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kaharakikaku
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ベッドに崩れ落ちるように倒れ伏した彼はいかにも調子が悪そうだ。吐き出す息が短く震えている。水とってくるね、そう言って踵を返そうとして袖口を引かれて止まる。ダメだ、と思うのに。アグリ。熱を帯びた声で呼ばれるとどうしようもなくなる。膝を折って距離を近づけるのだって。
2013-07-28 22:55:03![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
人目の緊張はもうここには存在しない。赤い瞳は濡れて、何かを訴えようとする眼差しに理性が射殺された。ああ、彼を恨めないな。心中、自嘲を呟いて、ねえ俺にどうして欲しい?意地の悪い堕落の呪文を情欲に耐える人 の耳に囁く。
2013-07-28 22:55:08送信直後にふぁぼ通知が来るんだけど、染谷さん、せめて読んでからふぁぼって下さいよ
さいですか。
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出ていけ。部屋に飛び込んできた男に言ったのはそれだけ。ここなら安全だから、緩い笑みの意図が見えない。ジュリー!名を呼びながら追ってきた彼の目がこちらを見て鋭くなる。しまった。いつもの強制執行コースのようだ。連行されるケビンを見送る紫の瞳は楽しそうに言う。ばいばい、スケープゴート。
2013-07-28 23:18:01昇天したらしいので
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@smy_1123 ジュリー「もう昇天してるから、ここは死人に鞭打ってみるのが俺に期待される仕事だと判断した(キリッ)」
2013-07-28 23:26:13なんだこの寸劇
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疲れた。鬱陶しいのを振り払う気力もない。沈黙。ね、こーちゃん、珈琲飲む?聞いたこともない静かな声音。差し出されたマグを一口すれば、自分の好みに違わぬ味。ああ、そういえば長い付き合いだ。感傷。穏やかな笑みを浮かべて告げる。だまされると思うなよ。舌打ち。やっぱりかちくしょう。
2013-07-28 23:49:35調子が良かったので次々
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慈愛の人。彼を表するにはその一言で十分だ。あまねく全てに愛情を注ぐその人が、たった一人にだけ違う眼差しを向けるのを知っている。愛しさに、わずか翳りと痛みをまじえた色を、二人違う色の瞳に分かち合って笑うのだ。それを見るのが何よりも多柄は好きだった。
2013-07-29 00:58:49別の日、ふと思いついた。
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べ、と出した舌先に乗るそれを皿の上に落とす。ななこめ。向こうの皿には同じものが5個。これができるのはキスのうまい証拠だと言うけど、彼の場合は単純に器用なだけだ。だってそもそも経験がほとんどないし。実際どうなのだろう、今度あいつに聞いてみたら怒るだろうか。八つめを作りながら考える。
2013-07-29 22:47:11風呂前にネタ募集。
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恋愛とは、いつになく真面目な声音で言うから、つい居住まいを正して耳を傾ける。恋愛とは。はい。食ったもん勝ちです、言いかけたディーの姿がすっ飛んで、不適切な発言と判断しマシた。脚を振り切った姿勢のままRI-COが告げる。
2013-07-29 23:33:29