘れない方がいい。次は、君を騙しにいかせてもらうからね（くすり）