201307めんたね入門講座より〜めんたね流、催眠のキモ。

主宰尾谷幸治による、催眠の捉え方、扱い方のまとめ。 ここは、出ます!
催眠 めんたね ミルトン・エリクソン
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  • mentane @mentane 2013-07-22 10:33:37
    入門で「望み」「意識・無意識」「選択肢」の話をするのはわりといつものことなのだが、そこから先はいつも適当に流れで話したくなったことを話している。今回は「アナロジー(たとえ話)」「無意識的な連想」「既に持っているリソースを引き出す」ことなどを話したり、やって見せるようにした。
  • mentane @mentane 2013-07-22 10:45:24
    前回の入門では意識・無意識概念をその成立過程の仮説を含めて言葉で丁寧に説明してみたが、今回はそういうことは一切しなかった。代わりに催眠誘導のデモンストレーションに時間をかけた。意識せずとも受け取るものがあり、自分も反応するという体験の方が無意識の存在を体感できるかもしれないので。
  • mentane @mentane 2013-07-22 10:48:16
    無意識とは当然、自覚ができないものなので、自分の中に無意識(的脳処理)があってそれが常に動いて自分の思考や言動を作り出していると実感するのは難しい。そういう点では自分の無意識よりも他人の無意識を目撃する方がわかりやすい。
  • mentane @mentane 2013-07-22 10:50:54
    そういう点において一対一でのやりとりよりも複数の人間がいる場の方が無意識の説明をしやすい。Aさんに被験者になってもらえば、周りのBさん、Cさん、DさんはAさんの無意識を見たり感じたりすることができる。次にBさんに被験者になってもらえばAさんもBさんの無意識を見ることができる。
  • mentane @mentane 2013-07-22 10:55:07
    無意識を理解してもらうためにはその先にもステップがある。「ほかの人に無意識があるのだから私もそうなのだろう」とすんなり思うとは限らず、「ほかの人には無意識があってその影響を強く受けるけれども、私は全て意識的にやっている」と自分を特別視する心理が働くことも多いからだ。
  • mentane @mentane 2013-07-22 10:57:24
    自分の無意識の存在を受け入れない心理は「私は特別であらねばならない」「私は意識的にすべてコントロールしている」「自己コントロールできないことはみっともない」といったそれまでの環境や教育から受けてきた信念の影響を強く受けていることが多い。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:00:48
    ぼくが「shuold「~すべし」が強い人」「意識が強い人」と表現しているのはこういうタイプの人だ。こういう人のほうが催眠誘導の被験者になった時にも様々な抵抗を示す。誘導する側としては難しくなるが、様々な抵抗の表れ方に触れることもできるのでとても勉強になるし面白い。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:03:14
    誘導者が「自分は優れた催眠誘導者であらねばならない」という信念を強く持っていると、抵抗の強い被験者を敵視するようになる。ところが、そういうことをしていると結局、催眠に入りやすいひとばかりを選んで誘導することになるので入りやすい人を華麗に誘導する技術しか身につかない。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:05:21
    逆に最初から「今の自分の技量でできることには限界があり、それを伸ばすためにトレーニングしている。だから、当然、誘導を失敗することもあるし、それは普通のことだ」と思える誘導者は抵抗の強い被験者を積極的に誘導する。その結果、抵抗処理の技術や感覚を身につけていける。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:06:43
    ショー催眠術師というのは催眠に入りやすい人を見つけてそれを華麗に演出するのが仕事なので前者のスタイル、催眠には入れない被験者をどこか悪者にしたり被験者のせいにしたりする。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:08:55
    催眠療法、医療催眠、教育催眠という分野では催眠に入りにくい人ほど催眠に入れる必要がある。意識が強い人の意識をほどよく緩めてあげるために催眠に入れる。簡単に催眠に入れる人はわりと普段から意識と無意識との風通しが良い。だから、とりたてて催眠誘導を受ける必要がない。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:11:31
    意識が強い人への催眠誘導の際には各種抵抗が起こることが予想されるので、それに対する各種対応方法のバリエーションを身につけておく必要がある。この抵抗処理技術こそが催眠というジャンルが開発・蓄積してきた財産であり、これは催眠誘導の場以外でも十分に応用可能なものだ。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:15:52
    めんたねが「催眠コミュニケーション」という言葉を使うとき、それは催眠誘導の中で開発されてきた抵抗処理技術を広く一般のコミュニケーションの中でも建設的な方向、働きかけの相手にとってプラスの方向に使っていくことを意味している。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:22:04
    以上、昨日の入門でできれば言いたかったけれども時間がなくて言えなかったこと。みんな「なんだかよくわからないが、ちょっと変わったものを見た」みたいな感じなんだろう。めんたね入門はめんたねのカタログである、と位置づけるようになったので雰囲気だけ感じてもらえればいいのであった。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:24:36
    あとその後の懇親会で催眠療法を既に行っているカウンセラーさんと会話をしていて色々と質問をされたのだけど、その質問に答えていて自分の中で色々と発見があった。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:26:51
    「『私の声だけが聞こえる』という暗示はその暗示に反応できるだろうとどこかでわかっていたからやっていたんですか?」「いいえ、わかりません。わからないからやってみました」というタイプのやりとりが多かった。わかっていてやったんですか?いいえ、わからないからやりました、という形。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:29:29
    エリクソン系催眠誘導の特徴なのか、ぼく個人の特徴なのかはわからないが、まず世界をわからないものとして眺める、という前提がある。相手のことはなにもかもさっぱりわからないという感覚の方が強い。そして、わからないから情報を得る必要がある。そのためになにか働きかけをしてその反応を見る。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:31:00
    暗示に反応するかどうか、相手がなにかに悩んでいたり困っていたりするのかどうか、相手が何を望んでいるのか、全部わからない。わからないから、質問してみたり、なにか働きかけを行って反応を見たりする。そうやって得られた情報をもとにして少しずつ仮説を立てる。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:32:01
    その仮説に基づいて相手を眺めると、さらに知りたいけれどもわからない情報の存在に気づく。すると、再びその情報を得るために質問したり、働きかけを行ったりする。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:34:28
    こういうやりとりには一本道の決まったルートはない。最初の働きかけをしてみたどんな結果が返ってくるのか、ある程度は予想できても、必ず外れる可能性もある。結果が返ってくるまでは、その次にどんな働きかけをするかは決められない。結果が返ってきてから次の働きかけを考え始める。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:36:34
    抽象的な原理原則レベルの話は出来ても完全なマニュアル化は無理である。もしもマニュアルを作ろうとしても「こういった原則に基づいてあとは臨機応変に対応してね」という言葉でマニュアルは埋め尽くされることになる。
  • mentane @mentane 2013-07-22 11:38:53
    めんたねやホスピタルダイアローグはしばしば「難しい」と言われるが、その難しさはここに由来していると思う。お商売的にはもう少し簡単そうに見せる工夫をしたほうがいいのかもしれないけれども、まあ、難しいのが好きだ!というマゾヒスティックな受講生を相手に教える方がこちらとしては楽しい。

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